ChatGPTで採用スカウト文面作成や個別文章記載ができるのか検証!プロンプトも紹介

採用活動において、候補者の心をつかむスカウトメールは欠かせない存在です。
しかし、「どんな表現が響くのか」「自社の魅力をどう伝えるべきか」と頭を悩ませる採用担当者は少なくありません。
そこで注目されているのが、今話題の生成AI ChatGPT。
実はちょっとした指示(プロンプト)を工夫するだけで、候補者に読まれるスカウト文面を効率的に作れる可能性があります。
本記事では、ChatGPTを使ったスカウト文面作成の実力を実際に検証し、効果的な使い方のヒントをご紹介します。
「優秀な人材にアプローチしたい」「スカウト返信率が悪い」等にお悩みの方は、ダイレクトリクルーティング代行「PRO SCOUT」をご活用ください。
こちらからサービスの詳細や導入事例をご覧いただけます。

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サービス内容や料金を見る目次
ChatGPTとは
ChatGPTとは、要するに「人間と自然に会話しながら、知識や文章作成をサポートしてくれるAIアシスタント」です。
OpenAIが開発した大規模言語モデルをベースに、人間の言葉を理解して自然に会話できるよう設計されており、質問への回答、文章の作成・添削、翻訳、要約、アイデア出しなど、幅広く利用できます。
ChatGPTが作るスカウト文面とは
今回は、弊社の「採用コンサルタント」を募集するスカウト文面を作ってもらいます。
まずは、スカウト文面に盛り込みたい内容をChatGPTに入力します。
採用背景、仕事内容、VOLLECTの魅力、そしてカジュアル面談につなげたい旨を入れてみました。スカウト文面に盛り込みたいことを羅列しただけですが、果たしてスカウト文面らしく作ってくれるのでしょうか?
また、ここで入力したのは250文字程度なのですが、400文字で書いてとのオーダーに応えてくれるのでしょうか?
待つこと数秒、こんなスカウト文面が完成しました!
…すごい!きちんとスカウト文面らしくなっています!
ただ、332文字と400文字指定より短くなってしまいました。
再度、400文字でお願いしてみました。
400字になるよう、文章を増やしてもらえました!
「さらに親しみやすく」トーン調整できると提案されたので、親しみやすくアレンジをお願いしました。
もう少し「フレンドリー」にできるとのことで、さらにフレンドリーにしてもらいました。
2回親しみやすく変更してもらいました。
ただ、「お仕事は、」「一緒に採用成功をサポートしてくれる仲間を探しています」がやや幼稚な印象があります。
また、「特別な経験がなくても挑戦でき」は、こちらから未経験歓迎などと特に指示していないのでChatGPTが独自で考えています。
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サービス内容や料金を見るChatGPTで候補者に合わせた文面カスタマイズをする方法
「あなたの◯◯のご経歴が魅力的で…」というように、個別文章を入れたスカウト文面の方が、返信率は向上しやすくなります。
しかし、個別文章を作るのに時間を取られてしまい、人事業務が圧迫されてしまうことも少なくありません。そこで、ChatGPTにお願いできないか検証しました。
セキュリティ面の事前準備
職務履歴を入力するにあたり、必ず以下設定をしておきましょう。
左下自分のアカウントを押す→設定→データコントロール→1番上「すべての人のためにモデルを改善する」をオフにする
また、右上の吹き出しマーク「一時チャットをオンにする」を押すと、チャットが履歴に残ったり、ChatGPT のメモリを使用または更新したり、モデルの学習に使用されたりする心配がなくなります。
ChatGPTで候補者に合わせたスカウト文面カスタマイズできるか検証
まずは、ChatGPTに採用担当という役割を与え、スカウト文面のテンプレートを覚えさせます。
そして、職歴と、個別文章の記載方法を指示します。「自然につながるように」と書くことで、違和感を軽減させられます。
※ChatGPTで作成した架空の経歴です
そして出来上がった個別文章がこちらです。
ヒトの手でここまでの長文を書くのは大変ですが、ChatGPTに頼れば一瞬で文面が完成します!
時間がないからと一斉送信を利用している方、カスタマイズがレジュメのコピペになっている方はぜひ使ってみてください。
個別カスタマイズのコツは下記記事をご覧ください。
スカウト文面の個別文章を書くプロンプト
今回使ったプロンプトを記します。ぜひ参考にしてくださいね。
1回目のプロンプト
株式会社◯◯の採用担当になりきってください。
採用にあたって、 魅力的な人に対してスカウトメールを送ろうとしています。
まずは以下のテンプレートメッセージを記憶してください。
「この度は▲▲様の<現在お勤めされている企業様での>ご経験を拝見し、弊社で、更なるご活躍をいただけると思いご連絡させて頂きました。」
2回目のプロンプト
記憶したテンプレートメッセージの中の<現在お勤めされている企業様での>の箇所を、以下の経歴の人の経験や想定される思考性に沿って、 300文字程度で返信したくなるメッセージに変えてください。 その後の文章へ自然につながるようにしてください。
〜以下、経歴記載〜
まとめ
スカウト文面に書きたいことをChatGPTに入力するだけで、簡単にスカウト文面を作ることができました。文章を作るのが苦手!個別カスタマイズを長文で書きたいけど時間がない!という方は、活用してみても良いかもしれません。
ただ、AIが生成した文中に、事実とは異なる表現(会社規模・プロジェクト内容など)が含まれる場合があります。特に候補者の経歴解釈は誤りやすいポイントです。
生成後は必ず人の目で確認・修正し、事実と異なる部分を排除してください。
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「マンパワーが足りない」「どんなスカウト文面にすれば良いかわからない」といったお悩みをお持ちでしたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。
投稿者プロフィール

- 株式会社VOLLECTにて採用コンサルタントとして従事。大手広告代理店のDXコンサルタント職や、大手IT企業でのエンジニア採用など、多数の採用支援実績を持つ。
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