【企業向け】ABABA(アババ)はどんなサービス?評判や導入企業を紹介

難関企業や大手企業への入社は学生にとって狭き門であり、優秀な人材でも不採用となってしまうことがあります。

そういった企業の最終選考まで残った学生だけに絞って採用活動ができたら、質の高い採用活動ができるよいうになるとは思いませんか?

そんな人材を採用するためにリリースされたのが、新卒スカウトサービスの「ABABA(アババ)」です。

本記事では、企業の採用担当者に向けて、「ABABA」のサービス内容や導入するメリットなどについて解説します。

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ABABA(アババ)とは

画像参照元:ABABA公式サイト

まずはABABAについて、基本的な情報を押さえておきましょう。

ABABA(アババ)の特徴

ABABAは最終面接まで進んだ人材だけを対象にスカウトを送ることのできる、新卒向けダイレクトリクルーティングサービスです。

大多数が一次面接までで不採用となる中で最終面接まで進めたということは、その時点である程度能力やポテンシャルが保障されている学生であるとも言い換えられます。

また、どの企業の最終面接まで進んだかが可視化されているため、競合他社が採用を見送った学生をスカウトすることも可能です。

歴史としてはまだまだ振興サービスですが、2024年3月にはABABAの総調達額は約5.7億円をしており、注目が集まっています。

就活後半に強いサービスであるため、採用計画がビハインドしている時などに、ぜひともおすすめしたいサービスです。

お祈りメールならぬ“エール”とは

企業が不採用者に対して送る、採用の成功を祈願するメールは通称「お祈りメール」とも呼ばれており、基本的にはテンプレートを使い回すことから受け取った学生からすると心が籠っているようには感じられず、ネガティブなものとして捉えられている節があります。

しかし、ABABAでは一般的なお祈りメールではなく、他社へ推薦する意向を記したお祈り“エール”を送れるのが大きな特徴です。

お祈りエール(不採用通知or内定辞退への返信)には、ABABAの紹介文とそれぞれのアカウント専用の登録URLを載せます。

お祈りエールの例文

この度は弊社の面接にお越しいただき、誠にありがとうございました。

慎重な選考の結果、〇〇様に適したポジションをご用意することができませんでした。〇〇様にはご興味をお持ちいただき、お時間を割いていただいたのにも関わらず、誠に申し訳ございません。

ただ、〇〇様のご経験や姿勢は必要とされる社会で間違いなく求められており、弊社としても〇〇様が他社で活躍されることを確信しております。

そのような優秀な方々の就職活動を応援するため、弊社の最終面接に進まれた方々に限り、ABABAのサービス内容(https://abababa.jp/student)をご確認いただき、以下のリンクからご登録いただければ、弊社から他社様へ推薦することで、今後の就職活動を応援させていただきたいと思っています。

もちろん、〇〇様のご意向によりますが、せっかくのご縁ですので、お役に立てれば幸いです。

この度はお忙しい中、お時間を割いていただき、心より感謝いたします。今回はご縁に至りませんでしたが、将来的には弊社が成長し、機会が巡ってきた際には、何かしらの形で一緒にお仕事ができればと存じます。

多くの企業の中から弊社にご応募いただき、心より感謝申し上げます。〇〇様の今後のご活躍を心よりお祈り申し上げます。

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ABABA(アババ)を利用するメリット

人事が、ABABAを利用するメリットを紹介します。

最終面接まで進んだ優秀層にアプローチできる

ABABAのメリットは、最終面接まで進んだ優秀な学生のみが登録していることです。

冒頭でも触れたとおり、大手企業や難関企業の最終面接まで進んだ学生であれば業界研究が進んでいたり面接慣れしていたりなど、活用することで質の高い母集団形成が可能となります。

また、学生は登録の際、下記の画面から最終面接に進んだことを証明する資料を求められるため、嘘をついて登録することが不可能な点も企業にとってはメリットといえるでしょう。

ababa

 

お祈りメールから解放される

採用担当者の方からよく聞くお話が、「大量の学生に対してお祈りメールを送るのが精神的にキツくなってくる」というものです。

ABABAであれば機械的にお祈りメールを送るのではなく、一人ひとりの候補者に対して具体的なネクストアクションを提示できるため、真の意味で今後の活躍を応援することができるでしょう。

関連記事:お祈りメールのテンプレを紹介|内容によっては採用の成功につながる?

採用の工数を削減できる

Selection preferential treatment

ABABAには他社の最終面接まで進んだ学生だけが登録しているため、94%の利用企業が「ES免除」「二次面接からスタート」など、特別フローに案内するスカウトを送っています。

そのため、選考にかかる工数を削減することが可能です。

高いスカウト返信率が期待できる

scout

ABABAのスカウト返信率は約10%と、スカウトサービスの中では高い方です。

学生はLINEと連携する必要があり、LINEを利用していれば自然とスカウト通知が目に入ることが高い返信率を誇る理由のひとつでしょう。

メールやその他のメッセージアプリをなかなか見ない学生であっても、LINEは友達や家族との連絡で頻繁に開くアプリであるため、それが返信率の高さにつながっていると考えられます。

関連記事:スカウト返信率を向上させる12の要素と方法|700社以上のダイレクトリクルーティング支援企業が解説

ABABA(アババ)の評判は?

SNS上で見つけた、ABABAの評判・口コミをご紹介します。

ABABA(アババ)を導入している企業からの評判

ABABAさんに23卒採用でお世話になりました!24卒採用でもお世話になると思います!宜しくお願い致します!(参照元:X

新卒スカウトサービスってよく聞くけど、何が違うのかな??って目線で見ると、
最終面接まで進んだ就活生のみが登録できるABABA
って書いてて、なるほど🤭
筋のいい新卒だけを狙って採用できるってのは新しいですね!!(参照元:X

ABABA(アババ)に登録している学生からの評判

中堅大の私も登録した。届くの9割ベンチャー🌷だがしかし皆様が大好きな某広告会社から3個選考フローがカットされたスカウトが届いた😇なので入れといて損はないかも(参照元:X

LINEで登録するのでスカウト確認しやすいです!月曜日に登録したばっかりなんですけど毎日6,7件スカウトきてます!ベンチャーがほとんどですけどspe〇eとかM〇A総研とか有名なところからもたまにきました(参照元:X

ABABA途中経過(3日目)
・スカウト10件(すべてベンチャー)
大手のスカウトは今のところ皆無です。理系だったら、テックオファーの方が大手からのスカウト届きます。(参照元:X

ABABAはマジでおすすめ
スカウトしてくれる企業にもよるけど、面接一回で内定もありえる
それくらい最終面接に行った学生を高く評価してくれる
最終面接まで行ったらとりあえず登録しといた方がいい(参照元:X

今日、ABABAでデカい企業からめちゃくちゃスカウトこない? チャンスか?(参照元:X

色んな大手就活アカが宣伝してるABABAだけど24卒の友人曰くガチで使えるらしい 今の時期は分からないけど4月以降大手からスカウト結構くるみたいです 私にお金は1円も入りませんが本当に良さそうなスカウトアプリなので紹介しました!入れてみてね~~(参照元:X

就活もう一回頑張ろうと思って、今日ABABA登録してみた! 半日で20件弱スカウト届いてびっくりした… しかも価値観診断の結果からマッチしそうな企業ばっかりでよき!(参照元:X

ABABA(アババ)の費用について

cost

ABABAの料金は「月々いくらです!」などと決まっているわけではなく、年間システム利用料+成果報酬(内定承諾課金)となっています。

ちなみに、万が一入社前に内定辞退が発生した場合には全額返金を受けられるのは嬉しいポイントでしょう。

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ABABA(アババ)についての噂

ABABA(アババ)についてはネット上でよろしくない噂も立っているようです。それらについて少し触れていきましょう。

ABABA(アババ)は怪しい?

結論からいうと、ABABAは怪しいサービスではありません。

運営企業の総調達額は約4.5億円であり、これは社会的に信頼されている証拠と言って良いでしょう。

また、2024年5月には、経団連(一般社団法人 日本経済団体連合会)にも入会しています。

ABABAは、リリースから約3年で1,000社を超えるユーザー企業、35,000人を超える就活生が利用するサービスなので、安心して利用しましょう。

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「スカウトが来ない」と学生から敬遠されている?

「ABABA」で検索しようとすると、候補検索に「スカウト 来ない」といったサジェストが表示されることがあるため、学生からの評判が悪いのではないかと考え、導入を躊躇ってしまう採用担当者の方もいらっしゃるのではないでしょうか?

実際にABABAに登録する全ての学生に調査をしたわけではありませんが、先述したように35,000人以上が登録していることが明らかになっているサービスです。学生全体で見れば少ないかもしれませんが、「最終面接を通過した」学生の実が登録可能であることを考えると、決して少なくない数字ではありません。

実際に大手からのスカウトを受け取ったというSNSでの報告もあるため、優秀な学生のもとにはしっかりとスカウトが届いていると考えて問題ないでしょう。

ABABA(アババ)の導入事例

ABABAを導入した企業の事例を見てみましょう。

株式会社NTTドコモ

ABABA導入の目的は、ドコモを選んで応募してくれた学生に対して感謝し、その後の就職活動のサポートをすることです。

同社の最終選考に来る学生は非常に優秀で、採用チームとしても心苦しくなる場面があるそうです。

そういった時に、ABABAを利用することで、学生ひとりひとりが自身にあった企業と出会うためのきっかけのひとつを提供したいと話しています。

参考事例:学生と企業の将来のつながりも見据えて。送り出す学生へのアプローチが可能に

日本ビジネスシステムズ株式会社

日本ビジネスシステムズ株式会社では、「人を大切にする」文化を持ちながらも、ご縁がなかった学生をフォローする手段がなかったため、ABABAのサービスを導入することを決めました。

特に、最終選考まで進んだ学生が優秀であることから、彼らの今後の就活をサポートする手段として魅力を感じたとのことです。

ABABAに対し、不合格が必ずしも欠点を示すわけではなく、単なる方向性の違いであることが多いと述べ、他社への推薦ができる点を評価しています。

参考事例:ご縁のなかった学生のフォローができる過去にないサービス

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パナソニックやラクスルなど大手企業を筆頭に、700社以上の支援実績があります。

「マンパワーが足りない」「媒体を上手く活用できていない」といったお悩みをお持ちでしたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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まとめ

新卒向けスカウトサービスのABABAについて解説しました。

誰もが必ずしも第一志望の企業から内定を得られるわけではないため、最終面接で惜しくも不採用となってしまった優秀な学生は、企業からすると狙い目であるといえるでしょう。

優秀な学生ほど上昇志向が強いため、「あなたを不採用にしたあの会社を見返しましょう」「この会社でなら、前回受けられた企業よりも良いキャリアプランを築けることを約束します」といったキラーワードを使って、闘争心と自社へのコミットメントを高めることができれば、長年にわたって会社を支える存在になってくれるかもしれません。

ABABA(アババ)を導入して、若き才能を見逃さないようにしましょう。