ATS(採用管理システム)比較23選!メリットやタイプ、選定時のチェックポイントを紹介

求人作成、掲載、書類選考、面接日程調整、合否連絡など、採用活動は煩雑な作業が多いものです。さらに、求人媒体数が増えれば増えるほど、その煩雑さは増します。
そこで活用できるのがATS(採用管理システム)です。ATSでは、求人作成から内定通知まで、一元管理できます。
今回は、そんなATSのメリットやタイプ、選定時のチェックポイントとともにATS23選を紹介します。
「複数媒体での採用活動を効率化したい」「ATSを使いたいけれど、サービスがありすぎてどれを使えばいいかわからない」とお悩みの採用担当者の方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
ATS(採用管理システム)とは
ATSとは、Applicant Tracking System(応募者追跡システム)の略で、日本語では採用管理システムと呼ばれています。
ATSでは、求人から応募、選考、内定までの採用プロセスの一元管理が可能です。「一元管理」とは、求人媒体を問わず、すべての窓口からの応募の日程調整や合否連絡などをひとつのプラットフォームで管理できることを指します。
ATSには主に、下記の機能がついています。
項目 | 詳細 |
求人管理 |
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応募者管理 |
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選考プロセス管理 |
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データ分析 |
|
内定者管理 |
|
ATS導入のメリット
ATS導入には、採用活動を効率化できる、採用課題を抽出できるなどのメリットがあります。それぞれ解説していきます。
採用活動を効率化できる
ATSを使わない採用活動では、複数の求人媒体を使用する場合、一つひとつの媒体で下記の作業を行わなければいけません。
作業 | 詳細 |
求人情報の登録・更新作業 |
|
応募者情報の取り込み・整理 |
|
選考進捗の確認・更新 |
|
候補者との連絡管理 |
|
この作業をATSで一元管理することにより、業務の効率化が図れます。
また、社内での情報共有が円滑になりも漏れなく伝えることができ、二重連絡や対応漏れが減るでしょう。
さらに、ATSを使わない場合、管理が属人化してしまい、「Aの媒体からの応募者は何がどこまで進んでいるか把握しているが、Bの媒体は何もわからない」などの事象が起こってしまう可能性がありました。しかし、ATSを使えば一元管理ができるため、そのような事象が起こらず属人化を防ぎ、採用活動の効率化が図れるでしょう。
採用課題を抽出できる
ATSを使うと採用データが一元管理され、数値として可視化されるため「どこに課題があるのか」を把握できるようになります。感覚や属人的な経験に頼らず、データに基づいて採用活動のボトルネックを明確化できるのです。
たとえば、下記のような課題が抽出できます。
抽出できる課題項目 | チェックポイント例 | 得られる情報 |
母集団形成 |
|
効果の低い媒体に無駄なコストをかけていないか |
選考プロセス |
|
選考基準の不一致や、説明不足による候補者辞退が起こっていないか |
採用スピード |
|
日程調整や判断スピードの改善が必要か |
内定・入社 |
|
候補者への情報提供不足や入社前後のギャップが起こっていないか |
コスト |
|
採用費用をどこに投下すべきか |
一元管理しているからこそデータが横並びとなり、分析・比較がしやすくなります。そこから抽出された上記のような課題に対する解決策を考え、実行することにより、採用活動の質が高まるでしょう。
ATS導入前に知っておくべきこと
ATS導入にあたって、事前に知っておくべき注意ポイントが3つあります。それぞれ解説していきます。
導入にはコストがかかる
ATSの導入には初期費用に加え、システム運用費が月額もしくは年額でかかってきます。
採用人数が多かったり、通年採用をしていたりする場合は問題ありません。しかし、不定期に少人数採用を行っている場合は、コストパフォーマンスが見合わない可能性があるので、注意が必要です。
操作方法を覚える必要がある
導入後は、操作方法を覚える必要があります。採用担当者はもちろんですが、現場リーダーなどの面接官を務めてくれる人たちにも一部入力してもらいたい項目がある場合は、操作方法を教えなければなりません。
しかし、操作方法を覚えるのが面倒くさいなどの理由で、従来通りのメールや口頭、社内コミュニケーションツールなどで情報を伝えてくる人もいるかもしれません。このように、運用ルールが徹底されていないと、効率化するために導入したにも関わらず、逆に非効率になってしまう可能性があります。
業務の効率化などの導入目的を伝えた上で操作説明を行い、使ってもらえるよう促しましょう。
管理方法を変更する必要がある
ATS導入に伴い、応募者管理や進捗管理などの管理方法を変更する必要が出てきます。
例えば、今までExcelや紙ベースで応募者の名前や書類受領有無、選考がどこまで進んだかなどを管理していた場合は、それらすべての管理をシステムでの一括管理に変更しなければいけません。
効率化できるとわかっていても、慣れ親しんだ方法から新しい方法に変えるのは、人によっては労力が必要です。そのため、どこをどのように効率化できるか、業務が何時間削減できるかなどを具体的に説明し、一緒に操作を行い覚えてもらう必要があります。
ATSのタイプ
ATSには、4つのタイプがあります。それぞれ解説していきます。
集客が強み
母集団形成をしたい場合は、集客が強みタイプを選びましょう。そもそも母集団形成がしっかりできていなければ、採用活動は進みません。
自社採用サイト作成機能や「Indeed」「スタンバイ」などの求人検索エンジンに対応したATSを選ぶと良いでしょう。
自社採用サイト作成機能があれば、オリジナリティ溢れるサイトを作成することができ、求職者の目を引きます。
「Indeed」「スタンバイ」などの求人検索エンジンは、国内最大級の求人検索エンジンであり、月間利用者数は1千万~2千万人にのぼります。そのため、幅広い求職者層にリーチできるのです。
応募者管理が強み
募集職種や採用予定人数が多い場合は、応募者管理に強みを持つタイプを選びましょう。
今や多くの人々が利用しているLINEで連絡が取れる機能を有しているものや、募集職種ごとの応募進捗管理が行えるものなどがあります。
選考管理が強み
面接などの選考活動には、現場社員の巻き込みが欠かせません。そこで重要なのが、社内連携です。社内連携がうまくいかない、毎回日程調整に手間がかかるなどの場合は、選考管理が強みのATSを選びましょう。
AIが面接官・採用担当者のカレンダーから空いている日程を探し出し、日程調整してくれるものや、リクルーター専用のマイページ発行による情報共有の円滑化を図ってくれるものなどがあります。
データ分析が強み
採用課題を抽出し、採用活動をよりよくしていきたい場合は、データ分析に強みを持つATSを選びましょう。
採用コストの分析や面接官の評価傾向の可視化が行えるものや、目標値から各採用ステップのKPIをシミュレーションしてくれるものなどがあります。
ATSのタイプ別おすすめ23選
ここからは、前章で紹介したタイプ別に、おすすめのATSを紹介します。
サービス名 | 導入社数 | 料金 | 求人媒体連携数 | Indeed連携 | カレンダー連携 |
クラウドハウス採用 | 累計導入企業数13,000社以上 | 月3万円〜(媒体連携+日程調整は5万円〜) | 約20媒体 | 〇 | 〇 |
i-web | 2,200社以上 | 月1.9万円~ | 要問合せ | 要問合せ | 〇 |
HERP Hire | 2,000社以上 | 要問合せ | 約30媒体 | 要問合せ | 〇 |
HITO Linkリクルーティング | 月5万円〜 | 約50媒体 | 〇 | 〇 | |
engage(エンゲージ) | 60万社以上 | 無料(有料オプションあり) | 最大20(プレミアム時) | 〇 | ✕ |
採用一括かんりくん | 500社以上 | 要問合せ | 要問合せ | ✕(クロールのみ) | 〇 |
JobSuite CAREER | 1,000社以上 | 月5万円〜 | 要問合せ | 要問合せ | 〇 |
タレントパレット | 4,300社以上 | 要問合せ | 要問合せ | 要問合せ | ✕ |
RPM | 不明 | 要問合せ | 400以上 | 〇 | 〇 |
Oracle Recruiting | 不明 | 要問合せ | 多数(Indeed含む) | 〇 | 〇 |
e2R PRO | 不明 | 要問合せ | 要問合せ | 要問合せ | 〇 |
talentio(タレンティオ) | 不明 | 無料〜有料(プラン制) | 主要媒体複数 | 要問合せ | 〇 |
ジョブカン採用管理 | 25万社以上 | 無料プランあり | 要問合せ | 〇 | 〇 |
リクナビHRTech 採用管理 | 不明 | 完全無料 | 0 | ✕ | 〇 |
アクセスオンライン(AOL) | 不明 | 要問合せ | マイナビ含む複数媒体 | 要問合せ | 〇(Web面接等連携) |
Zoho Recruit | 不明 | 要問合せ | 75以上 | 〇 | 〇 |
MOCHICA(モチカ) | 不明 | 要問合せ | 要問合せ | 要問合せ | 〇(LINE調整) |
Talent Cloud(タレントクラウド) | 不明 | 月2万円〜 | 要問合せ | 要問合せ | 〇 |
sonar ATS | 2,000社以上 | 月2.2万円〜 | 要問合せ | 〇(Indeed PLUS) | 〇 |
HRMOS(ハーモス)採用 | 不明 | 要問合せ | 最大17媒体 | 要問合せ | 〇 |
PERSONA | 不明 | 要問合せ | 約600媒体(スカウトサービス含む) | 要問合せ | 〇 |
Wantedly Hire | 不明 | 要問合せ | 要問合せ | 要問合せ | 〇 |
集客が強みのATSおすすめ5選
集客に強みを持ち、母集団形成の強い味方となってくれるATSのおすすめは6つあります。それぞれ紹介していきます。
クラウドハウス採用
クラウドハウス採用は、株式会社Techouseが提供するATSです。
特徴
- 求人検索エンジン、SNS・メディアに対応し、応募数を確保
- 求人検索エンジン経由での応募が増えるよう、Googleアナリティクス、Google Search ConsoleといったSEO改善用のツールを無償導入
- リリース1年で導入実績200社以上
対応媒体など
求人検索エンジン | Google、スタンバイ、求人ボックス |
SNS・メディア | Instagram、facebook、X、YouTube |
求人媒体 | おうぼうける君、マイナビ転職、ジョブメドレー、バイトル、マッハバイト、リクナビHRTech、Jobギア、マイナビバイト、engage、ジョブオプLite(Airワーク)、介護エキスパート求人、カイゴジョブ、ワンキャリア、type、しゅふJOB、doda、エン転職、ハローワーク |
その他詳細は要問合せ
機能
- サイトデザイン設定
- 応募者管理
- 説明会管理
- 人材紹介
- 日程調整
- 権限管理
- 広告連携
- 媒体連携
- 求人作成
- 記事作成
- 検索軸設定
- LINE連携
5-1-1-4.料金
月額3万円~
詳細は要問合せ
i-web
i-webは、株式会社ヒューマネージが提供するATSです。
特徴
- 「リクナビ」「キャリタス就活」などの大手就職情報サイトや、新卒ダイレクトリクルーティングサービス「OfferBox」、就職活動サイト「ONE CAREER」との連携が可能
- 新卒領域で高い導入シェアを持ち、導入企業社数は2,200社以上。17年連続導入シェアNo.1
- 第二新卒やアルムナイ、タレントプールの活用などにも対応可能
対応媒体など
求人媒体 | Airワーク 採用管理(リクナビ/リクナビNEXT等)、キャリタス就活 など |
適性検査 | TG-WEB、SPI3 |
オンライン面接ツール | zoom、Teams、Google meet、harutaka、HireVue など |
外部ツール | Googleカレンダー、Outlookカレンダー、LINE など |
その他詳細は要問合せ
機能
- 求人ページ作成
- 応募経路管理
- イベント予約受付
- 応募者検索・グルーピング
- ファイル取込・出力
- 採用フロー設計
- 面接日程調整
- 面接官アサイン・資料共有
- LINE送受信
- 社員訪問管理
- 内定者フォロー
- Webページ制作 など
料金
月額1.9万円~
詳細は要問合せ
HERP Hire
HERP Hireは、株式会社HERPが提供するATSです。
特徴
- 300社以上の転職エージェントにワンクリックでの求人出稿が可能
- 現場巻き込み型の「スクラム採用」を実現できる
- 導入企業2,000社以上
対応媒体など
求人媒体 | YOUTRUST、Amateras、moovy、Findy、Spready、Workship、CheerCareer、agent bank、Engineer DASH、SYNCA、SOKUDAN、AUTOHUNT、Wantedly、Green、LAPRAS、Offers、Forkwell Jobs、ビズリーチ、AMBI、転職DRAFT、doda、リクナビNEXT、マイナビ転職、エン転職、paiza、LIBZ、マイナビバイト、しゅふJOB |
外部ツール | Googleカレンダー、Outlookカレンダー、Slack、Chatwork、Zoom、Google アナリティクス |
人事労務システム | SmartHR、カオナビ、人事労務freee |
その他詳細は要問合せ
機能
- 求人票の作成・公開
- 求人媒体から応募情報を自動取り込み
- エージェントの管理・メッセージ送受信
- リファラル採用社員紹介
- 面接の日程調整カレンダー入力
- 潜在候補者のタレントプール管理
- Slackやメール等との連携
- レポート・分析機能 など
料金
要問合せ
HITO Linkリクルーティング
HITO Linkリクルーティングは、パーソルプロセス&テクノロジー株式会社が提供するATSです。
特徴
- 40種類以上の求人媒体と連携可能。紹介会社もダイレクトリクルーティングなどの採用チャネルもまとめて管理可能
- 個社ごとに存在している分析軸にも対応可能なカスタマイズレポートを提供
- 継続契約率99.2%
対応媒体など
求人媒体 | AMBI、アルバイトネクスト、イーキャリア、Wantedly、ウィメンズワーク、Airワーク採用管理(バージョン2.0)、Airワーク採用管理、エン転職、エンバイト、エン派遣 エンゲージ、おすすめディスカバイト、女の転職type、OfferBox、Green、求人ジャーナル、学バイト、キミスカ(新卒)、キャリオク、キャリタス(新卒)、キャリアチケット(新卒)、しゅふJOB、塾講師ステーション、ジョブギア、ジョブメドレー、ジョブベース、ジョブオプ、type、Direct type、天職市場、dodaキャンパス(新卒)、doda、dodaダイレクト、TWC、ビズリーチ、北海道アルバイト情報誌、フォームメーラー、バイトルPRO、バイトル、バイトルNEXT、マイナビ転職、マイナビバイト、マイナビミドルシニア、マイナビ(新卒)、マッハバイト、Re就活、リクナビ(新卒)、リクナビ(新卒)※27年度以降、リジョブ、レバテックダイレクト |
カレンダー | Googleカレンダー、Outlook、Office365、サイボウズOffice、サイボウズGaroon |
その他詳細は要問合せ
機能
- 応募者情報自動取り込み
- エージェント連携(紹介・派遣会社)
- カレンダー連携
- 求人ページ作成
- 説明会・面接などの予約受付
- メール一括送受信
- 複数担当者での面接時評価入力
- 採用分析・レポート機能
- 新卒/中途の一元管理
- 選考フロー調整
- WEB面接機能(Zoomなど)
- タレントプール機能
- 書類選考結果一括反映
- 新卒/中途の一元管理機能
- CSVインポート・エクスポート など
5-1-4-4.料金
月額5万円〜
詳細は要問合せ
engage(エンゲージ)
engageはエン・ジャパン株式会社が提供するATSです。
特徴
- Indeed、Google しごと検索などの求人検索エンジンへの掲載可能
- 基本機能がすべて無料利用可能
- 60万社以上が利用
対応媒体など
求人検索エンジン | Indeed、Googleしごと検索、求人ボックス、スタンバイ |
求人媒体 | エン転職 |
SNS | facebook、X、Instagram |
その他詳細は要問合せ
機能
- 無料求人掲載
- 採用サイト作成
- 応募者管理
- オンライン適正テスト(有料)
- 内定者フォロー機能(有料) など
料金
0円~
詳細は要問合せ
応募者管理が強みのATSおすすめ5選
応募者管理に強みを持ち、スムーズな選考が進められるATSのおすすめは5つあります。それぞれ紹介していきます。
採用一括かんりくん
採用一括かんりくんは、HRクラウド株式会社が提供するATSです。
特徴
- LINEやZoomなどの外部ツールとの連携が強み
- ユーザー数やデータ量が増えても料金の変動なし
- システムを使いこなせるまで専任の担当者が伴走
対応媒体など
カレンダー | Googleカレンダー、Outlook、サイボウズGaroon |
コミュニケーションツール | LINE |
チャットツール | Teams、Chatwork、Slack、Talknote |
人事/労務管理 | Smart HR、kaonavi |
オンライン面接ツール | zoom、Google meet、playse |
適性検査 | CUBIC |
その他詳細は要問合せ
機能
- 採用フロー設計
- エントリー管理
- メッセージ管理
- 説明会・面接予約
- タスク管理
- 分析
- Web面接ツール連携
- 権限設定
- 選考評価
- 紹介会社管理
- ファイル取込・出力
- フリーアンケート
- カレンダー連携
- LINE連携
- 媒体自動取り込み
- 求人ページ
- 適性検査 など
料金
要問合せ
JobSuite CAREER(ジョブスイートキャリア)
JobSuite CAREERは、株式会社ステラスが提供するATSです。
特徴
- 求人媒体の自動取り込み実績80媒体以上
- 中途採用特有のノウハウをパッケージ化した中途採用に特化する採用管理システム
- 1998年以来、個人情報漏洩事件・事故 0件
対応媒体など
求人媒体 | 日経転職版、リクナビNext |
カレンダー・コミュニケーション | Googleカレンダー、Outlookカレンダー、Slack |
オンライン面接・適性検査 | SPI3、harutaka、SCOA総合適性検査、zoom、Teams |
人事/労務管理 | Smart HR |
その他詳細は要問合せ
機能
- 求人情報管理・掲載
- エージェント管理
- オンラインエントリー
- CSVデータ取込み
- 重複応募者自動検出
- ファイル管理
- ダッシュボード
- 検索
- 進捗・履歴管理
- レジュメ出力
- 面接日程調整
- メール送信
- 分析レポート
- 職種別目標達成状況
- ユーザー別評価状況 など
料金
月額5万円~
最低契約期間:3ヶ月
詳細は要問合せ
タレントパレット
タレントパレットは、株式会社プラスアルファ・コンサルティングが提供するATSです。
特徴
- 人事業務をトータルでサポートするタレントマネジメントシステム。ATS機能あり。
- 人材情報を活用することで、応募者の活躍度やマッチ度を見える化できる
- 応募者への最終連絡から一定期間経った場合、自動的にアラートが鳴り内定辞退防止につながる
対応媒体など
要問合せ
機能
- 無料適性検査(TPI)の実施
- エントリーフォーム作成機能
- 入社後活躍予測(類似メンバ/モデル人材)
- 採用支援/応募者管理
- テキストマイニングによる採用分析(志望動機/自己PR/入社の決めての分析)
- イベント管理機能
- エージェント機能
- 外部人材紹介DB連携
- 求人票/求人依頼作成機能
- 応募者マイページ/採用ページ作成機能
- 内定辞退防止機能(コンタクトスコア)
- コミュニケーション機能(LINE等) など
料金
要問合せ
RPM
RPMは、株式会社ゼクウが提供するATSです。
特徴
- 400以上の求人媒体、人材紹介会社からの応募者を一元管理できる。連携実績のない求人媒体・自社HPについても無償で連携調査が可能。
- 一部の媒体とはリアルタイム連携にも対応
- アルバイト・パート、派遣・紹介、新卒・中途など、企業が実施するあらゆる採用に対応
対応媒体など
要問合せ
機能
- 媒体連携
- 応募者管理
- 応募者自動対応
- 自動面接予約
- 面談ツール連携
- フォーム作成
- SMS連携
- 分析機能
- カレンダー連携
- LINE連携
- 採用サイトの作成(ジョブサイト)
料金
要問合せ
Oracle Recruiting
Oracle Recruitingは、日本オラクル株式会社が提供するATSです。
特徴
- 多言語・多通貨・各国法規制に対応し、グローバル企業に最適
- 候補者とのコミュニケーションを一元管理し、応募体験を向上できる
- 高いカスタマイズ性を持ち、大企業のニーズに合わせられる
対応媒体など
SNS | |
求人検索エンジン | Indeed |
その他詳細は要問合せ
機能
- 生成AIを活用した求人広告作成
- 求職者に24時間365日のサポートと質問への回答を提供
- SMSでのやり取りに対応
- 採用サイト作成
- 分析
- LinkedInとの統合 など
料金
要問合せ
選考管理が強みのATSおすすめ8選
選考管理に強みを持ち、より効率的な選考が進められるATSのおすすめは8つあります。それぞれ紹介していきます。
e2R PRO
e2R PROは、株式会社ワークス・ジャパンが提供するATSです。
特徴
- リクルーター・面接官などの協力社員にも専用マイページをもたせられる
- 就職情報サイトや就職イベントでつながった学生にQRコードを渡してスムーズに選考案内可能
- ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)取得済み
対応媒体など
要問合せ
機能
- 一括情報更新
- Webアンケート
- 面接官機能
- 仕分け印刷
- ダッシュボード
- 集計
- マイページ
- メール自動・予約配信
- イベント受付
- LINE配信
- ナビ取込
- イベント管理
- QRコード
- コンテンツ制作
- リクルーター など
料金
要問合せ
talentio(タレンティオ)
talentioは、株式会社タレンティオが提供するATSです。
特徴
- 選考に関わる重要なアクションが必要な時、Slackで通知を受信できる
- オファーレターとサインバック機能も搭載し、スピーディーな双方の意思決定を実現
- 導入時も運用後も、最適なオペレーションを担当者がサポート
対応媒体など
アカウント | Googleアカウント、MSアカウント
→SS認証やカレンダーの情報が連携が可能 |
採用媒体 | doda CONNECT、OfferBox、その他多数 |
求人検索エンジン | Googleしごと検索 |
SNS | note pro |
オンラインミーティングツール、WEB面接サービス、面接プラットフォーム | Zoom、harutaka、HireVue |
リファレンスチェックサービス | back check |
社内コミュニケーションツール | Slack |
人事労務ソフト | SmartHR |
その他詳細は要問合せ
機能
- アカウントの権限管理、グループ管理
- データのバックアップ
- IPアドレスによるアクセス制限機能
- 通信の暗号化
- SSO認証 (SAML認証)
- 採用ページ作成
- エントリーフォームの作成
- エージェントへのアカウント発行
- リファラル採用用求人情報の管理
- タレントプール
- 候補者の重複チェック
- チャネル分類
- 候補者情報の閲覧制限
- 候補者の選考ステータス・過程・結果の確認
- スケジュール自動調整機能
- 分析 など
料金
要問合せ
※採用を始めたばかりの企業に「完全無料プラン」あり
関連記事:Talentio(タレンティオ)とは?料金や評判・使い方を解説!日程調整はしやすい?
ジョブカン採用管理
ジョブカン採用管理は、株式会社DONUTSが提供するATSです。
特徴
- カレンダーと連携して候補者と面接の日程調整ができか、会議室・ 備品もまとめて予約可能
- 業界最安クラスの価格設定
- 導入実績25万社以上
対応媒体など
カレンダー | Googleカレンダー、サイボウズカレンダー(Garoon、Office)、Microsoft 365(Office 365)カレンダー |
オンライン面接ツール | Zoom、Google Meet |
連絡ツール | LINE |
社内コミュニケーションツール | Slack、Teams |
人事労務 | ジョブカン労務HR |
求人検索エンジン | Indeed、Googleしごと検索 |
その他詳細は要問合せ
機能
- 採用サイト作成
- 限定公開求人機能
- エージェント管理
- 候補者情報の一元管理
- 日程調整機能
- 選考の評価項目設定
- イベント管理機能
- ダッシュボードで進捗確認
- 求人ごとの進捗確認
- レポート機能
- 中途・新卒一元管理
- ユーザーの権限管理設定
- ジョブカン上でメール送受信
- 重複エントリー判定
- モバイル対応 など
料金
新規候補者登録数 | 無料プラン
求人媒体自動連携機能なし |
LITEプラン
求人媒体自動連携機能なし |
STANDARDプラン
求人媒体自動連携機能あり |
〜30名/月 | 0円/月
※機能制限あり |
ー | ー |
〜50名/月 | ー | 8,500円/月 | 30,000円/月 |
51〜150名/月 | ー | 30,000円/月 | 30,000円/月 |
151〜300名/月 | ー | 70,000円/月 | 70,000円/月 |
301〜1,000名/月 | ー | 120,000円/月 | 120,000円/月 |
※価格は税抜表記
※候補者データの保持期間は、無料プランは30日間、有料プランは10年間
※求人数は、無料プラン・有料プラン共に制限なし
※10年以上のデータ保持期間希望の場合、候補者数が1,000名以上見込まれる場合は別途相談要
リクナビHRTech 採用管理
リクナビHRTech採用管理は、株式会社リクルートが提供するATSです。
特徴
- エージェントから紹介された候補者の情報を一元管理できるように開発されたシステム
- 完全無料で利用できる中途採用向け採用管理システム
- ユーザーアカウント、紹介会社、候補者ともに登録数に上限なし
対応媒体など
媒体連携なし
詳細は要問合せ
機能
- 全エージェントからの候補者情報を自動登録
- 一覧画面から情報更新可能
- メモ残し機能あり
- 求人・エージェント別に選考を分析
- 全候補者の最新選考状況を一元管理
- 日程調整機能
- エージェント求人票管理
- エージェントアカウント発行 など
料金
完全無料
アクセスオンライン(AOL)
アクセスオンライン(AOL)は、株式会社マイナビが提供するATSです。
特徴
- 新卒採用に特化した採用管理システム
- 採用フローに応じて自由にカスタマイズ可能
- マイナビとのシームレス連携
対応媒体など
適性テスト | SHL、TAL |
WEB面接 | FaceHub |
その他 | マイナビWEBセミナー、LINE、履修履歴データベースサービス、交通費支払い代行サービス |
その他詳細は要問合せ
機能
- 説明会や面接の予約管理
- 面接官の割り当て(レーン管理機能)
- 合否フラグ入力・管理
- クロス集計機能
- 内定者フォロー
- リファラル採用
- OBOG訪問受付 など
料金
要問合せ
Zoho Recruit
Zoho Recruitは、ゾーホージャパン株式会社が提供するATSです。
特徴
- 自社採用にも人材派遣会社利用にも対応できるATS
- ワンクリックで75を超える募集掲示板に求人情報を投稿可能
- 多言語対応・世界展開が可能なグローバル対応ATS
対応媒体など
社内コミュニケーションツール | Slack |
カレンダー | Googleカレンダー、Outlookカレンダー |
バックグラウンドチェックサービス | Checkr |
SNS | LinkedIn、facebook、X |
募集掲示板 | Indeed、foundit、CareerBuilder |
その他詳細は要問合せ
機能
- AIによる候補者マッチング
- 採用サイト作成
- 候補者データベースの一元化
- 募集中の役職のステータス把握
- 人材プール
- 事前構築済み評価とカスタム評価
- 候補者ポータル
- カスタムワークフローの作成
- 電子署名入りの内定通知発行
- 採用KPI追跡
- カスタムのレポートとダッシュボード作成 など
料金
要問合せ
MOCHICA(モチカ)
MOCHICAは、株式会社ネオキャリアが提供するATSです。
特徴
- LINEで求職者と連絡を行える新卒向け採用管理システム
- 面接官ごとにアカウントを発行可能
- 金融関連のシステムにも耐えられるセキュリティレベルのサーバを使用しており、セキュリティ対策万全
対応媒体など
LINE、ZOOM、Googleカレンダー など
その他詳細は要問合せ
機能
- 選考ステータス管理
- 社内メンバーのアカウント発行可能
- エントリー者の属性や、エントリー数推移、採用進捗などをひと目で把握できるダッシュボード
- メール機能(LINE連絡を希望しない人向け)
- カレンダー共有
- ファイルアップロード機能
- フラグ設定機能
- 無料のチャットサポート体制 など
料金
要問合せ
Talent cloud(タレントクラウド)
Talent cloudは、株式会社タレントクラウドが提供するATSです。
特徴
- 採用の可能性がある人材をデータベース化したタレントプール構築に特化したATS
- アカウント数発行制限がなし
- SSL暗号化通信、24時間リアルタイム監視体制でセキュリティ面も安心
対応媒体など
Googleカレンダー など
その他詳細は要問合せ
機能
- 採用母集団(タレントプール)管理機能
- チャット
- 採用サイト構築
- 一括メール配信
- CSV一括登録
- 登録フォーム項目設定
- 候補者トラッキング
- 要望に合わせた機能カスタマイズ(別途開発費用要) など
料金
- 登録人数200名まで:月額20,000円
- 登録人数500名まで:月額50,000円
- 登録人数1,000名まで:月額80,000円
- 登録人数5,000名まで:月額100,000円
※以降、5,000名ごとに50,000円追加
データ分析が強みのATSおすすめ5選
データ分析に強みを持ち、採用課題を抽出し、より良い採用活動ができるようになるATSのおすすめは8つあります。それぞれ紹介していきます。
sonar ATS
sonar ATSは、Thinkings株式会社が提供するATSです。
特徴
- プロジェクト毎の進捗から応募者1人ひとりの選考状況まで、あらゆる採用データを集計・分析可能
- 新卒・中途あらゆる採用をまとめて管理可能
- ノーコードで複雑な採用フローの設計ができる
対応媒体など
LINE、Outlookカレンダー、Googleカレンダー、Slack、Googleしごと検索 など
その他詳細は要問合せ
機能
- エントリーフォーム作成
- 求人ページ作成
- 求人公開・拡散
- 面接日程調整
- イベント予約受付
- 応募者のマイページ発行
- 連絡の自動化
- エージェント管理
- 採用動画管理&配信
- 複数経路からの応募者情報取り込み
- リアルタイム進捗確認
- 応募者情報カスタム表示
- 選考フロー設計
- 面接評価入力
- 複数の指標を掛け合わせるクロス集計
- ダッシュボード
- AIによる高マッチング候補者予測
- AIによる求人原稿作成 など
料金
月額2.2万円~
詳細は要問合せ
HRMOS(ハーモス)採用
HRMOS採用は、株式会社ビズリーチが提供するATSです。
特徴
- 応募経路別、求人別のレポートから採用コストまで、採用に関するさまざまなデータが瞬時に「見える化」できる
- ビズリーチ社からのノウハウ提供と専任コンサルタントによる支援あり
- プライバシーマーク取得済み、SSL暗号化通信などセキュリティ面も安心
対応媒体など
カレンダー | Googleカレンダー、Outlookカレンダー |
社内コミュニケーションツール | Slack |
オンライン面接 | zoom、Google meet、Teams |
人事・労務 | HRMOSタレントマネジメント、Smart HR |
求人・スカウト媒体 | ビズリーチ、Green、Watedly、リクナビNext、マイナビ転職、エン転職、doda ほか10媒体と連携可能 |
その他詳細は要問合せ
機能
- 求人媒体連携
- 日程調整
- 面接・評価自動リマインド
- エージェント管理
- レポート自動作成
- 経路・求人ごと歩留まり算出
- 採用目標進捗確認
- 応募数推移確認
- 採用コスト算出
- 市場年収相場
- 面接官評価実績
- 社内公募
- リファーラル採用
- タレントプール
- 権限設定
- モバイル・英語対応 など
料金
要問合せ
PERSONA
PERSONAは、株式会社アサインが提供するATSです。
特徴
- 高度な可視化と分析が可能な次世代型採用管理システム
- 600媒体のうち99%の求人媒体・スカウトサービスと連携可能
- 60万人以上の性格診断データと年間10万回以上の面談による独自モデルをもとに、面接でのコミュニケーション方法まで提案してくれる
対応媒体など
Slack・Chatwork、Googleカレンダー、Google Meet、Zoom、Outlook、Teams、LINE など
その他詳細は要問合せ
機能
- 採用ホームページの作成
- リファラル推薦ページの作成
- エージェント推薦ページの発行
- 新卒イベント申込ページの発行
- 履歴書読込による自動入力
- 応募書類からの自動書類選考
- 自動メール送信機能
- メール, LINEの送受信機能
- 選考フローのカスタマイズ
- 選考評価項目のカスタマイズ
- 未対応者への自動リマインド
- Slackからのタイムライン投稿
- メールの送信予約
- 学校、会社のワンクリック検索
- 学校偏差値の表示機能
- 歩留まり集計機能
- 期間別集計機能
- 面接官別集計機能
- クロス集計機能
- 大学区分による集計機能
- カスタマイズ集計機能 など
料金
要問合せ
Wantedly Hire(ウォンテッドリーハイアー)
Wantedly Hireは、ウォンテッドリー株式会社が提供するATSです。
特徴
- 企業の採用戦略にあわせて柔軟にカスタマイズできる次世代型の採用管理システム
- 日程調整や応募があった際の対応をシステム上に登録しておくことで、採用業務の一部を半自動化
- 全ての評価は「スコアカード」という機能で管理され、候補者ごとの平均点や合計点が算出可能となり、公平な採用面接が実施できる
対応媒体など
Wantedly Visit、Slack、Teams / Outlook、Google Workspace など
その他詳細は要問合せ
機能
- カレンダー招待テンプレ
- 候補者に複数求人を紐づけ
- 分析レポート
- タレントプール
- エージェント機能
- 採用サイト
- タスク管理
- 他媒体からの自動インポート
- テンプレート
- リファラル
- 閲覧権限管理
- 応募フォームのカスタマイズ
- CSVインポート
- 英語UI
- 個人単位の通知設定
- 候補日依頼リンク など
料金
要問合せ
Workday
Workdayは、ワークデイ株式会社が提供するATSです。
特徴
- 多言語・多通貨・各国法規制に対応し、グローバル企業に向いている
- ワークフローの自動化や内定と契約書の一括処理、候補者選考の一括打ち切りが可能で、大量採用に関わる業務処理も効率化できる
- データ通信は暗号化されるため情報漏洩を防ぐことができる
対応媒体など
Teams、Slack など
その他詳細は要問合せ
機能
- ワークフローの自動化
- 候補者の一括スクリーニング
- 内定と契約書の一括処理
- キャンペーンの自動化
- ランディング ページのカスタマイズ
- リアルタイム分析
- AIを活用し候補者の履歴書からスキル データを収集し、適切な機会を提案
- 日程調整
- 採用サイト作成 など
料金
要問合せ
ATSを選ぶ際のチェックポイント
ATSを選ぶ際には、いくつかチェックしておきたいポイントがあります。今回は、8つのチェックポイントを紹介します。
どの求人検索エンジンを使えるか
求人検索エンジンとは、インターネット上に散らばる求人情報を自動的に収集し、検索可能な形で一覧化するサービスのことです。GoogleやYahoo!がWebページを検索できるように、求人情報に特化した情報を検索できるのが求人検索エンジンです。
求人検索エンジンのいいところは、幅広い求職者層にリーチできる点、低コストで掲載可能な点。また、GoogleやYahoo!で「地域+職種+求人」と検索すると、求人検索エンジンが上位に表示されやすく、より自社の求人が見られやすくなります。求人検索エンジンに対応しているATSであれば、他の媒体も運用しながらこれらのメリットが享受できるのです。
代表的な求人検索エンジンは、「Indeed」、「スタンバイ」、「求人ボックス」です。それぞれ下記のような特徴があるので、自社に合った求人検索エンジンに対応しているATSを選ぶと良いでしょう。
Indeed | 世界最大級の求人検索エンジン。リクルートホールディングスが運営している。月間ユーザー数は全世界3億人以上、国内では2,000万人以上。 |
スタンバイ | LINEヤフーグループが運営する求人検索エンジン。国内月間ユーザーは約1,000万人。 |
求人ボックス | カカクコムが運営する求人検索エンジン。SEOに強く、地方採用にも有効。国内月間ユーザーは約1,000万人。 |
どの求人媒体・人材紹介会社と連携しているか
ATSによって、連携できる求人媒体・人材紹介会社は異なってきます。そのため、現在自社が使用している求人媒体や人材紹介会社がある場合は、それらと連携できるかをまず確認しましょう。
連携できないATSを導入してしまうと、別に管理が必要になったり、一つひとつて入力や転記をしたりしなくてはならず、手間がかかります。一元管理できるシステムをせっかく導入するのであれば、すべての情報を取り込めるものを選ぶ方が良いでしょう。
操作はしやすいか
ATSの一つのメリットとして、業務の効率化が挙げられます。そのようなメリットがあるのに、いざ使用する際に操作が難しく、時間がかかってしまうのは本末転倒です。管理画面のデモを見せてもらったり、実際に操作させてもらったりすることで、使い勝手を確認しましょう。
また、企業側だけでなく求職者にとっても操作がしやすいかを確かめることも重要です。ATSによっては、応募者とコミュニケーションがとれるものや、採用ページが作成できるものがあります。
動きが遅い、ページの読み込みに時間がかかる、採用ページが見にくいなどが起こると、応募者にストレスを与えページ離脱や選考離脱が高くなる可能性があります。応募者側の画面もデモや実際に使用してみることで確認しましょう。
どの社内連絡ツールと連携できるか
採用活動には、現場社員との連携が欠かせません。そのため、Slackなどの社内連絡ツールで応募者情報や評価などを共有できると、手間がかからず現場社員の負担を軽減できます。
ATSによって連携できる社内連絡ツールは違うので、自社の使用しているツールと連携できるか確認しましょう。
日程調整ツールやカレンダー機能と連携できるか
採用活動において一番手間のかかる業務は、日程調整と答える採用担当者の方も多いのではないでしょうか?とくに現場社員を巻き込んでの面接実施などは、応募者、採用担当者、現場社員の三者の予定を合わせなくてはいけません。その確認のためにかかる時間は、合計すると長時間になることもしばしばです。
そのような業務負担を軽減してくれるのが、日程調整機能です。それぞれの予定をカレンダーに入れておけば、応募者には空いている時間しか表示されず、日程調整がワンクリックで完結します。
GoogleカレンダーやOutlookカレンダーなど、現在使用しているカレンダーと連携できるか確認しましょう。
データ分析・活用はしやすいか
複数の採用媒体を活用している場合、コストパフォーマンスの高い媒体を特定できれば、より効率の良い採用活動ができます。
その媒体を特定するには、下記のような分析要素が必要です。
分析要素項目 | 詳細 |
応募経路のトラッキング | 応募者ごとに「どの媒体から流入したか」を自動的に記録し、「応募数が多い媒体」と「質の高い応募が多い媒体」が判別できる。 |
書類通過率・面接通過率の比較 | 応募数だけでなく「どの媒体の応募者が選考を進んでいるか」をチェックすることで、表面的な応募数よりも「通過率が高い媒体」の方がコスト効率が良いことが分かる。 |
採用単価の算出 | ATSのレポート機能で「媒体ごとの費用 ÷ 採用人数」を計算する。採用単価が低い媒体ほど、コスパが高い。 |
採用スピードの測定 | 「応募から内定までにかかった日数」を媒体別に比較する。スピードが早い媒体は、早期戦力化や辞退防止につながるため実質的なコスト削減効果がある。 |
入社後の定着率追跡 | 「入社後の定着データ」や人事システムと連携可能なATSでは、定着率を追跡できる。定着率の低い媒体は採用後に早期離職コストが発生するため、真のコストパフォーマンスは低いと判断できる。 |
上記のような項目を出せるATSを選ぶと、今後の採用活動に活用できます。そのため、事前にどのような項目が分析できるか確認しておきましょう。
魅力的なコンテンツを作成できるか
今までホームページ作成会社に高額な料金を払って作成していた自社の採用ページですが、ATSの中には簡単なステップでこの
ページを作成できるものもあります。
自社の採用ページを作成することで、応募者の志望意欲を醸成したり、採用ページからの応募を獲得できたりします。そのためには、魅力的なコンテンツを作成することが欠かせません。
採用ページを作成したい場合は、以下の点をチェックすると良いでしょう。
|
問い合わせることはもちろんですが、他社事例などを見せてもらうとよりイメージが湧くでしょう。
セキュリティ対策は万全か
採用活動で扱う情報の中には、氏名や住所など、外部に漏れては困る個人情報のほか、年収や等級など現場社員には知られたくない情報があります。そのため、セキュリティ対策が万全なATSを選ぶ必要があります。
例えば、下記のようなセキュリティ対策を行っているATSを選ぶようにしましょう。
セキュリティ対策 | 詳細 |
通信・データの暗号化 |
|
アクセス制御・権限管理 |
|
操作ログ・監査ログ |
|
不正アクセス防止 |
|
データバックアップ・障害対策 |
|
各種認証 | 下記を取得しているATSは「国際水準でセキュリティを担保」していると言える
|
個人情報保護・法令対応 | 個人情報保護法に準拠しているか |
採用でお困りなら「PRO SCOUT」
採用でお悩みの場合はぜひPRO SCOUTをご利用ください。
800社以上の導入実績を持つPRO SCOUTでは、ダイレクトリクルーティングを用いてのご支援を中心に個社ごとにマッチした人材の採用代行を行っています。
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まとめ
今回は、ATSとは何か、そのメリットや導入前の注意点、おすすめのATS23選を紹介しました。
ATSとは、日本語では採用管理システムと呼ばれ、求人作成から内定通知、内定者フォローまでを一元管理できるシステムです。
複数媒体で採用活動を行っている場合や、現場社員を巻き込んでの採用活動を行いたい場合に向いています。
採用活動を効率化できるほか、データ分析機能がついているATSが多いため、採用課題の抽出に役立ちます。
導入にあたっては、コストがかかることや、操作を覚えなくてはいけないこと、従来の管理方法を変える必要があることを覚えておきましょう。
ATSにはそれぞれ強みがあり、集客が強みのものや、応募者管理や選考管理に強みを持つもの、データ分析に強みを持つものの4つにわけられます。自社の採用課題に合わせて適切なものを選びましょう。
また、連携可能な求人検索エンジンや媒体、外部ツールなどを確認することも重要です。
本記事を参考に、ぜひ貴社もATS導入を検討してみてはいかがでしょうか?
投稿者プロフィール

- 株式会社VOLLECT CEO
- 「ダイレクトリクルーティングの教科書」著者。日経トレンディや東洋経済への寄稿も果たす。新卒でパーソルキャリア株式会社にてクライアントに対して採用コンサルティングに従事。その後、外資系コンサル企業の採用支援をする中でダイレクトリクルーティングの魅力に気づき株式会社VOLLECTを創業。スカウト採用支援実績は800社超。
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