【人事向け】カジュアル面談の方法・コツまとめ

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人材紹介や求人広告メインに採用活動をしてきた会社からすると、あまり聞き慣れないものかと思いますが、ダイレクトリクルーティングなど、企業側から求職者に応募を促すような採用手法を取り入れる上で、必ず付いて回るのが【カジュアル面談】です。
この【カジュアル面談】を上手く出来ないと、いくらスカウトを送っても採用決定に繋がりません。

今回は、VOLLECT代表中島が、人事の方々がカジュアル面談をする上での注意点をご紹介します。

カジュアル面談する上で、最も重要なのは、きちんとカジュアル面談の目的を意識することです。カジュアル面談の目的は、「候補者から正式に応募してもらうこと」です。

カジュアル面談で、候補者の見極めをすることは間違っている訳ではありません。しかし、候補者から正式に応募してもらえない状況で、候補者の見極めていても意味がありませんし、応募後には好きなだけ候補者見極めする機会があるので、カジュアル面談時では必要がありません。
これを意識するだけでも、その後の選考プロセスの歩留まりは、かなり改善します。

「前向きに検討します」は、カジュアル面談失敗と捉えるべき

カジュアル面談では、出来るだけその場」で正式応募してもらうこと」を心掛けるべきです。
「現状、転職をあまり考えていないのですが、一度お話聞いてみたい」という候補者の方もたくさんいますが、その言葉を間に受けて、正式応募を促さないのは、カジュアル面談を実施する時間が完全に無駄になってしまいます。
極論を言ってしまえば、「前向きに検討します」という言葉で終わってしまったカジュアル面談に関しても、失敗として捉えるべきでしょう。
そもそも、転職活動を全く考えていなければ、カジュアル面談すら参加しないので、カジュアル面談に参加するという事は、少なからず転職を考えているケースがほとんどです。実際に、カジュアル面談後を実施してから1〜2ヶ月後に、正式応募する方はほとんどいません。正式応募する方は、面談終了時か面談後2〜3日の間には、連絡する方がほとんどです。したがって、「その場」で正式に応募してもらうことが重要です。

初回のカジュアル面談で興味を持ってもらえなかった場合は?

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カジュアル面談を実施したものの、興味を持ってもらえなかった場合はどうすれば良いのでしょうか。

その場合は、カジュアル面談後に再度、面談する面談者を変えてカジュアル面談を実施すべきです。会食スタイル等、面談のスタイルを変えてみても良いかもしれません。時間を空けたとして、興味が後から湧くことは少ないので、早期に2回目のカジュアル面談を組むべきです。

それでも、うまくいかない場合

カジュアル面談が向いていないと考えて、カジュアル面談を廃止しても良いでしょう。スカウトメールを送る際、必ずカジュアル面談にしなければいけないという事はなく、「是非面接にお越しください」というスカウトメールも有効です。

しかし、転職潜在層の候補者をアプローチしたい場合、返信率としては落ちる可能性が高いので、出来るだけカジュアル面談を挟んだ方が良いです。人材要件が広いポジションで転職顕在層が豊富にいそうな場合は、カジュアル面談を省いてしまっても構いません。

カジュアル面談の進め方

上記では、カジュアル面談では、出来るだけその場」で正式応募してもらうこと」を心掛けるべきという事をお伝えしました。
ただ、具体的にカジュアル面談をどのように進めるべきなのかという事に関して言及したいと思います。

応募してもらうというのは、営業で言い換えるなら、商品を購入して頂く為に必要なプロセスと同様です。
つまり商品を提案する時には、(1)顧客の課題をヒアリング、(2)その課題に合わせた商品説明、(3)検討期間を含めた今後のスケジュールの確認というのが大きな流れです。

カジュアル面談の場合で考えると、
(1)候補者の抱えるキャリアの悩みや困っている事をヒアリング
(2)その悩みを自社もしくは募集ポジションであれば解決(現状よりも改善)できるという事の説明
(3)いつまでに応募検討されるのかを確認、
といった流れになります。

(1)のヒアリング内容ですが、候補者はすぐには悩みを明かしてくれませんし、候補者側も自身の悩みが明確になっていないケースも多くあります。特にスカウト経由だと、すぐには転職考えていないという方も多いので、「なぜ転職を考え始めたのか」といった質問は愚問になります。その為、「今回なぜスカウトに返信し、面談に参加してもらえたのか?」という質問を切り口に、「直近、他社のカジュアル面談には参加されているのか?」などの質問をしながら、候補者にとっての、現状と理想のギャップには何が必要なのか、という事を一緒に考えていく事が良いと思っています。

(2)に関しては、最初は難しいですが、基本的に応募する候補者の悩みはパターン化できるので、そのパターンに合わせて話す内容を準備しておいても良いでしょう。面談慣れしている会社の人事であれば、自社に応募する候補者が併願する競合企業も認識しており、その競合と自社の差別化ポイントも準備し、面談に臨まれているケースも珍しくないでしょう。

(3)に関して、基本的には今すぐに応募した方が良い理由をお伝えするべきですが、どうしても検討したいという候補者の場合は、「いつ頃までには転職をしたいのか?」という事を明確にし、そこからの逆算でスケジュールを握るのが良いでしょう。

以上のポイントを踏まえた上で、私も実際に、大手コンサルティングファームでリクルーターをやっていた際、上記を意識しながら候補者一人当たり約15〜20分の電話面談にて実施し、8〜9割の候補者から正式応募に繋がりました。
カジュアル面談の通常所要時間は30〜45分程度が多いですが、短時間で正式応募が貰えれば、鬼に金棒です。
また、ZOOMなどを使ったWeb面談でも良いですが、電話での面談で正式応募が貰えるようになれば、人事側も場所と時間を気にせずに設定できるというメリットがあるので、慣れてこれば電話でも良いかもしれません。

まとめ

・カジュアル面談の目的=候補者から正式応募してもらうこと

・初回の面談において「その場」で正式応募させる事が重要

・初回の面談で応募してもらえない場合は、面談者や面談スタイルを変えて複数回カジュアル面談を実施すべき

・転職潜在層には、選考プロセスにカジュアル面談を入れるべきだが、転職顕在層であれば省いてしまうのも一つの手

・カジュアル面談の進め方は、営業における商談の進め方と基本的には同じ

それ以外にも、
・カジュアル面談ではどのようなことを話すべき?
・カジュアル面談で明らかに求める人物と違ったのに興味を持ってもらってしまった場合はどうすればいいの?
・カジュアル面談の所要時間はどのくらい?
のようなお悩みもあるかと思います。こちらではお伝えしきれなかったノウハウをご提供しますので、ぜひ、お問い合わせください。

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