【企業向け】早期選考への案内メールの書き方と例文

近年、優秀な学生をいち早く確保するために、早期選考を実施する企業が増えています。
本記事では、早期選考への案内メールを作成する際に押さえておくべきポイントと、実際に活用できる例文を紹介します。
丁寧でわかりやすいメールを送り、スムーズな早期選考への参加を促しましょう。
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目次
早期選考への案内メールに記載する内容
早期選考の案内メールには、以下要素を入れましょう。
- インターン、説明会参加などへの御礼
- 早期選考の概要(選考フロー、応募締切、応募方法)
- 早期選考に参加するメリット
- 早期選考ではなく一般選考を受けることは可能か
- 署名
早期選考への案内メールを送る際のポイント
早期選考への案内メールを送る際のポイントを解説します。
早期選考の「特別感」を伝える
早期選考が特別な機会であることを強調すると、学生の興味を引きやすくなります。
例:「インターンシップ・説明会にご参加いただいた方限定で、早期選考を実施することとなりました。」
「今回の早期選考では、通常選考よりもスムーズに選考が進み、早い段階で内定を獲得できるチャンスがあります。」
「早期選考の方は、【グループディスカッション免除】の特別フローでご案内させていただきます。」
返信期限を明確に設定する
早期選考の案内を送る際には、返信期限を明確に設定しましょう。
返信期限が曖昧だと、学生が返答を後回しにしてしまい、結果としてエントリーしてもらえない可能性があります。
また、いつまでも「早期」選考を行うわけではないので、必ず記載するようにしてください。
学生の成功を祈念する言葉を入れる
学生に対して前向きなメッセージを送ることも、企業の印象を良くするポイントです。
特に新卒採用では、学生は不安を感じることが多いため、企業側からの温かい言葉が大きな励みになります。
例文
「早期選考に進んでいただくことを楽しみにしております」
「〇〇様のエントリーを心よりお待ちしております」
早期選考への案内メールの例文
初回のメールと、リマインドメールに分けてご紹介します。
初回案内メール
〇〇様
お世話になっております。 先日は、弊社の【会社説明会/インターンシップ】にご参加いただき、 この度、【20XX年度新卒採用】において、 通常選考でもエントリー可能ですが、早期選考は ご興味をお持ちいただけましたら、この機会にぜひエントリーください。 ・選考フロー: 書類選考 → 面接(○回) → 最終面接 ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。 〇〇様のエントリーを心よりお待ちしております。 引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。 ―――――――――――――― |
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リマインドメール
件名:【リマインド:早期選考のご案内】〇〇株式会社
〇〇様 お世話になっております。 先日は、弊社の【会社説明会/インターンシップ】にご参加いただき、誠にありがとうございました。 さて、○月○日にご案内いたしました早期選考につきまして、その後エントリー状況はいかがでしょうか。 早期選考の応募締切が○月○日(○)23:59と迫っておりますので、改めてご案内させていただきます。 早期選考は、インターンシップ・説明会にご参加いただいた方限定で、 また、通常選考よりも早い段階で内定をお出しできます。 ご興味をお持ちいただけましたら、ぜひご応募ください。 ・選考フロー: 書類選考 → 面接(〇回) → 最終面接 ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。 〇〇様のエントリーを心よりお待ちしております。 引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。 ―――――――――――――― |
早期選考への案内メールを送る際の注意点
メールは企業の就業時間内に送信する
学生へのメール送信時間には慎重になりましょう。
深夜や土日にメールを送ると、夜遅くまで働いたり、休日出勤したりするのが当たり前の会社だと思われてしまいます。また、開封率も下がってしまう可能性があります。
そのため、企業の一般的な就業時間内(9:00~18:00など)に送信することが望ましいです。
誤字脱字・情報の抜け漏れがないよう確認する
誤字脱字や情報の抜け漏れがあると、企業の信頼性が損なわれる可能性があります。
特に、エントリー方法や応募締切などの重要な情報が間違っていると、学生に混乱を与えるだけでなく、選考機会を失わせることにもつながりかねません。
送信前には必ず複数人でチェックし、誤りがないかを確認することが大切です。
学生が理解しやすい言葉遣いを心がける
選考案内のメールでは、企業独自の専門用語や業界用語を多用することは避け、学生が直感的に理解できる言葉遣いを心がけましょう。
また、過度に堅苦しい表現は、学生に対して威圧感を与える可能性があります。
適度に親しみやすさを持たせつつも、ビジネスメールとしての基本的なマナーを守ることが重要です。
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【Q&A】早期選考への案内メールに関するよくある質問
早期選考案内メールに関するよくある質問とその解決策について詳しく解説します。
件名はどのように設定すれば効果的ですか?
メールの件名は、開封率を左右する重要な要素です。
基本的には「【早期選考のご案内】〇〇株式会社」で問題ありませんが、より開封率を高めたい場合は以下のポイントを意識することで、より効果的な件名を設定できます。
パーソナライズを意識する
例えば、「〇〇大学のxxさんへ」といった形で、ターゲット層に合わせた文言を入れると、開封を促しやすくなります。
緊急性や希少性を示す
「締切間近!残り〇〇名の特別選考枠」「〇〇限定の早期選考、本日締切!」といった表現を用いることで、行動を促す効果が期待できます。
職種や内容を明確に
「【エンジニア職向け】早期選考受付開始!」「【文系向け】未経験からチャレンジできる早期選考」など、具体的な内容を記載することで、対象者に響きやすくなります。
好奇心を刺激するフレーズを入れる
「あなたの可能性を試すチャンス!」「内定獲得の第一歩を踏み出しませんか?」といったワクワク感を持たせる表現を活用しましょう。
返信が来なかった場合の対処法は?
早期選考案内メールを送信しても、すぐに返信がない場合があります。
その際の適切な対処法について解説します。
まずは待つ
学生も複数の企業からメールを受け取っており、返信に時間がかかることもあります。一般的に、締切日から2週間程度、または送信後3〜7営業日程度は待つのが適切です。
送信できていたか確認する
メールが正しく送信されているか、以下の点を確認しましょう。
- 送信先アドレスの誤りがないか
- 送信履歴に記録が残っているか
- 迷惑メールフォルダに振り分けられていないか
リマインドメールを送る
一定期間待っても返信がない場合、リマインドメールを送ることを検討しましょう。リマインドメールのポイントは以下の通りです。
- 簡潔で丁寧な文面にする
- 「お忙しいところ恐縮ですが」などの配慮の言葉を入れる
- 新しい情報や価値を追加する(「特別選考枠を増設しました」など)
- 明確な行動を促すフレーズを含める(「〇月〇日までにご返信ください」など)
電話で問い合わせる
メールの返信がない場合、電話での確認も有効です。
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投稿者プロフィール

- 株式会社VOLLECTにて採用コンサルタントとして従事。大手広告代理店のDXコンサルタント職や、大手IT企業でのエンジニア採用など、多数の採用支援実績を持つ。