マイナビジョブ20’sスカウトの特徴や評判は?料金やダイレクトリクルーティング利用のメリットも
ダイレクトリクルーティングは従来の求人方法とは異なり、企業側から求職者に対して積極的にアプローチをする採用方法です。企業が求める人材をスカウトすることで企業と求職者間でのミスマッチを防止し、優秀な人材を効率よく獲得できると近年注目を集めています。
お馴染みの「マイナビ」でも、2021年2月22日からダイレクトリクルーティングサービスの「マイナビジョブ20’sスカウト」を開始しています。
今回は、マイナビのダイレクトリクルーティングサービスの概要を説明した後、マイナビジョブ20’sスカウトのメリット・デメリット、評判、利用するポイントを詳しく解説しています。是非最後までご覧ください。
また、ダイレクトリクルーティングサービス選びにお困りの方は下記資料もご活用ください。
スカウトサービス選びにお悩みの人事のために、90ページに渡り、スカウトサービス13個の使用感や料金を比較した資料をご用意しております。 以下からお受け取りいただき、自社にフィットするサービス選びにお役立てください。▼去年300名以上にダウンロードされました!▼
目次
マイナビのダイレクトリクルーティングサービスの種類
マイナビのダイレクトリクルーティングサービスには下記の4種類があります。
マイナビ転職のスカウト機能
新卒向けマイナビスカウト機能
マイナビジョブ20’sスカウト
マイナビスカウティング
それぞれに特徴があり、企業の求める人物像によって利用するサービスを使い分ける必要があります。ここでは各サービスの特徴について解説していきます。
①マイナビ転職のスカウト機能
画像参照元:公式サイト
有名なマイナビ転職ですが、実はダイレクトリクルーティングも取り入れており、WEB履歴書を確認した企業や転職エージェントがスカウトを送ります。
企業側はあらかじめ求める人材条件を登録しておくことで、条件が一致する求職者に対し漏れなく求人をかけることが可能です。
もちろん企業側から選び抜いた人材を直接スカウトすることも可能です。
「希望マッチ」「経験マッチ」「条件マッチ」「転職エージェント」の4種類のスカウトがあります。
他にも、プレミアム特典やスカウト特典、スカウト限定特典などの求める人材にアプローチしやすい機能が豊富に用意されています。
マイナビ転職スカウトを利用することで、求める人材の獲得と手間を短縮することができます。
②新卒向けマイナビのスカウト機能
マイナビには新卒向けのスカウトサービスがあります。
例えば2025年卒業の学生に向けた「マイナビ2025」には、企業側が優秀な新卒を獲得するためのスカウト機能があります。
企業側は学生が匿名で登録した自己PRを確認し、スカウトを送る仕組みです。
自己PRでは、下記内容を書いている学生がいます。
研修・勉強内容
資格・特技・スキル
アルバイト経験
個性をアピール
海外体験
学生生活
インターンシップ
③マイナビジョブ20’sスカウト
画像参照元:公式サイト
マイナビジョブ20’sは20代に特化したダイレクトリクルーティングサービスです。
近頃は終身雇用ではなく、転職してキャリアアップを目指す20代も多く、転職市場を賑わせています。
第二転職を目指す20代の特徴
柔軟性に優れている
成長意欲が高い
社会経験があり一定の社会常識を有している
即戦力になる
20代に特化したマイナビジョブ20’sスカウトを利用すれば、高い向上心をもった20代を見つけスカウトすることができます。
上記でご紹介したマイナビ転職と新卒向けマイナビは、求人広告や人材紹介が中心で、ダイレクトリクルーティングはサブ的な機能となっています。
マイナビジョブ20’sスカウトと下記で紹介するマイナビスカウティングは、上記の2つとは異なり、スカウトサービスとして確立されているのが特徴です。
スカウト返信率にお悩みの方や、採用代行をお探しの方は
ソニーや博報堂など700社以上が導入した「PRO SCOUT」がおすすめです。
まずは資料をご覧ください。
④マイナビスカウティング
画像参照元:公式サイト
マイナビスカウティングは、年収600万円以上のハイクラス層をターゲットにしたスカウトサービスです。2024年に誕生し、安藤サクラさんを起用した大規模プロモーションを行っています。
スカウトの質にこだわっており、一括配信の廃止や、エージェントの厳しい審査などが行われています。
マイナビジョブ20’sスカウトの登録者属性(2024年4月時点)
上記グラフは、2024年4月のデータです。
25歳以下が7割以上を占めており、若手に特化しているスカウトサービスであることがわかります。
学歴は、大卒以上が約7割、高卒が約1割、専門学校が約1割となっています。
文系が6割、理系約2割、専門職・その他(専門学校卒業者など)が約2割と、幅広い属性の登録者がいます。
スカウトサービス選びにお悩みの人事のために、90ページに渡り、スカウトサービス13個の使用感や料金を比較した資料をご用意しております。 以下からお受け取りいただき、自社にフィットするサービス選びにお役立てください。▼去年300名以上にダウンロードされました!▼
マイナビジョブ20’sスカウトの利用企業
画像参照元:公式サイト
IT、不動産、小売など、幅広い業界の企業が利用しています。
- 楽天モバイル
- 日本生命
- SHIFT
- ALH株式会社
- BuySell Technologies
- 株式会社 日本エム・ディ・エム
- 株式会社スミフルジャパン
- 住友不動産販売
- アットホーム株式会社
- 西松屋
- DMM Bitcoin
- 株式会社ミルボン
ダイレクトリクルーティングでマイナビジョブ20’sスカウトを利用するメリット
ダイレクトリクルーティングサービスであるマイナビジョブ20’sスカウトを取り入れるメリットは下記のとおりです。
20代の優秀な人材を見つけられる
応募率・応募数を共に上げられる
月額料金0円!ランニングコストがかからない
選考や面接などの採用コア業務に集中できる
ここでは、それぞれのメリットについて具体的に紹介します。
20代の優秀な人材にアプローチできる
マイナビジョブ20’sは20代に特化しており、年間約73,000人もの20代が登録するなど求職者も多いため、20代の優秀な人材を見つけることが可能です(参考:マイナビジョブ20’s)
登録者の70%以上は25歳以下の若手。また、65%以上は大学・大学院卒です。
経験職種は、営業・販売系が最も多く、次に事務系、SE/技術系と続きます。
20代採用は、社内文化に浸透しやすい、将来を担うコア人材になりやすいなどのメリットがあります。事業を拡大していくためには、優秀な後継者の確保と育成が欠かせません。
意欲的で向上心のある20代をターゲットにスカウトできるのは大きなメリットと言えます。
応募率を上げられる
応募率が高いことも人材確保のためには欠かせないポイントです。
通常の転職スカウトサービスのオファーメールは、ヘッドハンターやエージェントからのスカウトが多く、企業からのスカウトが埋もれてしまうことがあります。
優秀な人材を確保したい企業にとって、このような機会損失は避けたいところです。
マイナビジョブ20’sでは、ヘッドハンターやエージェントが利用していないため、スカウトが埋もれにくいです。実際、開封率は60%です。
また、送信したスカウトメッセージは、メールだけでなく、マイページの内のトップページの目立つところに通知されます。
確実に求職者に認知してもらえる仕組みだからこそ、応募率を上げることができます。
月額料金0円!ランニングコストがかからない
マイナビジョブ20’sはスカウト通数無制限で無料のため、ランニングコストがかかりません。
通常の転職サイトだと掲載するだけで月数十万円かかりますし、スカウトサービスを利用するとなると、更に数十万の費用がかかります。
予算が限られている企業にとっては求人コストが大きな痛手となりますよね。
マイナビジョブ20’sは初期費用0円の完全成功報酬型サービスなので、求人コストを抑えながら優秀な人材を獲得するのに適しています。
選考や面接などの採用コア業務に集中できる
ダイレクトリクルーティングは求職者1人1人に合わせたアプローチを行うため、1人1人に応じたスカウト文の作成や日程調整、求職者の検索など運用が難しいと感じる企業も多いでしょう。
しかしマイナビジョブ20’sスカウトであれば、面倒なメールの作成などの煩雑な工程は一切不要です。スカウトメールテンプレートや日程調整の代行があり、面倒な業務はマイナビジョブ20’sスカウトに任せて面接や書類選考などのコアとなる業務に専念できます。
人事担当者の業務を大幅に解消し、効率的かつ効果的な採用をしていきましょう。
ダイレクトリクルーティングでマイナビジョブ20’sスカウトを利用するデメリット
ダイレクトリクルーティングで、マイナビジョブ20’sを利用するデメリットは下記のとおりです。
入社時に人材紹介と同程度の費用がかかる
即日利用できるわけではない
一方、ここではデメリットを解説していきます。
入社時に人材紹介と同程度の費用がかかる
マイナビジョブ20’sスカウトは、完全成果報酬型です。
マイナビジョブ20’sスカウトの価格は、理論年収×35%(税別)/人と、一般的な人材紹介と同様です。
スカウトサービスには「成果報酬型」と「定額型」の2種類の料金体系があります。成果報酬型はスカウトにより入社が決まれば費用が発生し、定額型はあらかじめ月若しくは年単位で決められた費用が発生するタイプです。
スカウト通数無制限でかつ無料、月額料金も0円とランニングコストがかからない分、求職者が入社した際に費用が発生するのは覚えておきましょう。
即日利用できるわけではない
マイナビジョブ20’スカウトの利用は最短で5営業日ほどかかり、即日で利用ができません。
ただし即日利用ができないのは、マイナビジョブ20’スカウトだけではありません。
他のダイレクトリクルーティングサービスにおいても、初期設定やデータベース登録などがあり「最短◯営業日から利用できます」とされているので即日利用はできいない場合が多いです。
即日利用ができないことを念頭に、余裕をもって導入しましょう。
マイナビジョブ20’sスカウトの料金
マイナビジョブ20’sスカウトは、完全成果報酬型で、1人採用につき理論年収×35%が発生します。
また、早期退職の場合は返金制度があります。そのため、入社後にミスマッチが生じた場合のリスクを抑えた採用活動を進められます。
採用が決定するまでは、初期費用や月額費用が一切発生しないのは嬉しいですが、35%の手数料が発生するため、人材紹介と比べたコストメリットはありません。
なお、2023年9月~12月は、キャンペーンで手数料が25%になっていました。
※理論年収とは:月次給与の12か月分、
マイナビジョブ20’sスカウトを利用する際のポイント
企業がマイナビジョブ20’sスカウトを利用する際は、スカウト特典を活用するのがポイントです。
9種類のスカウト特典によって、求職者に自社の魅力を効果的に伝えたり、面接の心理的ハードルを下げられたりします。
マイナビジョブ20’sスカウトでは、以下のスカウト特典の活用が可能です。
「書類選考の免除」や「一次面接の免除」などスカウト特典次第では、自社の採用業務にかけるコストも抑えられるのです。
スカウト特典 | 内容 |
書類選考免除 | 書類選考を免除できる |
一次面接免除 | 一次面接を免除できる |
社長面接確約 | 初回の面接が社長である |
最終面接確約 | それまでの面接を免除し、最終面接に進められる |
カジュアル面談 | 選考とは関係のないカジュアルな話ができる機会がある |
面接交通費支給 | 面接会場までの交通費を支給してくれる |
前職給与保証 | 採用の際、前職の給与の下回らない金額を掲示してくれる |
web面接可 | web上での面談が可能 |
会社見学 | オフィスの雰囲気を見学できる機会がある |
マイナビジョブ20’sスカウトの口コミ・評判
マイナビジョブ20’sスカウトの口コミや評判を、企業目線・利用者目線に分けて紹介します。
利用者の口コミ・評判
dodaでマイナビジョブ20’sからスカウトきた! 1年未満しか職務経験がない人は断られて利用出来ないというツイート見たけど、使えるみたい。 新卒の時に同じ会社のマイナビ新卒紹介で内定取れた事だし、転職でも内定取れたらうれしいな。(参照元:X)
転職サイトはUIが分かりにくいものが多い(項目が多くごちゃっとしている)印象でしたが、マイナビジョブ20’sスカウトはデザインがスッキリしていて使いやすかったです。履歴書や職務経歴書も、テンプレートに沿ってつくるだけで完成させられたので、とても良かったと感じています。(参照元:ボクシル)
企業側の口コミ・評判
価格面でも、入社に伴う成功報酬システムである為、メッセージの送付自体には課金されないのが非常に助かる。 採用側から求職者のプロフィールを見てアプローチしていく形なので、自社が必要としているスキルの人材に直に当たっていける(参照元:ボクシル)
採用までは無料で探すことができて、探す際の採用希望者の情報もかなり豊富に掲載されているので、探している人材を選びやすいツールです。若手のやる気のある人を選びやすかったです。(参照元:ボクシル)
第二新卒・既卒者に特化したマイナビのスカウトサービスです。従来の採用のように求職者からの応募を待つだけではなく、こちらから求職者に対して、スカウトアプローチがかけられます。無料で使える点も大きなメリットです。第二新卒・既卒者が中心となりますが、母集団形成方法の一つにはなります。なお、導入にあたっては(営業担当次第だとは思いますが)、私の時は営業担当がしっかりサポートしてくれました。(参照元:ボクシル)
ダイレクトリクルーティング支援なら「PRO SCOUT」
「PRO SCOUT」では、700社以上の実績をもとにダイレクトリクルーティングを中心とした採用ご支援が可能です。
エンジニア採用案件には元エンジニアが担当するなど、各領域のプロフェッショナルが業界のトレンドを把握しながら他社事例をもとに採用をご支援します。月額10万円〜と料金もリーズナブル。
スカウトを送る時間が割けない、スカウトで採用決定を出したい、などのご希望がありましたら、ぜひ下記より詳細をご覧ください。
ダイレクトリクルーティングサービスの選び方
ダイレクトリクルーティングサービスを選ぶ際に確認したいポイントは下記のとおりです。
料金体系
自社の採用したいターゲット層の登録者数
開封率や応募率の高さ
採用活動が激化している近年において、近年は採用活動のオンライン化や企業と個人の接点強化が求められており、ダイレクトリクルーティングは非常に効果の高い採用活動といえます。
選び方を押さえることで、より自社にマッチした人材を確保できるでしょう。
料金体系
サービスを選ぶにあたって料金は必ず確認するポイントです。
ダイレクトリクルーティングサービスを導入するにあたって「初期費用」「ランニングコスト」は気になりますよね。
料金体系 | 特徴 | 価格目安 |
成果報酬型(1名採用につき◯円) | ランニングコストがかからない | 新卒 30万~70万円
中途採用 年収の15%~35%(プランや媒体により変動) |
定額型(月額、年額◯円) | 採用人数が多ければ割安になる | 300~400万(プランにより変動) |
成果報酬型はランニングコストのかからないので、採用活動にさける予算がない企業でも、採用の機会を最大限に上げることができることでしょう。
定額型は成果に関係なくサービスの利用に料金がかかる先行投資型です。
定額制の場合、採用人数が多ければ採用者1人あたりの採用コストを低くすることが可能です。
成果報酬型、定額制どちらの料金体系にも一長一短があるので、自社の資金力などを考慮して検討してください。
自社の採用したいターゲット層の登録者数
ターゲット層の多いダイレクトリクルーティングサービスを利用することで、条件とマッチする人材の絶対数が多くなり、優秀な人材を効率的に見つけることができます。
例えば、20代を探すなら登録者34万人で年間約73000人もの20代が登録している「マイナビジョブ20’sスカウト」が20代に特化したサービスのため効果的です。
他にもエンジニア転職やハイクラス転職特化のサービスもあるので、自社のニーズにあったダイレクトリクルーティングサービスを利用しましょう。
登録者の年齢層や特徴をリサーチすることは、効率的かつ効果的な採用活動に欠かせない要素になります。
開封率や応募率の高さ
開封率や応募率が高いサービスを選ぶことは採用率の高さに直結します。
条件がマッチする求職者を見つけても、スカウトメールが開封されなければ意味がありません。
開封されない原因としては、「他のメールに埋もれてしまって、そもそも気づかれていない」などが考えられます。
開封率や応募率を上げるには、アクティブユーザーが多いことやサービス特有の強みがあることが求められます。
例えば「マイナビジョブ20’sスカウト」ではメールに加えて、マイページ内のトップページ内に表示されるといった工夫をしており、開封率60%を誇っています。
優秀な人材にスカウトを出しても気づいてもらえなければ機会損失になりますので、開封率や応募率もしっかり確認しておきましょう。
自社に最適なダイレクトリクルーティングを効果的に活用しよう!
ダイレクトリクルーティングサービスを利用することで、従来の求人票を出して待つだけの採用活動ではなく、企業側から自社にマッチする人材に対し積極的にアプローチをする攻めの採用活動が可能になります。
一方で、運用の仕方や導入時期などにデメリットもあります。
転職市場が激化する近年において、企業が自社にマッチする人材を効果的に効率よく採用するうえでダイレクトリクルーティングサービスは利用価値の高いサービスです。
今回紹介した内容をふまえて自社に最適なダイレクトリクルーティングサービスを取り入れ、優秀な人材を獲得していきましょう。
ダイレクトリクルーティングサービス選びにお困りの方は資料もご活用ください。
ダイレクトリクルーティングサービス
徹底比較レポートはこちら
投稿者プロフィール
- 株式会社VOLLECTにて採用コンサルタントとして従事。大手広告代理店のDXコンサルタント職や、大手IT企業でのエンジニア採用など、多数の採用支援実績を持つ。