マイナビのダイレクトリクルーティング「マイナビジョブ20’sスカウト」はおすすめ?利用するメリットも

ダイレクトリクルーティングは従来の求人方法とは異なり、企業側から求職者に対して積極的にアプローチをする採用方法です。企業が求める人材をスカウトすることで企業と求職者間でのミスマッチを防止し、優秀な人材を効率よく獲得できると近年注目を集めています。
お馴染みの「マイナビ」でも、2021年2月22日からダイレクトリクルーティングサービスの「マイナビジョブ20’sスカウト」を開始しています。
今回は、マイナビのダイレクトリクルーティングサービスの概要を説明した後、マイナビジョブ20’sスカウトのメリット・デメリット、利用するポイントを詳しく解説しているので是非最後までご覧ください。
また、ダイレクトリクルーティングサービス選びにお困りの方は下記資料もご活用ください。
ダイレクトリクルーティングサービス
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目次
マイナビのダイレクトリクルーティングサービスの種類
マイナビのダイレクトリクルーティングサービスには下記の3種類があります。
マイナビ転職のスカウト機能
新卒向けマイナビスカウト機能
マイナビジョブ20’sスカウト
それぞれに特徴があり、企業の求める人物像によって利用するサービスを使い分ける必要があります。ここでは各サービスの特徴について解説していきます。
①マイナビ転職のスカウト機能
有名なマイナビ転職ですが、実はダイレクトリクルーティングも取り入れています。
求人者はWEB履歴書を作成し匿名で公開することにより、WEB履歴書を確認した企業若しくは転職エージェントからスカウトが届くようになる仕組みです。
企業側はあらかじめ求める人材条件を登録しておくことで、条件が一致する求職者に対し漏れなく求人をかけることが可能となっています。
もちろん企業側から選び抜いた人材を直接スカウトすることも可能です。
「希望マッチ」「経験マッチ」「条件マッチ」「転職エージェント」の4種類のスカウトがあります。
他にも、プレミアム特典やスカウト特典、スカウト限定特典などの求める人材にアプローチしやすい機能が豊富に用意されています。
マイナビ転職スカウトを利用することで、求める人材の獲得と手間を短縮することができます。
②新卒向けマイナビのスカウト機能
マイナビには新卒向けの求人サービスがあります。
例えば2024年卒業の学生に向けたマイナビ2024には企業側が優秀な新卒を獲得するためのスカウト機能があり、今後企業を担う若い力を効率的に採用することができます。
企業側は学生が匿名で登録した自己PRを確認し、個人にスカウトを送る仕組みです。
自己PRのアピールポイントとして以下があげられます。
研修・勉強内容
資格・特技・スキル
アルバイト経験
個性をアピール
海外体験
学生生活
インターンシップ
学生ならではの内容が盛り込まれていて、将来性などを考慮して育成したい人材を探すことができます。
③マイナビジョブ20’sスカウト
マイナビジョブ20’sは20代に特化したダイレクトリクルーティングサービスです。
近頃は終身雇用ではなく、転職してキャリアアップを目指す20代が多く転職市場を賑わせています。
第二転職を目指す20代の特徴
柔軟性に優れている
成長意欲が高い
社会経験があり一定の社会常識を有している
即戦力になる
20代に特化したマイナビジョブ20’sスカウトを利用すれば、高い向上心をもった20代を見つけスカウトすることができます。
上記でご紹介したマイナビ転職と新卒向けマイナビですが、求人広告や人材紹介が中心でダイレクトリクルーティングはサブ的な位置付けとなっています。
マイナビジョブ20’sスカウトは他の2つとは異なり、スカウトサービスとして確立しているので、企業側のニーズをより深掘りした採用活動が可能です。
ダイレクトリクルーティングでマイナビジョブ20’sスカウトを利用するメリット
企業がダイレクトリクルーティングサービスを取り入れるにあたって、マイナビジョブ20’sスカウトを取り入れるメリットは下記のとおりです。
20代の優秀な人材を見つけられる
応募率・応募数を共に上げられる
月額料金0円!ランニングコストがかからない
選考や面接などの採用コア業務に集中できる
ここでは、それぞれのメリットについて具体的に紹介します。
20代の優秀な人材にアプローチできる
マイナビジョブ20’sは20代に特化しており、年間約73,000人もの20代が登録するなど求職者も多いため、20代の優秀な人材を見つけることが可能です(参考:マイナビジョブ20’s)
登録者の60%以上は、22~25歳の若手。また、65%以上は大学・大学院卒です。
経験職種は、営業・販売系が最も多く、次に事務系、SE/技術系と続きます。
事業を拡大していくためには、優秀な後継者の確保と育成が欠かせません。
意欲的で向上心のある20代をターゲットにスカウトできるのは大きなメリットと言えます。
応募率を上げられる
応募率が高いことも人材確保のためには欠かせないポイントです。
通常の転職スカウトサービスのオファーメールは、他のメールに埋もれたり、迷惑メール扱いされたりしてスカウト対象者に見られない場合があります。
優秀な人材を確保したい企業にとって、このような機会損失は避けたいところです。
マイナビジョブ20’sは、会員登録をするとマイページを利用でき、マイナビジョブ20’sで送信したスカウトメッセージは、メールだけでなく、マイページの内のトップページの目立つところにも通知されます。
確実に求職者に認知してもらえる仕組みだからこそ、応募率を上げることができます。
月額料金0円!ランニングコストがかからない
マイナビジョブ20’sはスカウト通数無制限でかつ無料、月額料金も0円でランニングコストがかかりません。
通常の転職サイトだと掲載するだけで月数十万円かかりますし、スカウトサービスを利用するとなると、更に数十万の費用がかかります。
予算が限られている企業にとっては求人コストが大きな痛手となりますよね。
マイナビジョブ20’sは初期費用0円の完全成功報酬型サービスなので、求人コストを抑えながら優秀な人材を獲得するのに適しています。
選考や面接などの採用コア業務に集中できる
ダイレクトリクルーティングは求職者1人1人に合わせたアプローチを行うため、運用が難しいと感じる企業も多いでしょう。
例えば、1人1人に応じたスカウト文の作成や日程調整や、ニーズに応じた求職者の検索など専門の部署がなければ、運用できない工数が想定できます。
しかしマイナビジョブ20’sスカウトであれば、面倒なメールの作成などの煩雑な工程は一切不要です。スカウトメールの自動生成機能や日程調整の代行があり、面倒な業務はマイナビジョブ20’sスカウトに任せて面接や書類選考などのコアとなる業務に専念できます。
人事担当者の業務を大幅に解消し、効率的かつ効果的な採用をしていきましょう。
ダイレクトリクルーティングでマイナビジョブ20’sスカウトを利用するデメリット
ダイレクトリクルーティングで、マイナビジョブ20’sを利用するデメリットは下記のとおりです。
入社時に人材紹介と同程度の費用がかかる
即日利用できるわけではない
一方、ここではデメリットを解説していきます。
入社時に人材紹介と同程度の費用がかかる
マイナビジョブ20’sスカウトは、完全成果報酬型です。
マイナビジョブ20’sスカウトの価格は、理論年収×35%(税別)/人と、一般的な人材紹介と同様です。
スカウトサービスには「成果報酬型」と「定額型」の2種類の料金体系があります。成果報酬型はスカウトにより入社が決まれば費用が発生し、定額型はあらかじめ月若しくは年単位で決められた費用が発生するタイプです。
スカウト通数無制限でかつ無料、月額料金も0円とランニングコストがかからない分、求職者が入社した際に費用が発生するのは覚えておきましょう。
即日利用できるわけではない
マイナビジョブ20’スカウトの利用は最短で5営業日ほどかかり、即日で利用ができません。
ただし即日利用ができないのは、マイナビジョブ20’スカウトだけではありません。
他のダイレクトリクルーティングサービスにおいても、初期設定やデータベース登録などがあり「最短◯営業日から利用できます」とされているので即日利用はできいない場合が多いです。
即日利用ができないことを念頭に、余裕をもって導入しましょう。
マイナビジョブ20’sスカウトを利用する際のポイント
企業がマイナビジョブ20’sスカウトを利用する際は、スカウト特典を活用するのがポイントです。
9種類のスカウト特典によって、求職者に自社の魅力を効果的に伝えたり、面接の心理的ハードルを下げられたりします。
マイナビジョブ20’sスカウトでは、以下のスカウト特典の活用が可能です。
「書類選考の免除」や「一次面接の免除」などスカウト特典次第では、自社の採用業務にかけるコストも抑えられるのです。
スカウト特典 | 内容 |
書類選考免除 | 書類選考を免除できる |
一次面接免除 | 一次面接を免除できる |
社長面接確約 | 初回の面接が社長である |
最終面接確約 | それまでの面接を免除し、最終面接に進められる |
カジュアル面談 | 選考とは関係のないカジュアルな話ができる機会がある |
面接交通費支給 | 面接会場までの交通費を支給してくれる |
前職給与保証 | 採用の際、前職の給与の下回らない金額を掲示してくれる |
web面接可 | web上での面談が可能 |
会社見学 | オフィスの雰囲気を見学できる機会がある |
ダイレクトリクルーティングサービスの選び方
ダイレクトリクルーティングサービスを選ぶ際に確認したいポイントは下記のとおりです。
料金体系
自社の採用したいターゲット層の登録者数
開封率や応募率の高さ
採用活動が激化している近年において、近年は採用活動のオンライン化や企業と個人の接点強化が求められており、ダイレクトリクルーティングは非常に効果の高い採用活動といえます。
選び方を押さえることで、より自社にマッチした人材を確保できるでしょう。
料金体系
サービスを選ぶにあたって料金は必ず確認するポイントです。
ダイレクトリクルーティングサービスを導入するにあたって「初期費用」「ランニングコスト」は気になりますよね。
料金体系 | 特徴 | 価格目安 |
成果報酬型(1名採用につき◯円) | ランニングコストがかからない | 新卒 30万~70万円
中途採用 年収の15%~35%(プランや媒体により変動) |
定額型(月額、年額◯円) | 採用人数が多ければ割安になる | 300~400万(プランにより変動) |
成果報酬型はランニングコストのかからないので、採用活動にさける予算がない企業でも、採用の機会を最大限に上げることができることでしょう。
定額型は成果に関係なくサービスの利用に料金がかかる先行投資型です。
定額制の場合、採用人数が多ければ採用者1人あたりの採用コストを低くすることが可能です。
成果報酬型、定額制どちらの料金体系にも一長一短があるので、自社の資金力などを考慮して検討してください。
自社の採用したいターゲット層の登録者数
ターゲット層の多いダイレクトリクルーティングサービスを利用することで、条件とマッチする人材の絶対数が多くなり、優秀な人材を効率的に見つけることができます。
例えば、20代を探すなら登録者34万人で年間約73000人もの20代が登録している「マイナビジョブ20’sスカウト」が20代に特化したサービスのため効果的です。
他にもエンジニア転職やハイクラス転職特化のサービスもあるので、自社のニーズにあったダイレクトリクルーティングサービスを利用しましょう。
登録者の年齢層や特徴をリサーチすることは、効率的かつ効果的な採用活動に欠かせない要素になります。
開封率や応募率の高さ
開封率や応募率が高いサービスを選ぶことは採用率の高さに直結します。
条件がマッチする求職者を見つけても、スカウトメールが開封されなければ意味がありません。
開封されない原因としては、「他のメールに埋もれてしまって、そもそも気づかれていない」などが考えられます。
開封率や応募率を上げるには、アクティブユーザーが多いことやサービス特有の強みがあることが求められます。
例えば「マイナビジョブ20’sスカウト」ではメールに加えて、マイページ内のトップページ内に表示されるといった工夫をしており、開封率60%を誇っています。
優秀な人材にスカウトを出しても気づいてもらえなければ機会損失になりますので、開封率や応募率もしっかり確認しておきましょう。
自社に最適なダイレクトリクルーティングを効果的に活用しよう!
ダイレクトリクルーティングサービスを利用することで、従来の求人票を出して待つだけの採用活動ではなく、企業側から自社にマッチする人材に対し積極的にアプローチをする攻めの採用活動が可能になります。
一方で、運用の仕方や導入時期などにデメリットもあります。
転職市場が激化する近年において、企業が自社にマッチする人材を効果的に効率よく採用するうえでダイレクトリクルーティングサービスは利用価値の高いサービスです。
今回紹介した内容をふまえて自社に最適なダイレクトリクルーティングサービスを取り入れ、優秀な人材を獲得していきましょう。
ダイレクトリクルーティングサービス選びにお困りの方は資料もご活用ください。
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投稿者プロフィール

- 株式会社VOLLECTにて採用コンサルタントとして従事。大手広告代理店のDXコンサルタント職や、大手IT企業でのエンジニア採用など、多数の採用支援実績を持つ。