iroots(アイルーツ)の評判や特徴は?導入メリットや料金・スカウト方法を徹底深掘り
3人に1人の就活生がスカウトサービスを使う昨今。多くのスカウトサービスがあり、どのサービスが自社にフィットするか悩む方も多いのではないでしょうか。
irootsは、企業完全審査制で、上位校学生が集まる新卒向けスカウトサービスです。
本記事では、「iroots」の評判や特徴、導入のメリットを紹介します。
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目次
iroots(アイルーツ)とは
irootsは、エン・ジャパン株式会社が運営する、新卒ダイレクトリクルーティングサービスです。
スカウトを通じて気になる学生へ直接アプローチが可能で、平均スカウト開封率85.4%、返信率は34%と高水準です。(2021年度)
また、貴社に興味がある学生から「スカウトリクエスト」(旧「よんで」機能)が届くこともあり、貴社志望の高い学生からアピールが届くこともあります。
ただ、irootsは全企業が利用できるわけではありません。企業側には審査があり、通過率は10%程度とされています。また、利用社数は400社以内に制限されており、厳選された企業しか利用ができません。
そのため、学生のスカウト受取数は少なく、MARCH・関関同立以上で、受取スカウトが累計10通以下の25卒学生は17,000人もいます。(2024年2月時点)
現在採用競合が少ないブルーオーシャン状態なので、積極的な導入検討をおすすめします。
iroots(アイルーツ)の特徴
irootsは、他の新卒スカウトサービスと何が違うのでしょうか。
具体的な特徴を3つお伝えします。
最大6000字の詳細なプロフィール
学生プロフィールは最大6000文字まで記入できます。
このプロフィールには、幼少期から学生時代、将来像まで網羅されており、表面的な自己PRでは見えない、ありのままの人柄を知ることができます。
また、多くの文字が書かれたプロフィールがあるからこそ、自然言語処理が有効で、プロフィールから学生のキャリア志向や行動特性を診断し、自社にフィットする学生を見つけ出すことができます。
ただ、全員が多くの文字数を書いているわけではありません。3000文字以上プロフィールを書いているのは15%程度です。
なお、学生だけでなく、企業人事側も詳細なプロフィールを記載します。これは、「就活生と人事」という関係ではなく、「個人」と「個人」のマッチングを図るためです。
企業は完全審査制
利用企業は完全審査制です。10社の問い合わせに対し、1社程度しか利用申込を受け付けていないそうで、業界で最も企業を厳選しているサービスと言えるでしょう。
企業は、下記3つの項目を基準に、審査が行われます。
・本業主観正義性:本業の商品サービスで、自社が問題だと捉えている社会の状況を、解決しようとしているか?
・会社の成長性/将来性
・20代の成長環境
また、日本最大の会社口コミプラットフォーム「ライトハウス」との連携を承諾(口コミの開示に同意)しなければ、利用できません。
irootsの利用企業例:住友商事、ソニー、博報堂、サイバーエージェント、富士通、経済産業省、東京ガスなど
115万人が受験した性格・価値観診断が標準搭載
10,000社以上の企業と115万人以上の学生が活用した性格・価値観診断が標準搭載されています。
学生の「キャリアタイプ指向性」から、「性格特性」「創造的思考性」「コミュニケーション力」「エネルギー量」「ストレス耐性」まで、詳細な37項目で定量分析されます。
自社の「内定者」や「活躍社員」にも受験してもらうことで、求める人物像を数値化し、入社後の活躍可能性の高い学生をピンポイントで検索できます。
ただ、登録学生のうち性格・価値観診断を受けているのは1/3程度の印象です。
スカウトだけでなく、イベントでの集客も可能
「26卒早期就活生に向けたスタートダッシュイベント」など、irootsでは定期的に学生と接触できるイベントを行っています。
irootsを自己分析ツールとして認知して登録する学生も多く、通常の新卒媒体とは違った層の学生との出会いに繋がります。
学生からのアプローチ「スカウトリクエスト」機能あり
「スカウトリクエスト」 とは、 企業情報を閲覧し興味を持った学生が送る自己推薦機能です。平均して年間500名程度のスカウトリクエストが届きます。
スカウトリクエストをくれた学生にスカウトを送れば、高いスカウト承諾率・選考移行率が見込め、平均返信率は30%程度です。
irootsを導入するメリット
irootsを導入するメリットを3つご紹介します。
上位校の優秀学生に出会える
登録学生は8.5万人(24卒)で、約7割がGMARCH・国公立以上の上位校に所属しています。
具体的な大学割合は、早慶上智21%、GMARCH18%、関関同立10%、東大・一橋・旧帝大8%です。
irootsユーザーの先輩・知人の紹介で登録する学生が多く、毎年上位校の学生が多く登録しているのです。
学生のプロフィール例
①早稲田大学大学院、男性
・日本一を目指す体育会運動部にて主将。
・GPA上位者対象のアスリートプログラム成績優秀者に複数年連続選出。
②一橋大学、男性
・スタートアップで長期インターン経験 。
・業務フロー整理とシステム構築により所属部署の年間の人件費を95%削減。
・多数のインターン生のマネジメントも同時に行う。
優良企業のブランディングになる
前述の通り、irootsの企業審査通過率は10%程度であり、irootsを利用できる企業ということは一種のブランディングに繋がります。
学生がirootsに登録すると、必ず【irootsでは完全審査を通過した企業のみがスカウトを利用しています】というメッセージが運営から届くため、学生は厳選された企業しか利用できないことを認識しているのです。
実際に、学生からもirootsは企業の質が良いと評判が高いです。
自然言語処理を活用した検索で、短時間で精度の高いマッチングが可能
irootsには、学生の個性と企業のニーズを精緻にマッチングする独自の検索ロジックが実装されています。
学生の性格・価値観を37項目の定量指標で診断したり、最大6000文字のプロフィールテキストから自然言語処理技術で志向・価値観を抽出したりすることで、
膨大なデータから入社後に活躍できる人材を、短時間で、精度高く検索することができます。
iroots(アイルーツ)の評判
irootsの評判を、企業目線、学生目線に分けて見ていきましょう。
iroots利用企業の評判
irootsに登録する学生は、とてもボリュームがあるプロフィールの記入を求められます。登録した学生の詳細なプロフィールが閲覧できるので、経験や考え方を理解する上でとても役に立っています。特に、「主体性を持って物事に取り組んだ経験があるか?」という部分を注目して読んでいます。(株式会社デジタルガレージiroots導入事例)
スカウトを送る際だけでなく、配属を決める際にもプロフィールを読み返すようにしています。弊社の場合、部署によって扱っているシステムや業務の幅、プログラミング言語の違いがあるので、改めて本人の志向性を確認する材料としてirootsのプロフィールは活用しています。
irootsの一番の魅力は、検索性です。検索項目が多いので、プログラミング経験やフリーワードを組み合わせて自由に検索を行うことができるので、いろいろな切り口で学生を探せるところがとてもいいなと思います。スキルとフリーワードのどちらかでしか検索できないというサービスを使うとどうしても手間がかかってしまったり、思ったような学生リストにならなかったりするので…。irootsであれば、例えばある程度のコーディングスキルが求められるインターンと、そうではない本選考でスカウトを送る学生を変えたり、という使い分けができるので助かっています。(株式会社D2C 導入事例)
irootsでは、大学・学部で検索をかけてプロフィールを読み込み、各大学・学部のトレンドや特徴を掴んだり、大学は指定せずに「中東」などのキーワードで検索をかけて、旅行で行ったのか、研修で行ったのか、奨学金で行ったのか、などの違いを見ています。
プロフィールを細かく書いている人に関しては、本音を書いてくれているなという印象です。就活における本音を書いている人もいれば、就活関係なしにありのままの本音を書いている人もいますし、その深さもさまざまなので、本音を書くにしてもいろいろな書き方があるんだなと感じています。(日本たばこ産業株式会社 iroots導入事例)
iroots利用学生の評判
最大6000字という文字数に最初は面食らいました。でも、だからこそ、自己分析の助けになったと思いますし、企業側とのマッチングも図れます。
また、企業の人事の方からのスカウトからも細かく目を通して頂いたことが伝わる場面が多々あり、現状の少ない文字数のESで自分のことなんて伝わるわけない!と思っていた私としては、とても有難いツールだと思っています(就活で選考に落ちると落ち込む時もありますが、そういう時に見ると少し自分のことを前向きに捉えられるので、精神衛生上でも助かってます笑)。
本選考やインターンシップの優遇などは勿論ですが、irootsに登録していなければ注目していなかったかもしれない企業様とのご縁も生まれ、個人的にはメリットばかりだと感じました。
人生において、「自分は一生懸命取り組んだ!」と思える何かがある方であれば、きっと登録して損はないと思います!(App Store レビュー)
メリット
大手の会社が多い。超大手も多い。
スカウト頂いた人事の方のプロフィールも読める。
プロフィールに書ける文量が多い。
つまり(ミスマッチがない。ESの限られた文字数では伝えにくいガクチカのエピソードをirootsでは詳細に書ける。)
デメリット
会社の総数自体が少ない。(それだけ優良企業を選んでる証拠でもあるかな)!(App Store レビュー)
プロフィールの最大字数に最初は面食らってしまいますが、
書いたら書いた分だけ自分の振り返りにもなるし、企業の方に触れてもらえるので、自分の中での発見にもつながります!
テストのシンクロ機能がまた面白い!
たくさんの人に勧めたい!(App Store レビュー)
irootsの料金プラン
irootsの料金は、初期費用+成功報酬で、多くの通数を契約すればするほど割安になります。
※成功報酬は、契約通数やプランによって免除になる場合もあります。
「個別スカウト」はもちろん、「スカウトリクエストへの返信」だけのプランなど、複数のプランが用意されているので、ニーズや時期に合わせてプランを選べます。
新卒のダイレクトリクルーティングなら「PRO SCOUT 新卒」
ダイレクトリクルーティングに特化した採用支援「PRO SCOUT 新卒」提供しています。
パナソニックやラクスルなど大手企業を筆頭に、700社以上の支援実績があります。
「マンパワーが足りない」「媒体を上手く活用できていない」といったお悩みをお持ちでしたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。
投稿者プロフィール
- 株式会社VOLLECTにて採用コンサルタントとして従事。大手広告代理店のDXコンサルタント職や、大手IT企業でのエンジニア採用など、多数の採用支援実績を持つ。