50社以上のダイレクトリクルーティング支援で見つけたスカウト配信の正しい分析・振り返り方法

みなさんはスカウト配信の分析、振り返りをしていますか?
多くの会社から「具体的にどのように振り返れば良いのかが分からない」という声を耳にしています。
弊社では今まで50社以上のダイレクトリクルーティング導入のコンサルティングや配信代行を行っています。しかし、ダイレクトリクルーティングを導入している会社の90%が振り返りをしていないという状況です。

返信率というのは、
①配信するターゲット(候補者)
②訴求内容(スカウト文面や募集要項)
の2つで構成されています。

弊社が実際に行っている振り返り方法をご紹介しながら、①の配信ターゲットに関して言及していきます。

これを読めば、募集ポジションに興味をもつのはどのようなターゲットなのかが見えてくるはずです。

振り返りをしないことによる弊害

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振り返りをして返信率を上げるよりも、配信通数を増やせば、結果的に母集団形成が出来ると考えるからでしょう。しかし配信通数を増やす事で、ビズリーチなどの媒体運営企業に対してスカウト購入費用が発生するのでコストが余計に発生します。また、配信通数を増やす事で送る候補者のプールが枯渇してしまう可能性があります。

弊社がお取引している会社もそうですが、エンジニア採用をしている会社は、採用したいエンジニアのデータベースがどれだけあるかが最も重要です。データベースが枯渇すれば、他のスカウトサービスを購入すれば良いのですが、一定数エンジニアの登録があるような実際に使えるスカウトサービスはかなり限られています。またスカウトを送りすぎた結果、会社のブランドが毀損されてしまうというリスクもあります。

このようなリスクがある中で振り返りする事は大変に重要です。

スカウト返信率が高まる分析例

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下記のようなターゲットに対して1000通スカウトを配信した所、
返信率が5%(応募数50名)という結果になったという事例を元に解説します。

<当初要件定義したターゲット要件>
・年齢:25〜35歳
・求める経験:営業経験
・性別:不問
・学歴:大卒以上
転職回数:1回以下
・現年収:500万円以下

その場合、20代からの返信は10名で、残り40名は30代だとします。よくスカウトを振り返っていると言っている方は、この結果だけを見て、これからは30代にフォーカスした方が良いという結論になってしまいます。

しかし、20代に100通、30代に900通送った結果だとしたらどうでしょうか?20代の返信率は10%、30代の返信率は4.4%になりますので、20代の方が、効率的に母集団形成が出来ている事が明白です。

また、営業経験と言っても、1000通送った候補者の中には、個人営業経験者なのか、法人営業経験者、両方の経験者なのか、分かれてきます。

媒体・属性ごとに細かく分類した結果

スカウト送付者を媒体・職種・男女・年齢などに分類し、最も返信率が高い所をあぶりだします。

もちろん、初めから詳細に分解してしまうと、計算する数が増えすぎてしまうので、一定影響がありそうな要素はどれなのか(返信率の差が出そうな要素はどれなのか)仮説立てして分解します。(下述しますが、分解しすぎてもあまりメリットがありません)

分解して返信率を出した結果が下記の表です。

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返信率が高い所を緑色にしているのですが、
上記の表だと
・媒体はWantedly
・職種別だと個人営業経験者
・性別による影響はなさそう
・年齢別だと25〜30歳
・年収別だと400万円以下
・転職回数だと0回
に当てはまる候補者の返信率が高くなっています。

弊社実績でも、こういった情報を元に再度要件定義を行った上で、スカウト配信を行うと返信率を必ず高める事が出来ています

分析時に注意すべきポイント

当初要件定義したターゲット要件よりも必ず絞られてしまうので、そのターゲットが利用している媒体上に登録がどのくらいあるのかを調査しておく必要があります。

もし絞ってしまうと登録がいないとなってしまう場合は、返信率の差が小さい所(上記でいうと年収の所)から順に、一旦無視してもいいかもしれません。返信率の差が大きい所の優先順位を高くして、再度要件定義をしてください。

コストメリットはどれくらい?

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結果的に、この分析を行う事で、1000通で50応募だったポジションが、500通で50応募まで伸ばす事が出来れば、年間200万円程度のコストメリットを生み出す事も出来ます。

・1000通×スカウト単価2000円=¥2,000,000
・¥2,000,000÷50応募=¥40,000(応募単価)

・500通×スカウト単価2000円=¥1,000,000
・¥1,000,000÷50応募=¥20,000(応募単価)

1応募あたり¥20,000のコスト削減が出来、
年間100返信あれば、¥2,000,000のコスト削減につながる。

ダイレクトリクルーティングに不安を抱える人事の方へ

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VOLLECTでは、ダイレクトリクルーティングの代行と、スカウト管理ツールの提供をしています。

・ダイレクトリクルーティングを導入したいけれど工数やノウハウが心配

・導入しているけれど上手く活用できていない

・エージェントや求人媒体などの従来の採用手法では採用が上手くいかなくなってきた

エンジニアを採用したいがメール作成を自社のエンジニアに協力してもらうのは難しい

など、ダイレクトリクルーティングでのスカウトにお悩みの企業/採用担当者の方がいらっしゃいましたらお気軽にこちらからお問い合わせください。

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