【企業向け】TECH OFFER(テックオファー)とは?評判・料金・内定率について解説
「TECH OFFER(テックオファー)」は、新卒採用向けのダイレクトリクルーティングサービスの中でも理系学生の採用に特化したサービスです。理系学生の採用に向けて利用を検討している企業・人事担当者様も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、採用支援事業に8年間従事してきた筆者が、人事向けにTECH OFFERの評判や料金、内定率、そしてTECH OFFERの特徴である自動オファーについて解説します。
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目次
TECH OFFER(テックオファー)とは
TECH OFFERは、株式会社テックオーシャンが運営する理系学生に特化したダイレクトリクルーティングツールです。
機械、電気電子、情報系、化学系、建築土木系などの理系領域を専攻する高い専門性を有した学生に対してアプローチできます。また、技術スキルや教員名、技術キーワードなど、理系ならではの条件で学生検索できる点が強みです。
さらに、事業部ごとや事業所ごとにアカウントを設け採用活動を展開できるため、人事だけではなく現場社員も事業部アカウントからオファーを送付することができます。
2011卒学生向けにサービスをリリースして以降、年々学生の利用者数・企業の導入数を増やし、今では機電系学生・情報系学生の3人に1人が利用、約500社もの企業が導入するサービスへと成長しました。
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TECH OFFER(テックオファー)の特徴
続いて、TECH OFFERの特徴を紹介します。
理系学生に特化したターゲットリクルーティングツール
⽇本マーケティングリサーチ機構の調査では、「理系学⽣利⽤実績 No.1」(2023年4⽉期_指定領域における市場調査)を獲得しています。
多様な分野に精通した学生が登録しているため、これまでの採用手法ではリーチが難しかった、専門性に長けた学生にもピンポイントでアプローチできるでしょう。
また、登録学生のうち45%がプログラミングスキルを有しており、プログラミングレベル2以上(リファレンスがあれば利用可能)の学生は、全体の88.6%を占めます。
豊富な研究室データベースと技術キーワード
TECH OFFERには、4万件の大学研究室、研究内容・指導教員に紐づいた100万件の技術キーワードを独自に構築した強靭なデータベースがあります。
学生の基本情報だけではなく、『研究内容のキーワード』『プログラミングスキル』『研究室』『指導教員』など、粒度の細かい理系特有の検索も可能になっており、自社の求める学生像に近い学生に対してピンポイントでアプローチできます。
理系採用にありがちな採用ミスマッチもオファー段階で極力防げるでしょう。
なお、TECH OFFERを運営する株式会社テックオーシャンは、このデータベースを構築するために、学生の集客にも力を入れています。
例えば、学生管理画面に『後輩・紹介機能』を設置したり、友達紹介キャンペーンを行ったり、大学授業と連携を図り学生に対して広報活動を実施したりと、常に新しい学生の登録が行われる状況を作り出しています。
⽇本マーケティングリサーチ機構の調査で『学⽣のアクティブ数No.1』『アクティブ率No.1』を獲得していることからも、意欲の高い学生が登録していると言えるでしょう。
TECH OFFER(テックオファー)の自動オファーについて
TECH OFFERには、ダイレクトリクルーティングサービスには珍しい『自動オファー』機能が搭載されています。
ここではその自動オファーの内容を見ていきましょう。
人事の工数が削減される
「自動」とあるとおり、事前に技術キーワードや所属研究室などの検索条件を設定し、各条件に合致するオファー文の登録をしておくことで、対象学生が現れたタイミングでオファー文が配信される機能です。
また、条件によってオファー文の変更が可能であり、自動オファーにありがちな単一的な訴求を防ぎつつ多様な側面からのアプローチを可能にしてくれるでしょう。
オファー受諾までの運用をほぼ自動化できるため、人事担当者の負担やオファー送付にかかる労力・時間の削減にも寄与することが期待できます。
わずか4ステップで使用可能
ここでは、TECH OFFEの特徴的な機能である『自動オファー』の利用方法について紹介します。
ターゲット設定
まず基本属性・技術キーワード・所属大学・研究室などからオファーを送付したい学生を絞り込み、ターゲット設定をしましょう。
オファー文設定
続いて、ターゲットに合わせたオファー文を設定します。
ターゲットごとにオファー文を設定できるため、工数を削減しつつも個別感を感じられるオファー送付が叶うでしょう。
オファー自動配信
ターゲットやオファー文を設定した後は、自動でオファーが送信されます。
ダイレクトリクルーティングの中でも最も工数のかかる工程の簡略化を図れるため、リソース不足に悩む企業様にとって運用負担の少ないサービスと言えるでしょう。
コミュニケーション開始
学生がオファーを承諾したら管理画面にて個別にコミュニケーションを図れるようになります。オファー送付にかかる労力・時間を削減できる分、学生とのコミュニケーション時間を十分に確保できるでしょう。
TECH OFFER(テックオファー)導入で解決が期待できる採用課題
ここでは、TECH OFFERを導入することで解決する採用活動における悩みを紹介します。
次に紹介する採用課題に悩む企業様・人事ご担当者様の場合、TECH OFFERを導入することで採用課題の改善・解消が見込める可能性もあるため、前向きに導入を検討してみてはいかがでしょうか。
母集団の形成に苦戦している
母集団の形成に苦戦している企業は、従来の採用手法では学生に対し十分に自社のアピールができていない可能性があります。
TECH OFFERでは、粒度の細かい条件検索のもと、学生1人ひとりに対しアプローチできます。自社の魅力や仕事のやりがい・面白さをピンポイントで訴求できるため、学生からも感度の高い反応が得られるでしょう。
また自社を知らない学生や自社の属する業界に興味・関心のない学生など、これまで接点を持つことがなかった学生に対してもアプローチできるため、より幅広い対象の中から母集団を形成していくことができます。活用次第では質・量共に充足した母集団を形成できるでしょう。
TECH OFFERを導入すると専任担当者がつき、「オファー・テンプレートの添削」「KPI設定」「運用改善」など、TECH OFFERを活用した理系採用の成果を最大化するためさまざまなサポートをしてくれます。
初めてダイレクトリクルーティングを導入する企業でも、運用をスムーズに軌道に乗せていくことができるでしょう。
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人的・時間的リソースが足りていない
ダイレクトリクルーティングは、オファーを送るために、ターゲット学生1人ひとりのレジュメを一読したり、条件に該当する学生を検索したりと工数のかかる採用手法です。
そのためダイレクトリクルーティングのメリットや魅力を理解し、導入を希望しながらも人的・時間的リソースが足りず、ダイレクトリクルーティングに取り組めない企業様・人事ご担当者様も少なくないかと思います。
その点、TECH OFFERには、『自動オファー』機能が搭載されており、オファー送付にかかる工数を削減してくれます。
ダイレクトリクルーティングの中でも一番工数のかかるオファー送付の労力・時間を、追加コストをかけることなく削減できるため、人的・時間的リソース不足に悩む企業様・人事ご担当者様にとって強い味方となるでしょう。
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そもそも理系学生との接点がない
TECH OFFERは、そもそも理系学生との接点がないといった悩みに対しても非常に有効なサービスです。理系学生に特化したサービスであることから、理系学生との接点を図れる新しい採用チャネルとなるでしょう。
特にTECH OFFERは、オファーを通して多くの⾃社認知を創出できるツールです。中でも、文系学生が活躍するイメージの強い事業を展開している企業にとっては、理系学生に対し企業イメージを一新できる機会にもなるでしょう。
「今後の事業展開を⾒据え、専⾨性の⾼い優秀な学⽣を採⽤していきたい」「⾃社の事業領域からイメージしづらい専攻での採⽤に苦戦している」などの理系採用にありがちな採用目標・課題に対しても高い成果を期待できるツールと言えます。
関連記事:採用課題をどう解決する?大企業や中小企業など規模別に解説
TECH OFFER(テックオファー)の評判・口コミ
TECH OFFERの評判を、企業目線・学生目線に分けてご紹介します。
TECH OFFERを利用する企業の評判・口コミ
初年度利用に伴い柔軟にご提案いただいたので、ニーズにあった形でスモールスタートすることができました。 出会いたい学生について、事前に細かな要件整理は必要ですが、利用開始後は要件にあった学生さんをレコメンドしていただけるため、ダイレクトリクルーティングの弱点である工数面の課題をクリアできていると感じます。(参照元:ボクシル)
学生が学んでいる分野と企業が求める分野が合致している対象者にオファーを出す仕組みのため、親和性の高い学生を集める事が出来る点が良い。
また、定期的に担当者との打合せを設けていただけるため、各企業に応じた戦略や改善など、きめ細やかにサポートしてもらえる点も良い。 (参照元:ボクシル)
オファー型採用の取り組みが初めてである中、ご担当者様との定期的なお打ち合わせにより当社における学生への効果的なアプローチ方法や対策、戦略等の細やかなアドバイスをいただき、不安材料が大幅に軽減されました。 機能面においては、特に学生との連絡方法がチャット形式であるため文章全体が振り返りやすく、また学生から返信を含むアクションがあった際はメールへ自動通知され、スムーズな対応に繋がったと感じております。(参照元:ボクシル)
TECH OFFERを利用する学生の評判・口コミ
研究や教授の名前を書く所がある、理系学生が利用しやすいアプリです。
大手企業からのオファーが結構来るので、その辺を狙う人にはオススメです!(参照元:X)
いまTechoffer確認したら第一志望のうちの一つ(矛盾)から着てて目玉飛び出てる 初めてこのサイト使ってて良かったって思った(参照元:X)
理系だったら、スカウトアプリは
・テックオファー
・ラボベース
がおすすめ!BtoBだから一般的に有名ではないけど、その業界ではトップ企業とかシャア率No.1の企業から早期選考だったり個別面談のスカウトメール来るから!平均年収800万以上の大手企業からメール届くことも多かったです!(参照元:X)
TECH OFFER(テックオファー)の利用料金
TECH OFFERの料金は、定額制と成功報酬型があります。
定額制の中には、オファー可能件数やアカウント数によって複数プランが存在します。
詳しい料金に関しては、公式サイトよりご連絡ください。
TECH OFFER(テックオファー)の内定率は?
TECH OFFERの内定率は公表されていないものの、オファー開封率は80%(※)と極めて高い数値を誇っています。
この開封率の高さは、アクティブユーザーが多い点と2種類の切り口からオファーを送付できる点にあると言えるでしょう。
TECH OFFERは、理系学生ならではの「技術」をベースにターゲット選定ができる『スペシャルオファー』と、「条件・志向性」といった学生が志望している就労条件などから検索できる『パーソナルオファー』の2種の切り口から学生を検索できます。
必ず採用に至るとは断言できないものの、技術面に関しては深く、パーソナル面に関しては広くアプローチできるため、多様な側面から自社にマッチする学生を検索できます。そのため、多くの学生に対してリーチを図ることができるでしょう。
TECH OFFER(テックオファー)を利用している大手企業の例
テックオファーを導入している日本の有名な企業は数多くあります。下記はその一例です。
- ソフトバンク:ソフトバンクは、特にAIやIoT(モノのインターネット)などの分野でテックオファーを導入しており、技術職の採用に力を入れています。
- 楽天:楽天はeコマースやフィンテック、デジタルコンテンツなどの分野で技術職の採用にテックオファーを利用しています。
- LINE:LINEはメッセージングサービスや関連アプリケーションの開発において、ソフトウェアエンジニアやデータサイエンティストなどの技術職にテックオファーを導入しています。
- リクルート:リクルートはHRテクノロジーやマーケティングテクノロジーの分野で技術職を採用しており、テックオファーを利用しています。
- 日立製作所:日立製作所はITサービスやシステムインテグレーションの分野で技術職を積極的に採用しており、テックオファーを導入しています。
- 富士通:富士通はクラウドコンピューティング、AI、IoTなどの分野で技術職を採用しており、テックオファーを利用しています。
スカウト採用なら「PRO SCOUT 新卒」
ダイレクトリクルーティングに特化した採用支援「PRO SCOUT 新卒」提供しています。
パナソニックやラクスルなど大手企業を筆頭に、700社以上の支援実績があります。
「マンパワーが足りない」「媒体を上手く活用できていない」といったお悩みをお持ちでしたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。
まとめ
本記事では、TECH OFFERの特徴や料金、独自機能の1つである『自動オファー』などについて紹介しました。
「オファー送付にかかる労力・時間を削減できる」「4万件の大学研究室、100万件の技術キーワードを網羅したデータベースが魅力」と評判のTECH OFFER。
さらに、運営に向けたサポート・支援が充実しており、ダイレクトリクルーティングサービスには珍しい自動オファー機能も搭載されています。
初めてダイレクトリクルーティングに取り組む企業や採用活動のリソース不足に悩む企業にとっても導入しやすいサービスと言えるでしょう。
理系学生の採用に苦戦している企業はもちろん、新しく理系採用に取り組む企業や事業領域拡大に向けて新たな領域の理系学生を採用したいと考えている企業は、ぜひTECH OFFERの利用を検討してみてはいかがでしょうか。
投稿者プロフィール
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採用系コンサルタントとして企業の採用サポート・採用戦略構築・採用ノウハウの提供を行いながらライターとしても活動中。
得意分野は新卒採用とダイレクトリクルーティング。
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