HERP Hire(ハープハイヤー)の特徴や料金・事例を解説!機能不足って本当?
現在、働き方の多様化によって、あらゆる業界で人材不足が課題となっています。
採用を効率化させるため、採用管理ツールの導入やリプレイスを検討している方も多いのではないでしょうか。
また、自社にマッチする優秀な人材を効率的に採用するために、いままでのような経営層⇔人事部での閉鎖的な採用戦略ではなく、組織全体で協力して採用活動に取り組む、スクラム採用という手法に注目が集まっています。
今回は、スクラム採用に役立つ採用管理システムのHERP Hireの特徴や料金、導入事例について紹介します。
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目次
HERP Hireとは
HERP Hireとは、株式会社HERPが提供する、組織全体を巻き込んだ「スクラム採用」をサポートする採用管理システム(ATS)です。
中堅企業からベンチャー、スタートアップまで多くの企業が活用している採用手法であり、導入企業1,500社以上(2024年3月時点)、顧客満足度No.1を獲得しています。
一つの採用手法にフォーカスした明確な特徴を持つ採用管理システムで、特に中途採用に重きを置いたサービスです。
「スクラム採用」とは
スクラム採用とは、経営層や人事部といった限られた人の採用活動だけではなく、人事部以外の現場社員も肩を組む(スクラムする)ように、採用結果の責任まで負うことで採用効率を高める採用手法のことをいいます。
HERP Hireでは、社内一体型のスクラム採用の実現をサポートしてくれる機能を搭載しています。
採用に関わる情報がHERP Hireに一元管理されており、現場社員も確認することができるため、情報をシームレスに共有することができます。
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HERP Hire(ハープ ハイヤー)の特徴
HERP Hireの特徴を4つ紹介します。
1.採用管理に必要な機能を搭載
HERP Hireでは求人ページの作成や公開、エージェント管理など採用活動に必要とされる基本的な機能を標準で搭載しています。
機能は以下です。
・求人ページの作成、公開
・求人媒体から応募情報を自動で連携
・エージェント管理
・リファラル採用/社員紹介
・面接スケジュールの管理機能
・潜在候補者のタレントプール管理
・レポート分析機能
・面接官のGoogleカレンダーの空き日程を抽出し、日程調整を自動化
上記機能に付随し、スクラム採用での全社員の進捗状況を共有することができるため、人事部や経営層からの迅速で最適なサポートが可能です。
2. 業界最多数の求人媒体と連携し採用状況を一元管理
応募が発生してから、各採用媒体から自動で応募情報を吸いだし、HERP Hire上で採用状況を一括管理できるのが特徴の一つです。
専門性の高い人材が多く登録されている求人媒体とも連携しているため、即戦力採用も効率的に行えるでしょう。
求人票の公開も自動化することができるため、煩わしい転記作業も必要とせず、エージェントへの連携もスムーズかつ無駄がありません。
連携している求人媒体の一部は下記の通りで、合計30社以上との求人媒介と連携が可能です。
YOUTRUST・Findy・agent bank・SOKUDAN・Wantedly・Green・Forkwell・ビズリーチ・AMBI・転職DRAFT・doda・リクナビNEXT・マイナビ転職・エン転職・チアキャリア・Workship・Spready・doocy Job・Engineer DASH
3.Slack,Chatworkと連携が可能
HERP Hireは採用管理システムに必要な機能に加え、SlackやChatworkなどのチャットツールと連携ができます。
採用の進捗をリアルタイムでチャットに共有することができるので、報告を含め、面倒な業務の削減に繋がります。
通知が届くのはもちろん、Slack上からHERP Hireにコメントを残すことも可能で、現場メンバーはHERP Hireにログインする必要はありません。
また、スクラム採用を行っていく上でも、現場社員とスムーズに連携をする事ができ、書類選考や面接スケジュールなどの設定が容易になります。
4.候補者の検索や確認、一括操作が可能
候補者を職種や選考状況などの任意の条件で、絞り込んだり、並び替えたりする事が可能です。候補者ごとに自由にカスタマイズして記入できるメモ欄での検索も可能です。
候補者一覧から複数の候補者に対して、職種や選考ステップを一括で変更したり、選考終了したりする事も可能です。
HERP Hireを導入することによるメリット
HERP Hireを導入すると、どんなメリットがあるでしょうか。
1.情報共有を円滑にし、ミスマッチを減らせる
HERP HireではSlakやchatworkとの連携が可能なため、採用に関するコミュニケーションや情報共有が円滑になります。
さらに、Slack上でHERP Hireにコメントを残すことも可能で、現場メンバーはHERP Hireにログインする必要すらありません。
また、リファラル採用(社員紹介)が円滑に行える機能を備えており「誰がいつどのような人材を紹介したか」などの情報を一元管理できます。
社内全体を巻き込んで採用活動を行えるため、人材採用後に「現場とのギャップ」などのミスマッチを減らし、自社に合った優秀な人材を採用できるでしょう。
2.採用業務の効率化が図れる
HERP Hireを用いることで、採用業務の効率化が期待できます。
- 求人媒体からの情報を一元管理でき、採用業務の短縮
- 各応募経路のデータ分析で、応募の無駄を可視化
- 面倒な日程調整の自動化
- タスク管理・スケジュール管理で応募者対応のスピードアップ、歩留まりの改善
- 社内コミュニケーションの効率化で採用業務のミス減少、採用にかかる時間の短縮
- 「業務短縮」「ミスマッチ防止」「応募の無駄を可視化」などで採用コストも改善
3.データに基づく採用が可能に
HERP Hireを導入すれば、勘や経験だけに頼る採用から、データを駆使した再現性のある採用に近づけることができます。
HERP Hireでは、職種・経路毎の採用状況など、意思決定に必要なデータを簡単に可視化できるため、採用戦略や新たな施策出しに役立ちます。
また、基本の分析機能に加え、専任のデータアナリストが貴社に合わせてカスタマイズした分析スプレッドシートを作ってもらえたり、利用データに基づいて伸び代や打ち手を提案してもらえたりと、サポートも手厚いです。
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スクラム採用ができるようになるメリット
先述したようにスクラム採用には様々なメリットが存在しますが、果たしてHERP Hireを導入するとどのような効果をもたらすのか、少しかみ砕いて説明していきます。
1.自社の優秀な人材と、求める人材とを接触させられる
会社全体で採用に取り組むことで「採用担当者だけではリーチできなかった人材」と接触することが出来ます。採用の目線以外からのアプローチや、現場の人間だからこそ共感できる部分や人脈があるからです。
特にエンジニアは、カジュアル面談を現場社員が担当するか、人事が担当するかで印象や参加率が変わるでしょう。
そして、現場の社員自らが「誰と一緒に働くのか?」を意識しながら採用活動にコミットするので、自社が求めている優秀な人材の採用に近づくだけでなく、採用後一緒に働くチーム内でのギャップを小さくすることが可能です。
2.社員、候補者のエンゲージメント向上
スクラムで採用活動を進めていく中で、社員が自社の魅力を言語化する必要があるため、社員のエンゲージメントも高まり、自発的な採用広報につながるというメリットもあります。
そして、候補者側としても、選考時から複数の現場社員とコミュニケーションを取ることで、業務内容や社風の理解促進につながります。「想像と違った」というミスマッチ防止につながり、結果的に入社後の定着率も上がるでしょう。
HERP Hire(ハープ ハイアー)を導入することによるデメリット
1.スクラム採用をしない企業には向かない
HERP Hireの強みは「採用に関する社内コミュニケーションを円滑にし、社員エンゲージメントを上げ、全社員で採用に取り組むこと」ですので、そもそもスクラム採用をしない企業には向かないかもしれません。
スクラム採用は「採用力の向上」「自社にマッチした人材の発見」などのメリットが見込まれる一方で、「現場の負担が増える」「意識の統一・要件の理解を促す必要がある」などかえって工数が増える可能性が否めません。
2.新卒の一括採用を一定規模で行っていく際に必要な採用管理機能に乏しい
前述の通り、スクラム採用というコンセプトがある採用管理ツールなので、従来の「新卒の一括採用」を、ある程度の規模でやる場合はミスマッチかもしれません。
例えば、複数の学生に参加いただく説明会のようなイベントを行う場合、そのための開催機能や、学生向けのマイページ機能等はHERPにはありません。また、適性検査への対応や、LINEとの連携もされていません。
中途とは別に、新卒採用を一定規模で行い、それを管理したい採用管理ツールを探している企業にとっては不向きでしょう。
一方で、新卒を中途と近しい選考フローで、インターンや紹介会社から通年で受け付けている企業の中には、HERPで中途も新卒も管理をしている会社もある様子です。
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HERP Hireの評判・導入事例
実際に導入した企業の声を見ていきましょう。
1.株式会社ユニラボ様
Before
採用担当1人で属人化した管理をしていたが、採用チームを立ち上げることになり、複数人で共有できる体制が必要となっていた。 応募情報や面談設定日などをスプレッドシートへ手入力していて作業工数があまりにも膨大であった。
After
採用に関わる情報がHERPに集約、情報共有がしやすい状態になり、戦略策定など、施策を考えることに時間を使えるようになった。
媒体自動取り込みで正確かつ効率的に候補者情報を集約できるようになったため、有効な応募経路の特定や、求人票、スカウト文面のブラッシュアップができるようになった。
2.株式会社Schoo様
Before
以前導入していたツールは毎回ログインの必要があったため、通常業務の合間で進捗を見る機会が頻繁に持てていなかった。
また、これまではメール通知だったので現場社員が見ず、Slackやダイレクトメッセージでリマインドを送っていた。
After
HERPは1クリックでSlackログインができ、かつ一度ログインすればSlackから自動で遷移できるので現場がどんどんと使うようになった。「人事が面接を依頼する」という感覚から、現場が能動的にコメントを記録し、コミュニケーションが活性化した。
さらに、HERPはSlackでメンションが飛ぶため現場への連携が楽になり、リマインドという面倒な行程から開放された。
まとめ
HERP Hireのサービスをまとめると以下のようになります。
・HERP Hireは操作しやすいシンプルなUIで、導入しやすい
・SlackやChatworkとの連携ができ、社員とスピーディに情報共有できる
・30社以上の求人媒体と連携しており、特にIT系人材の媒体に強い
・採用規模によって最適な料金プランを柔軟に提案してもらえる
・月間応募数が30名以下なら、全ての機能を無料で利用できるプランも
・HERP Hireは導入までのスピードが速く、担当者のサポートも充実している
HERP Hireは、スクラム採用を実現するATS(採用管理システム)と同時に、採用活動の効率化、より現場にマッチした人材の獲得が見込めるサービスです。
本記事をぜひ参考にして、ATS選びの参考にしてください。
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投稿者プロフィール
- 株式会社VOLLECTにて採用コンサルタントとして従事。大手広告代理店のDXコンサルタント職や、大手IT企業でのエンジニア採用など、多数の採用支援実績を持つ。