新卒採用にダイレクトリクルーティングを用いる企業が増える中、「アカリク」の利用を検討している企業・人事担当者様も多いのではないでしょうか。

アカリクは、国内最大級の理系学生データベースを駆使した、理系採用トータル支援サービスです。

採用支援事業に8年間従事してきた筆者が、アカリクの特徴や料金形態、メリット・デメリットなどを解説します。

＼ターゲット学生の採用がしたいなら／
700社以上が導入！スカウト採用支援「PRO SCOUT 新卒」

▼事例や料金はこちら！▼  

アカリクとは

画像参照元：アカリク公式サイト

アカリク（Acaric）は、累計登録者数20万人及び15年以上の運用実績を誇る、理系採用に特化した総合支援サービスです。株式会社アカリクが運営しています。

独自のネットワークによって形成された国内最大級の理系学生データベースを保有しているアカリクでは、民間企業に就職する博士学生の2人に1人が利用。

高い専門性や高度なスキルを有する理系学生の採用に適している他、ジョブ型採用との親和性の高さも期待できるサービスと言えます。

＼約50ページの資料を無償公開！／
2024年最新！「新卒スカウトサービス7つ」を徹底比較！

 

アカリクの特徴

本章では、アカリクの特徴をより詳しく紹介します。

就職活動への意欲が高い学生が多い

アカリクは、就職活動への意欲が高い学生が多い点が特徴の1つとして挙げられます。

具体的な集客方法は、専門アドバイザーによる1on1面談や大学内で会員制のコミュニティスペースの運営、修士・博士向けイベントの定期的な開催など。

自らアカリクが提供する就活支援や就活イベントを利用して企業と接点を持とうとする学生が多く登録しているため、スカウトの返信率も40％と他のスカウトサービスと比較して高く、就職活動に意欲的な学生と多く出会えるでしょう。

上位校を中心とした理系院生が7割を占める

上位校を中心とした理系院生が全体の7割を占める点も、アカリクならではの特徴と言えます。

25卒学生の利用実績は、最上位校（旧帝大・早慶・東工大など）が全体の4割以上を占め、登録学生の在籍過程においては博士・修士の学生が全体の7割以上を占めています。

理系優秀層かつ大学院生やポスドクに特化しているだけあり、専門職での活躍が期待できる学生や他の採用支援サービスでは接点を持ちづらい学生と出会える可能性を高めてくれるでしょう。

スカウトサービス以外の採用手法も利用できる

アカリクは、スカウトを用いて理系学生に直接自社の魅力をアピールできるだけではなく、理系博士・修士学生を対象にした採用イベントの開催や自社の採用ターゲットにマッチした理系学生を紹介してくれる人材紹介サービスなどの提供も行っています。

採用イベントは特定の分野やテーマ、エリアごとに開催されているため、より自社の採用ターゲットに近い学生との出会いが期待できます。また、人材紹介サービスは、理系採用専門アドバイザーがマッチ度の高い学生を選定してくれるため、採用活動の効率化を図ることができるでしょう。
自社の採用活動状況や進捗に応じて柔軟に採用手法を切り替えられたり、複数の採用手法を併用できたりするのもアカリクの特徴です。

アカリク利用のメリット

企業が採用活動にアカリクを利用するメリットは、次の通りです。

成果次第で採用コストを抑えられる

アカリクは、月額固定の利用料のみで導入できるサービスです。

初期費用が無料な上に成果報酬による追加費用は一切発生しません。
そのため、多くの人数を採用できれば、採用コストを大幅に抑えられる可能性があります。

採用活動の効率化を図れる

アカリクでは理系に特化した検索機能やイベントが充実しています。

大学名や属性情報はもちろん、研究内容からも学生を検索できるため、自社の採用ターゲットに近い学生に対してピンポイントでアプローチできます。また、採用イベントもテーマや分野別に開催されており、親和性の高い学生と多くの接点を創出できる利点があります。

このようにマッチ度の高い学生にピンポイントでアプローチできるため、学生からのスカウト返信率は4割、採用イベントからの選考推移率は6割を越えます。内定につながる確率が高いため、スカウトや選考の工数を削減でき、結果的に効率的な採用活動が実現するでしょう。

採用ノウハウに乏しい企業でも導入しやすい

アカリクでは、専任のカスタマーサクセス担当による伴走型の理系採用サポートを提供しています。

採用目標を達成するための効果的な利用方法やアプローチ方法の提案、より大きな成果を期待できる改善支援などを受けられるため、採用ノウハウが乏しい企業でも採用難易度が高い理系学生の採用を実現できるかもしれません。

アカリク利用のデメリット

一方で、企業が採用活動にアカリクを利用する際に生じると考えられるデメリットは、次の通りです。

現場社員の協力が必要になる場合もある

アカリクに登録している学生は、理系大学院生が中心です。また、学生は自分の専門性にマッチする企業や職業への就職を望んでいるケースが多く、採用側もある程度の専門的知識や研究内容の理解が必要になるケースもあります。

人事担当者では学生の質問や疑問に的確に回答できない場合もあるかもしれません。そのためアカリクを利用する際は、学生の期待に応えられるよう現場社員の協力が必要になることもあるでしょう。

総合職採用には不向きな側面がある

先述の通り、アカリクに登録している学生は、自身の専門性を発揮できる企業や職業への就職を希望しているケースが大半です。そのため、入社後の職配属先が確約できない場合や文系職種に配属される可能性のある総合職採用を採用要件に掲げる場合、応募や内定が見送られてしまう懸念があります。

アカリク経由で採用する学生に対しては、入社後の配属先やポジションの確約がほぼ必須になる旨を念頭に入れておく必要があるでしょう。

＼約50ページの資料を無償公開！／
2024年最新！「新卒スカウトサービス7つ」を徹底比較！

 

アカリクの料金体系

本章では、アカリクの料金体系をベースとなるプランとオプションに分けて紹介します。

ベースプラン

アカリクの料金は年間130万円〜です。

採用活動に割けるリソースや親和性の高い採用手法、課題などに応じて選べる4種のプランを用意しています。

	基本プラン	代行プラン	イベントプラン	広報強化プラン
求人掲載期間	12カ月	12カ月	12カ月	12カ月
スカウト数	35通／月	35通／月	35通／月	35通／月
コンサルサポート	〇	〇	〇	〇
備考	年間契約	スカウト代行 3ヶ月	合同イベント出展 1開催	研究室DM 1200カ所

追加オプション

下記追加オプションも存在します。

• イベント出展
• メルマガ配信
• バナー掲載
• スカウト代行
• 動画制作
• 動画掲載
• アカリクリサーチ
• 研究室DM

＼ターゲット学生の採用がしたいなら／
700社以上が導入！スカウト採用支援「PRO SCOUT 新卒」

▼事例や料金はこちら！▼  

アカリクの評判

学生側の評判

アカリクはガンガンスカウトが来るな（参照元：X）

大学がアカリクの担当者を呼んだ説明会に参加わず
大学院生向けということで中身があって良かった（参照元：X）

日程が合わなかったからどうなるかわからないんだけどアカリクのプラチナスカウト某大手から飛んできて悲鳴出た あれ今まで知らなかったんだけど書類免除っぽいじゃん ﾌｫﾖﾜ(特に院生)アカリク使っとけ（参照元：X）

企業側の評判

アカリクを利用するまで、弊社は外資系エージェントのみを使っていました。ある意味「人任せ」でしたので、アカリクを利用してから、採用のことを学ぶ機会となりました。また一人一人Candidateの良いところ・得意なこと・この方に会社は何をしてあげるだろうと、より深くその方を知る機会となりました。（参照元：ボクシル）

今まで減少傾向にあった理系学生の母集団が約2倍になり、ここ3年採用出来ていなかった機電系学生が3名採用することが出来た（参照元：ボクシル）

理系の採用に関しては年々苦戦をしておりましたが、こちらのサービスを導入したことで理系採用かつ院生の採用に繋げることが出来ました。大手媒体にいない層をとることが出来た点が非常に助かりました。（参照元：ボクシル）

アカリク導入までの流れ

アカリク導入までの流れは、次の通りです。

STEP1. 申し込み・問い合わせ

アカリク公式サイトなどから申し込み、もしくは問い合わせをします。
申し込みや問い合わせの後、内容を確認したアカリク担当者より打ち合わせに向けた連絡が届きます。

STEP2. 打ち合わせ・相談

打ち合わせや相談の場では、実際に使われているデータベースや検索画面を確認し、システムの操作性や利便性を確認します。また、採用ターゲットに関する悩みや採用課題のヒアリングを通じて、自社の採用計画に合ったプランの提案や見積もりを提案してもらいます。

STEP3. 契約

プランや契約内容を確認した後、契約へと移ります。

STEP4.求人情報の公開

アカリクのデータベース上に自社の求人情報を公開し、学生へのスカウトを開始します。また、求人公開の前後で再度アカリクの担当者と人材要件や今後の進め方についてすり合わせを行い、採用活動の方向性を改めて確認し合います。

STEP5. 定期振り返り・追加施策

運用中にもカスタマーサクセス担当と定期的に現状や採用進捗を確認し、他社事例を紹介してもらったり改善に向けた追加施策などの提案を受けたりして採用活動の精度を高めていきます。

新卒ダイレクトリクルーティングでお困りなら

株式会社VOLLECTはダイレクトリクルーティングに特化した採用支援「PRO SCOUT 新卒」を行っています。

SONYや東京スポーツ新聞社など大手企業やメガベンチャーを中心に、さまざまな採用状況に合わせたご支援が可能です。
「マンパワーが足りない」「スカウトサービスを上手く活用できていない」「インターン集客のためにスポットで利用したい」といったお悩みをお持ちでしたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。

まとめ

本記事では、アカリクの特徴や料金などについて紹介しました。
アカリクは、ダイレクトリクルーティングはもちろん、イベント開催や人材紹介など、理系採用を様々な角度から総合的に支援してくれるため、理系学生における採用課題を解決に導いてくれる可能性が期待できます。

さらに、導入に向けたサポートやオプションも充実しています。そのため、初めてダイレクトリクルーティングに取り組む企業や採用活動のリソース不足に悩む企業にとっても導入しやすいサービスと言えるでしょう。

理系学生の採用に苦戦している企業や、高い専門性を有した理系学生の獲得を目指す企業は、ぜひアカリクの利用を検討してみてはいかがでしょうか。