採用動画制作会社を比較!メリットや料金相場、チェックポイントを解説

近年、多くの人の情報収集手段は多様化し、「文字よりも動画からの情報収集のほうが増えた」という人も少なくありません。とくに若年層は、YouTubeやTikTokなどに慣れ親しんでいるため、その傾向が強いです。
そのため、近年採用活動時に活用する「採用動画」制作に力を入れている企業が増えています。
そこで今回は、採用動画とは何か、どのような内容でどの程度の料金がかかるのかなどを、採用動画制作のおすすめ会社とともに紹介します。
「採用動画を作りたいけれど、どのような内容を入れればいいのかわからない」「自社ではとても作れない」とお悩みの採用担当者の方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
採用動画とは
採用動画とは、企業が採用活動のために制作する動画コンテンツのことを指します。たとえば、社内見学動画や社員インタビュー動画、企業説明動画などです。
目的は、「会社や仕事の魅力を、文章や写真よりもリアルに伝える」ことにあります。また、視覚的なインパクトを残せるため、採用ブランディング確立のためにも使われます。
多くの企業が今、採用動画を採用活動に取り入れています。合同会社アルチが行った調査によると、「採用動画を就職・転職活動中に見たことがある」と答えたのは約73%にものぼりました。
出典:企業選びにおいて「採用動画」を求める声は4人に3人。20~30代求職者の企業選定に与える影響と効果は?
同調査では、「採用動画は、企業を選ぶときにあった方が良い」と答えたのは約75%という結果も出ています。
出典:企業選びにおいて「採用動画」を求める声は4人に3人。20~30代求職者の企業選定に与える影響と効果は?
この結果から、採用動画は候補者に求められているツールだと言えるでしょう。
採用動画を制作するメリット
採用動画を制作するメリットは、視覚的・感情的に訴求できる、応募率・エントリー数が向上するなどのメリットがあります。それぞれ解説していきます。
視覚的・感情的に訴求できる
動画では、テキストや写真だけでは伝わりにくい「人の表情」「職場の雰囲気」などを直感的に伝えられます。その結果、候補者の共感を生み出すことができます。
例えば、「アットホームな会社です」とテキストで伝えても、本当にそうなのか、また、どのようにアットホームなのか想像しにくいものです。しかし、動画内で社員が一緒にランチをしている様子や社内イベントの様子、社内を自由に行き交いフランクに意見交換をする様子を見せれば、イメージしやすいでしょう。
応募率・エントリー数が向上する
採用動画制作のメリットの2つ目は、応募率・エントリー数が向上することです。
株式会社i-plugの調査によると、約70%の学生が「社内の雰囲気が良い」企業に魅力を感じると回答しました。
出典:【25・26卒】就活生が企業に求めるものに関する意識調査アンケート|夏期インターンの希望は?
テキストでは伝えづらい「雰囲気」を伝えられる採用動画を活用することで、応募率やエントリー数の向上につながります。
ミスマッチ防止・早期離職の減少につながる
ミスマッチ防止や早期離職の減少につながるのも、採用動画制作のメリットです。リアルな仕事風景や社内の雰囲気、社員の声を映すことで、「ギャップのない情報提供」ができるからです。
また、動画を導入する企業の求人ページに候補者が滞在する時間は、伸びる傾向にあります。動画を見てからテキストでの情報を読み込み、企業を理解できるため、「思っていたのと違った」などのギャップが生じにくいでしょう。
説明の標準化・採用担当者の負担軽減ができる
採用動画を活用すれば、説明会や面接のたびに同じ話をする必要がなく、動画を見せるだけで一貫した説明ができるようになります。採用担当者は説明を覚える必要やスライド資料作成の必要がなくなり、負担軽減につながります。また、一貫した説明ができることで、担当者による届ける情報量のばらつきをなくすことができ、候補者は全員同じ情報を受け取れるようになるでしょう。
どこでも活用できる
一度採用動画を制作してしまえば、どこでも活用できます。
採用ページはもちろん、InstagramやXなどのSNS、メールやスカウト媒体を介したメッセージへの添付やURLの貼り付けなど、その用途はさまざまです。
候補者の目に触れる機会を増やすことができ、結果的に応募意向の醸成や企業の知名度を上げることができるでしょう。
採用動画の制作期間と流れ
採用動画の制作期間は、およそ1.5ヶ月程度かかります。ただし、内容や動画の長さ、オプションによって変動するので注意が必要です。会社に依頼する場合、多くの場合下記の流れとなります。
企画・ヒアリング
まずは制作会社との打ち合わせを行います。企業側は、採用担当者や広報担当者が参加し、以下のような点をヒアリングされます。
- 採用動画制作の目的(応募数を増やしたい/社風を伝えたい/若手向けにアピールしたい等)
- ターゲット層(新卒・中途・職種・地域など)
- 動画の利用シーン(採用サイト/説明会/SNSなど)
- 希望の動画の長さ(1分/3分/5分など)
- 参考動画・理想のトーン(誠実/挑戦的/アットホーム など)
- 横型(YouTube)/縦型(Instagram・TikTok)
この段階で「伝えたいメッセージ」と「採用課題」を具体的に共有しておくと、構成や演出のブレを防げます。
企画提案・構成案
ヒアリングをもとに制作会社が動画の「方向性・構成・撮影内容」をまとめた企画書や構成案を提出してくれます。ここで大まかな内容が決定します。
台本・絵コンテ制作
企画書や構成案をもとに、台本や絵コンテを作成してくれます。ここでナレーション文・テロップ文・撮影順などが具体化されます。
ここでの決定事項をもとに撮影を進めるため、この段階でのすり合わせが一番重要です。「会社の印象」「言葉のトーン」「表情」など、細かな内容が自社の想定している内容とずれていないか、確認しましょう。
撮影
企画に沿って撮影をします。照明・音声・カメラワークなどはプロが担当します。
撮影当日は社員に自然体で話してもらえるよう、事前に「撮影意図」「話すテーマ」を共有しておきましょう。
短い長さの動画でも、撮影に丸1日かかることも。
編集
撮影内容にもよりますが、撮影後2~3週間かけて制作会社が編集作業を行います。
確認
編集された動画を企業側が確認します。修正箇所がある場合は、制作会社へ伝え、修正してもらいます。後述しますが、修正回数は決められている場合が多いので注意しましょう。
納品
修正が完了したら、納品されます。制作会社によって異なりますが、データやDVDでの納品が一般的です。データ形式での納品の場合、動画ファイル形式の種類(.mp4 、.avi、.movなど)が選べる場合もあります。
採用動画の内容と料金相場
本章では、採用動画の内容と、それぞれの料金相場を紹介します。
会社紹介
企業理念、沿革、事業内容、社風などを総合的に伝える、採用動画の定番です。採用サイトや説明会の冒頭で使われることが多いタイプです。
主に、下記のような構成・内容となります。
- 会社のビジョン/スローガンの紹介
- 代表メッセージ
- 事業紹介(映像+ナレーション)
- 売上や成長率の紹介
- 社員の仕事風景の紹介
会社紹介動画は、企画構成・ナレーション・複数ロケ撮影が入るため、編集量が多くなるのが特徴です。そのため、料金相場は30~50万円前後と、インタビュー動画などよりは高額になります。
短編PR
SNS(YouTube Shorts・TikTok・Instagram)や求人広告、合同企業説明会、説明会オープニングムービーに最適な短尺型の動画です。ブランディング要素が強い動画となります。
主に、下記のような構成・内容となります。
- 1~3分程度の長さ
- インタビューや企業の歩みなどをダイジェスト形式で組み込む
- メッセージ性のあるキャッチコピーを使用する
- 映像テンポ重視で、音楽や編集で魅せる
- ナレーションなし もしくは最小限に抑える
撮影は短くても、編集技術とセンスが問われるのが特徴です。内容によって上下するので、料金相場は20~50万円と振れ幅が大きいです。
インタビュー
社長や社員がインタビュー形式で企業PRを行い、実際に働く人の「声」をリアルに伝える動画です。入社動機・仕事のやりがい・社風などを候補者が共感しやすい形で発信します。
主に、下記のような構成・内容となります。
- 社長・社員のインタビュー
- 職場風景の差し込み映像
- テロップ・BGM・簡単なタイトル演出
撮影・編集量が少ないため、比較的コスパが良いのが特徴で、料金相場は10~30万円/本です。ただし、動画の内容や長さなどによって上下しますので、詳細は制作会社に問い合わせましょう。
1日密着(ドキュメンタリー)
社員1人または数人の「1日」を追いかけ、リアルな働き方を伝えるドキュメンタリー形式の動画です。
主に、下記のような構成・内容となります。
- 朝の出勤→業務→休憩→帰宅までに密着
- ナレーションもしくは字幕で解説
- インタビューを挟みながら展開していく
撮影時間が長く、構成編集の手間も大きいのが特徴で、料金相場は200万円程度です。
ドキュメンタリータッチの動画は高額になりやすいですが、やりがいや具体的な業務内容を伝えることができ、ミスマッチ防止に効果的でしょう。そのため、実際に働くことへのイメージを持てていない就活生に効果を発揮することが多いです。
対談
代表と社員、社員同士などの対話を通じて、企業理念や社風を深掘りする動画です。社員のリアルな姿や関係性、それぞれの想い、考え方、文化を伝えることができます。伝えられる事項が多いため、取り入れる企業が多いです。
主に、下記のような構成・内容となります。
- 対談の様子を複数カメラで撮影
- 必要に応じて字幕・カット編集・BGM追加
社員インタビュー同様、撮影・編集量が少ないため、10~30万円程度が相場です。
ただし、対談形式の動画制作には複数社員の協力が不可欠なため、社内のリソースが割かれることを考慮しておきましょう。事前に内容をすり合わせておく必要がありますが、台本を用意するなど詳細に内容を決めすぎてしまうと、リアルではなく不自然な仕上がりになってしまうため、注意が必要です。このように、対談形式の動画は社内に一定の負担がかかることを覚えておきましょう。
インタラクティブ
近年の採用動画のトレンドとなっているのが、インタラクティブ動画です。インタラクティブ動画とは、視聴者が動画内で選択肢をクリックしながら進み、選択によってストーリー展開が変わる「体験型採用動画」です。
主に、「この社員の1日を追う」「部署を選ぶ」など、複数ストーリーを撮影する形になります。
一方通行の情報発信ではなく、視聴者の参加要素があり、候補者体験を向上させるでしょう。したがって、エンゲージメント向上にもつながる可能性があります。
料金面では、通常の動画制作に加え、インタラクティブ構築費が発生するのが大きな特徴です。また、分岐が増えれば増えるほど、撮影本数や編集量なども増えます。そのため、料金相場は明確には定義できませんが、インタラクティブ構築費として10万円以上が発生することがほとんどです。
おすすめの採用動画制作会社18選
ここからは、おすすめの採用動画制作会社を紹介します。
<比較表>
社名 | 実績 | 料金 |
アルファノート株式会社(ムビサク) | 約100社 | 1本5万円〜 |
株式会社プルークス | 2,000社以上 | 100〜200万円 |
株式会社ネオキャリア | 非公表(採用サポートは10,000万社以上) | 30万円~ |
株式会社LOCUS | 2,000社以上 | 要問合せ |
ピクシディア株式会社 | 70社以上 | 20万~80万円 |
株式会社ウェルビーイングス(MOVIERU) | 非公表(相談実績は30,000件以上) | 1万円~ |
株式会社カケハシスカイ | 非公表 | 110万円~ |
株式会社揚羽 | 500社以上 | 要問合せ |
Crevo株式会社 | 4,000件以上 | 49万円以下での制作も可能 |
株式会社ダイレクトソーシング | 非公表(ダイレクトリクルーティング支援は300社以上) | 165,000円~ |
株式会社タイムシェア | 非公表 | 30万円~ |
合同会社ファニプロ | 非公表 | セミオーダー:150万円以下
フルオーダー:151万円~ |
株式会社 Global Japan Corporation | 5,000社以上 | 10万円~ |
株式会社ビットセンス | 非公表 | 10万円~ |
株式会社moovy | 3,000本以上 | 要問合せ |
株式会社EXIDEA(CINEMATO) | 2,000本以上 | 要問合せ |
株式会社Lumii | 300本以上 | 30万円~ |
株式会社Funusual | 100社以上 | 35万円~ |
アルファノート株式会社(ムビサク)
特徴
- 契約前でも動画の企画と構成案は無料
- 企画やアイデア出しから丸投げOK
- 最短10営業日のスピード納品
料金
- TRIALプラン:5万円~ ※1法人1回限り
- BASICプラン:10万円~30万円
- PROプラン:30万円~50万円
- PREMIUMプラン:50万円以上
株式会社プルークス
特徴
- 採用課題の特定〜動画の納品までを専任のコンサルタントがサポートし、成果にコミット
- 採用フェーズに応じた最適な映像表現の提案をしてくれる
- 動画の納品後、動画の運用〜効果検証までも一貫してサポートしてくれる
料金
100〜200万円
株式会社ネオキャリア
特徴
- 学生の心に響くクリエイティブ制作が可能
- 自社内外にデザイナーを多く抱えているため、さまざまな依頼に対応可能
- インタビュー動画制作とともに、説明会オープニング用動画やSNS配信用ショートムービーの制作も行えるなど、用途別作成データの納品が可能
料金
- インタビュー動画:50万円~
- コンセプト・オープニング動画:30万円
- スタンダードプラン(パッケージプラン):70万円
- カスタマイズプラン(パッケージプラン):150万円
株式会社LOCUS
特徴
- 動画の内容だけではなく、全体の採用戦略からヒアリングし、効果的な動画制作を提案してくれる
- ターゲットとなる応募者のニーズや期待に合わせたストーリーテリングを行ってくれる
- 専任のプロデューサーが全体の進行を管理してくれる
料金
要問合せ
ピクシディア株式会社
特徴
- 分業はせず、ディレクションと撮影、編集を兼任できる人材がいるため、低コストで依頼可能
- 納品後1年間は修正を無料で対応してくれる
- 納品後も結果を出すために活用についてのフォローをしてくれる
料金
- 20万~80万円
※内容、撮影日数等によって料金・費用の変動あり。交通費別途。全国対応可能。
株式会社ウェルビーイングス(MOVIERU)
特徴
- 1万円から依頼可能
- 審査を通過した15,000人以上の高スキル・コミュニケーション能力を有したクリエイターが在籍する
- 専属コンシェルジュが無料で相談、希望条件や詳細要件を聞いてくれる
料金
- 1万円~
詳細については要問合せ
株式会社カケハシスカイ
特徴
- クリエイティブ関連賞、広告賞の受賞実績のほか、広告書籍掲載実績も多数あり
- 採用計画、歩留まりなどを加味して、どのような動画コンテンツが必要なのかを分析、採用成果につながる採用動画を提案してくれる
- 採用ターゲットを綿密に定義、ターゲットとなる学生・求職者の志向から、惹きつけ強化および競合他社との差別化をはかるために訴求すべき魅力は何なのかを言語化、動画コンテンツに落とし込んでくれる
3-7-2.料金
1,100,000円(税込)~
株式会社揚羽
特徴
- 映像・WEB・印刷・企画など、各分野において制作ディレクターやデザイナー、コーダーなどのプロフェッショナルが数多く在籍し、チームでプロジェクトを統合的にサポートしてくれる
- 隠れた感覚や潜在的な要素を視覚化し、ターゲット人材と社内の両方から共感を得るためのコンセプト設計からクリエイティブ開発までが得意
- 支援実績が500社を超え採用成功ノウハウがあり、動画制作にとどまらなず、採用ブランディング支援が可能
料金
要問合せ
Crevo株式会社
特徴
- 毎年制作する企業が多い新卒採用動画においてリピート率は70%以上を誇る
- 人材業界出身者が多く、人事ならではの課題把握や訴求内容の提案、他社との差別化ポイントなどを提案してくれる
- 詳細ヒアリングの内容から、課題→目指すべきゴールを明確に提示し、それを満たすためのソリューションを最短2営業日で提案してくれる
料金
- 49万円以下の動画制作も可能
詳細は要問合せ
株式会社ダイレクトソーシング
特徴
- ダイレクトリクルーティングの分野で延べ300社以上の支援実績があり、その知見を活かし動画制作を行っている
- 採用ペルソナの応募率や内定承諾率を上げ、辞退率を下げることを目的とした採用動画を制作してくれる
- 納品後も閲覧回数や閲覧時間、流入経路などを分析し、効果最大化のための運用までサポートしてくれる
料金
- 会社・部署紹介:165,000円~
- 社員インタビュー:227,500円~
- セットプラン(ショート+インタビュー):330,000円~
株式会社タイムシェア
特徴
- 採用課題や採用計画・採用戦略、企業のビジョンや事業戦略などを踏まえ、企業と求職者のミスマッチを減らす最適な採用コミュニケーションとクリエイティブを提案してくれる
- 採用コンセプトを策定したうえで、採用動画などに落とし込み企業独自の採用ブランディング確立をサポートしてくれる
- プロによるフルオーダーメイドの採用動画を制作してくれる
料金
- 取材撮影なしの場合:30万円~
- 撮影取材ありの場合:50万円~
詳細は要問合せ
合同会社ファニプロ
特徴
- 採用課題をヒアリングしたうえで、動画コンセプトを設定し、高品質映像で制作してくれる
- 徹底的な企業理解をし、他社と差別化できる採用動画を制作してくれる
- 採用サイト制作も可能なため、サイトと動画の相乗効果が期待できる
料金
- セミオーダー動画:150万円以下
- フルオーダー動画:151万円~
詳細は要問合せ
株式会社 Global Japan Corporation
特徴
- 映画やテレビCMも撮影できるプロ機材で撮影を行うため、企業の風景や社員の表情、オフィスの雰囲気などを精細に描き出し、視覚的な魅力を最大限に引き出してくれる
- 発注前に無料で企画提案&画コンテ制作を実施し、発注前に動画の完成イメージと見積りを明確に共有してくれる
- 楽天やマクドナルド、ANAなどを含む制作実績5,000社以上
料金
- 短尺の動画広告やSNS用動画:10~30万円
- プロモーション動画など(撮影・CGあり):30~50万円
- 本格的なCMやモデルを起用したハイクオリティな撮影、高度なアニメーション、3DCGを使った演出ありの動画:50~100万円
- クオリティ最優先で高品質な動画:100万円~
詳細は要問合せ
株式会社ビットセンス
特徴
- 若者のニーズに合わせた動画提案(オンラインで視聴できる会社説明会動画やSNS用の縦型ショート動画など)が得意
- ドローン撮影も可能
- 採用サイトやパンフレット、入社案内などの制作も可能なので、包括的なサービスを受けられる
料金
- パッケージプラン:10万円~
- フルオーダープラン:50万円~
詳細は要問合せ
株式会社moovy
特徴
- 縦型ショート動画の制作が得意で、スカウト返信率1.5倍、応募数4倍の実績あり
- 「見てもらう」ための動画配信システムをセットで提供し、動画設置も無料で対応してくれる
- 採用知見を持ったメンバーが過去の動画視聴データをもとに、個社に合わせた動画制作を行うため、刺さる採用動画を台本制作から撮影・編集・分析まで一気通貫で支援してくれる
料金
要問合せ
株式会社EXIDEA(CINEMATO)
特徴
- 採用活動の全体像を徹底的に理解し、採用コンセプトを一貫させる
- アニメーション、実写、3DCGいずれも制作可能
- 動画を使ったマーケティング施策による会社・事業課題の改善提案も可能
料金
要問合せ
株式会社Lumii
特徴
- 企業と動画クリエイターを直接マッチングさせる動画制作プラットフォーム
- 候補者の「実際に働いている人の顔、様子を見たい」というニーズを汲み取り、働いている社員の顔が見える動画を制作することにこだわっている
- 過去300本以上の動画制作実績を持つコンサルタントが1社1社に合わせた採用動画を提案してくれる
料金
- インタビュー型採用動画:30〜50万円程度
- ドキュメンタリー型採用動画:70〜150万円程度
- プレゼン型採用動画:30〜150万円程度
- 事業紹介型採用動画:30〜50万円程度
- ビジョン動画:30〜100万円程度
詳細は要問合せ
株式会社Funusual
特徴
- B to B企業および若手・学生をターゲットとした採用動画制作を行う
- 企画・ディレクションに重きを置き、1000社以上の競合企業の動画事例サンプルをストックしている
- 構成提案、撮影~編集まで最短2週間で対応可能
料金
- ライトプラン:35万円~
- ベーシックプラン:50万円~
- アドバンスプラン:80万円~
詳細は要問合せ
採用動画制作会社を選ぶ際のチェックポイント
採用動画制作会社を選ぶ際には、採用に知見があるか、実績は豊富かなどをチェックしましょう。それぞれ解説していきます。
採用に関する知見があるか
今やSNSやYouTubeなど、多くの動画が溢れている中で、動画制作会社も多くあります。しかし、その中で採用に関する知見がある会社は限られています。
採用活動の流れや候補者心理、人事施策を理解していなければ、目的に沿った成果物ができません。
採用知見があるかどうかは、下記をヒアリングするなどして確認しましょう。
- 採用課題をヒアリングしてくれるか(例:応募数UPか、定着率改善か)
- 「ターゲット人材像」を一緒に設計してくれるか
- 採用シーン(説明会/求人サイト/SNSなど)に応じた提案があるか
- 採用広報や人事領域に関する事例を持っているか
上記を確認するとともに、過去に採用業務を行っていたことがある担当者がいる会社や採用動画制作に特化した会社を選ぶと良いでしょう。
実績は豊富か
制作会社を決める際には、実績の豊富さも重要なポイントとなります。過去の実績が豊富な会社ほど、業界や職種、採用ターゲットごとの成功パターンがあるからです。また、実績を見ればクオリティ・演出の傾向・編集センスなども判断できます。
実績が豊富かどうかは、下記をヒアリングするなどして確認しましょう。
- 採用動画の制作実績がどれくらいあるか(本数・年数)
- 同業種・同規模の企業事例があるか
- 実際の動画をポートフォリオやYouTubeで見せてもらえるか
- 撮影規模(1日撮影・複数拠点など)や演出タイプの幅
- 動画のテイストやニュアンスはどのような感じか
いくら実績が豊富でも、自社と同業界や同募集職種などの実績がなければ意味がありません。その観点を忘れずに確認することが重要です。
修正は何回までできるか
先述したように、大抵の制作会社は契約金額内の修正回数が定められています。修正回数の上限が少なかったり、修正内容の縛りが厳しいと、追加費用がかさみやすくなるため、必ず下記を確認しましょう。
- 無料修正の回数(例:2回まで無料、それ以降は追加料金 など)
- 修正の範囲(誤字修正まで or 構成変更も含む など)
- どの段階での修正依頼が可能か(例:台本段階や編集段階 など)
- 修正依頼の伝え方(メール or 打ち合わせ)
修正回数が少ない制作会社の場合、初回の構成・絵コンテ確認で細部を詰めておくことが非常に重要です。
サポート体制はあるか
採用動画は、「制作して終わり」では意味がありません。コストをかけて制作したものがどの程度の効果を発揮するかが重要です。
そこで、効果発揮や目標達成のサポートがあるかどうかを下記をヒアリングしてチェックしましょう。
- 動画の設置個所の最適化提案はしてくれるか
- 拡散戦略の策定を支援してくれるか
- 効果検証は行ってくれるか
運用サポートを重視したい場合は、広告動画制作実績を持つなどマーケティングに強い制作会社も選択肢に入れましょう。
採用でお困りなら「PRO SCOUT」
採用でお悩みの場合はぜひPRO SCOUTをご利用ください。
800社以上の導入実績を持つPRO SCOUTでは、ダイレクトリクルーティングを用いてのご支援を中心に個社ごとにマッチした人材の採用代行を行っています。
戦略策定、KGI/KPI設定、スカウト文面・求人作成、スカウト配信、カジュアル面談、数値レポーティング、レクチャーまですべてお任せいただけます。
まとめ
今回は、採用動画とは何か、その内容や制作メリット、制作会社を選ぶ際のチェックポイントなどを紹介しました。
採用動画とは、企業が採用活動のために制作する動画コンテンツのことで、職場の雰囲気などリアルな情報を届けるツールです。
説明会などで使用される会社説明動画や社員インタビューのほか、社員へ1日密着しドキュメンタリー風に仕上げるなどその種類はさまざまです。最近では、視聴者の選択によって展開が変わるインタラクティブと呼ばれる動画がトレンドとなっています。
採用動画を制作すると、ミスマッチ防止や、説明の標準化や採用担当者の負担減少などのメリットがあります。
採用動画は、自社で制作するのはなかなか難しいものです。そこで、多くの企業は動画制作会社に依頼をしています。制作会社を選ぶ際には、採用に関する知見があるか、サポート体制はあるかなどのチェックを欠かさず行いましょう。
ぜひ貴社も本記事を参考に、採用動画制作を検討してみてはいかがでしょうか?
投稿者プロフィール

- 株式会社VOLLECT CEO
- 「ダイレクトリクルーティングの教科書」著者。日経トレンディや東洋経済への寄稿も果たす。新卒でパーソルキャリア株式会社にてクライアントに対して採用コンサルティングに従事。その後、外資系コンサル企業の採用支援をする中でダイレクトリクルーティングの魅力に気づき株式会社VOLLECTを創業。スカウト採用支援実績は800社超。
最新の投稿
採用2025.10.02採用ピッチ資料制作代行11選!メリットや活用場面も紹介!
採用・人事向けコラム2025.09.25【すぐ使えるテンプレート付】採用ペルソナとは?ペルソナの作り方と失敗しないコツを解説