【企業向け】Future Finderの特徴や評判、料金を解説

近年、新卒採用市場は、少子化、学生の価値観の多様化、採用手法の複雑化など、多くの課題に直面しています。従来の採用手法だけでは、企業の求める人材の確保が難しくなっているのが現状です。
このような状況下で、注目を集めているのが、AIと心理統計学を活用した採用サービス「Future finder」です。
本記事では、Future Finderの特徴、メリット・デメリット、料金体系、評判などを解説します。
目次
Future Finderとは?
画像引用元:公式サイト
Future Finderは、株式会社ジェイックが提供する、AIと心理統計学を活用した新卒採用サービスです。
企業と学生の「適合性」重視しているのが特徴です。
求人広告とスカウトの2つの手法で採用活動を行えます。
Future Finderの3つの特徴
AIと心理統計学による高精度マッチング
Future Finderは、企業と学生の間に存在する「適合性」を数値化し、最適なマッチングを実現します。
企業は、143項目の組織診断に回答することで、自社の「活躍人材モデル」を作成します。このモデルにより、自社の組織風土や求める人物像が明確になります。
一方、学生は、108問の特性検査を受検することで、自身の性格特性、動機、能力などを多角的に分析します。
これらのデータをAIが解析し、組織風土、職務適性、能力などの観点から適合性を数値化することで、書類選考や面接では見抜けない、潜在的なマッチングを可能にします。
求人広告とスカウト機能あり
Future Finderは、「求人広告」と「スカウト」の2つで採用活動を行います。
求人広告では、適合性スコアの高い学生に求人情報が上位表示されるため、自社に興味を持つ可能性の高い学生からの応募を獲得しやすくなっています。
また、スカウトでは、適合性スコア、希望業界、職種、勤務地、大学などの条件で学生を検索し、個別にスカウトメッセージを送信できます。
掲載上限は400社
Future Finderは、掲載企業数を400社に限定しており、1社あたりの学生数は国内最大級を誇ります。
利用企業過多により、学生が大量のスカウトを受け取ったり、求人が埋もれたりする心配が少ないのは強みと言えます。
Future Finderを利用するメリット
ミスマッチを防いだ採用ができる
適合性スコアの高い学生に絞り込むことで、ミスマッチを防ぎ、入社後の活躍が期待できる人材に効率的にアプローチできます。
また、書類選考や面接では見抜けない、潜在的なマッチングを実現し、採用の質を高めます。
運用を代行してもらえる
Future Finderでは、求人原稿作成、DM(スカウト)文章の作成、説明会日程の登録、追加、受付停止など、煩雑な運用を事務局に代行してもらえます。
これにより、人事担当者は、本来注力すべき面接や学生フォローなどに時間を割くことができます。
資金力に左右されにくいサイト設計
多くの新卒採用サイトでは、オプション料金を支払うことで求人情報が上位に表示されたり、目立つように装飾されたりします。これは資金力のある企業には有利ですが、中小企業にとっては障壁となります。
Future Finderは、すべての企業が公平に採用活動を行えるよう、オプションメニューを一切設けていません。
予算をかければ応募者が増えるという仕組みを排除し、企業の規模に関わらず、学生と企業の本質的なマッチングを重視しています。
Future Finderを利用するデメリット
登録学生数は約2万人(2025卒実績を踏まえた見込値)であり、大手ナビサイトに比べると少なめです。
さらに、関東居住の学生が約7割を占めるため、地方での大量採用には向かない可能性があります。
Future Finderの料金体系
Future Finderの料金は、約48万~です。(参照元:公式サイト)
料金体系には、成功報酬型と定額掲載型があり、その中にも複数プランがあります。
詳細な料金については、お問い合わせが必要です。
Future Finderの評判
学生の評判と企業側の評判を分けて紹介します。
学生側の評判
フューチャーファインダーってサイトは持ち駒増やすのにとても便利。使い始めて数週間だけど自分と合う会社がさっさと見つかるし、マイナビとかには載ってないのもある。最初にちょっと性格診断みたいなのやるけど、それやればあとが楽!検索条件とかも保存できるし(参照元:X)
FutureFinderの自己分析結果当たりすぎてどうしてそんなに私のことわかるの!!ってなった めっちゃ自己分析の言語化に◎(参照元:X)
自己分析ツールがとても使いやすい。自分の価値観などが見えてくるように思った。 自分に合った、中小やベンチャー企業を探しやすいサイトだと思う。(参照元:就レポ)
性格特性から自分に合った企業を合わせてくれます。自己分析にも役に立ちます。私は自分の特性を調べるためだけに利用していましたが、掲載されている企業もかなり良かったです。他の就活アプリとは良い意味で異なっていました。(参照元:就レポ)
大手企業の情報は豊富だが、地方の中小企業などはやはり情報が少ないか、または全くなく、利用しづらい人もいるのではないかと思った。もう少し幅広く企業の情報を知れたら、視野が広がり良いと思う。あと、検索しづらく感じた。(参照元:就レポ)
時々、メルマガで就活についてのコラムが送られてくることがあり、それがちょうど自分の選考の悩みや行き詰まっている点の解決になったので、良かった。 また、企業の紹介については、企業の独自性やアピールポイントを教えてくれたのでよかった。(参照元:就レポ)
企業側の評判
成果として、FutureFinder経由で内定を7名出しましたが、承諾率は100%でした。役員面接の合格率も100%であり、SPIを通過すれば最終面接への到達率70%。他媒体の2倍以上と非常に効率がいい採用ができました。(参照元:株式会社カチタス導入事例)
通常の人材紹介よりもコストを抑えられるという点も魅力的でした。成果としては、内定者10名のうち5名がFutureFinder経由での採用でした。選考からの内定率が40%と高く、内定辞退者も1人もいません。適合性という軸があるおかげで、面接をしていても学生との「相性の良さ」を強く感じました。(参照元:株式会社エム・ワン導入事例)
毎年秋口までかかっていた採用活動を7月には終了することができました。
例年の課題として挙がっていたのは、「内定承諾率」でした。特に、5月頃までに接触をした学生の場合、大手選考が終わるまで回答待ち、最終的に辞退ということも、珍しいことではありません。前半戦で接触をした学生でも、気持ちよく内定承諾をしてくれたのは、大変助かりました。最終的に7名へ内定通知、5名の承諾という結果で、正直驚きました。(参照元:ダイナテック株式会社導入事例)
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投稿者プロフィール

- 株式会社VOLLECTにて採用コンサルタントとして従事。大手広告代理店のDXコンサルタント職や、大手IT企業でのエンジニア採用など、多数の採用支援実績を持つ。
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