【2024年最新版】比較表付き!エンジニア採用で使うべきスカウトツール・サービス16選!媒体選定のポイントも抑えよう!

エンジニア スカウト媒体

エンジニアの需要は例年高まっており、求人倍率は約10倍。その影響もあり、エンジニアにアプローチできるスカウト媒体は増え続けています。

しかし、どこのスカウト媒体を使っていいのか分からない、どの媒体が自社に合っているか知りたい、といった不安を抱えている採用担当者の方も多いのではないでしょうか。本記事では、どこよりも詳しく、エンジニアにアプローチできるスカウト媒体を紹介します。

エンジニア採用向けスカウトサービスの強み・弱みや一覧表を見たい方は、下記「ITエンジニア向け スカウト媒体徹底比較レポート」のダウンロードがおすすめです。

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エンジニア採用向け ダイレクトリクルーティングサービス徹底比較レポート2024!

エンジニア採用向け ダイレクトリクルーティングサービス徹底比較レポート
    

 

当記事の監修者
vollect_nakashima
中島 大志
著書:ダイレクトリクルーティングの教科書
経歴:⽴命館⼤学卒業後、パーソルキャリア株式会社にて⼈材紹介事業に従事。株式会社VOLLECTでは、約5年間ダイレクトリクルーティングの⽀援に尽⼒。日経トレンディや東洋経済オンラインへの寄稿実績あり。

 

ダイレクトリクルーティングサービス一覧表

ダイレクトリクルーティングサービスは、上記カオスマップのように大量に存在し、企業規模やエンジニアのポジションによって、適したスカウトサービスは異なります。

しかし、エンジニアを採用したい場合は、ビジネス職でも登録できる総合型のスカウトサービスを利用することも、ITエンジニア専門のスカウトサービスを利用することもできるため、選択肢が増えさらにスカウトサービス選びが難しくなっている現状があります。

下記でお伝えするスカウト媒体の選び方やおすすめサービスをもとに、それぞれの特徴を押さえ、適切なサービスを利用するようにしましょう。

エンジニア採用に利用するスカウト媒体の選び方

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どこの会社もエンジニア不足に困っているが故に、エンジニアにアプローチできるスカウト媒体は増え続けています。

媒体の種類は、エンジニア以外の採用にも利用できるBizReachなどのような総合型の媒体と、PaizaやForkwellのようなエンジニアのみを扱う特化型の媒体があります。

使う媒体を間違えると、頑張って運用しても効果は限定的になってしまうため、

媒体の特徴をご紹介する前に、媒体の選ぶ5つのポイントをご紹介します。

(1)登録人数を聞く前に、採用人数から逆算した必要アプローチ数を計算する
(2)実際に自分で候補者検索してみる
(3)候補者検索した際に、検索順位が下の方の候補者プロフィールもチェックする
(4)候補者検索をして出てきた人数が、アプローチしたい候補者の人数の3〜4倍程度いるかチェックする
(5)他にどんな企業がその媒体を利用しているかチェックする

(1)登録人数を聞く前に、採用人数から逆算した必要アプローチ数を計算する

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多くの会社が、自社の求めるエンジニアの登録人数がどのくらいいるのか知るべく、媒体の担当営業の方に調べてもらうと思います。

人数を聞いて、採用目標を満たせるのかを判断できていますか?判断するためには、採用目標人数を起点に、「何名面接すればよいのか」→「何名から返信をもらえればよのか」→「何名にスカウトを配信すればよいのか」などのKPIを逆算しなければいけません

(2)実際に自分で候補者検索してみる

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媒体の営業担当者の立場であれば、その媒体を採用してもらいたいので、豊富に登録者数があることをアピールします。虚偽な数字を出すことはないと思いますが、満足してもらう見せ方はするでしょう。そのため、媒体導入をする前にデモを利用させてもらい、自分で実際にサーチをかけて人数を検索することをお勧めします。

もし導入前は使わせてもらえない場合は、最終ログインを1か月前に設定した登録者数であるかどうかを確認しましょう。「求める業種・職種」「希望勤務地」「年齢」「学歴」などは、指定してもらっている会社も多くあると思いますが、「最終ログイン」を意識していない場合があります。返信率に最も影響を与える最終ログインを無視した登録人数に意味はありません。最終ログイン3ヶ月以上前の候補者は、アプローチできる人数にカウントしてはいけません。

他にも、「レジュメ更新日」や「他社選考状況」など、アクティブな候補者が何人いるのかという点を最も意識して、媒体選択して欲しいと思っています。

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(3)候補者検索した際に、検索順位が下の方の候補者プロフィールもチェックする

多くの媒体の場合、候補者を検索した際にプロフィールが充実している候補者を上位に表示する仕様になっているケースが多いです。検索結果も多く、上位表示されている候補者のプロフィールが充実しているとそれで満足してしまいがちですが、下位に出てくる候補者をチェックすると、プロフィールの情報量が非常に少なく、アプローチするべきか判断できない候補者が多い場合もよくあります。

しっかりと、下の方に表示される候補者のプロフィールもチェックしましょう。

(4)候補者検索をして出てきた人数が、アプローチしたい候補者の人数の3〜4倍程度いるかチェックする

(1)〜(3)のプロセスを経ても、まだ完璧な人数は割り出せていません。候補者一人一人のプロフィールを見ると、個別な理由で対象外となってしまいます。例えば「この会社の方は競合だからアプローチ出来ない」「求めている言語の経験もあるが、違う言語がメインの人」などがそれを意味します。

必要アプローチ数の3〜4倍の登録者がいると安心して媒体を使えます。ただしエンジニアの場合は、採用のために必要十分な登録者がいる媒体がそもそもないということもありますので、複数の媒体の導入を検討することをお勧めしています。

(5)他にどんな企業がその媒体を利用しているかチェックする

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例えば自社が知名度があまりない小規模の会社であるにも関わらず、ブランド力抜群の大企業ばかりが使っている媒体を利用すれば効果は出ません。自社のレベル感に合わせて、勝ち目のありそうな媒体を選ぶことをおすすめします。

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(1)業務系エンジニアを採用したい企業向け おすすめスカウト媒体

BIZREACH

BIZREACH_date

画像引用元:公式HP

媒体の特徴

ハイレイヤーの登録が多いビスリーチ。登録者は138万人を超えており、導入企業も累計14,300社以上と実績はトップクラス。ユーザー審査もあり、職務履歴や年収などの基準が満たないと登録ができません。100種類以上の職種と、50種類以上の業種を掛け合わせて5000パターン以上の検索で候補者を絞り込めます。

料金

基本利用料(85万円)と、入社時の成果報酬15%が必要となります。それに伴い、スカウト1通あたりの単価もやや高めとなります。最低利用期間は6ヶ月です。

スカウト通数あたりの単価やBIZREACHの具体的なメリットやデメリット等の詳細な説明に関しては、ダイレクトリクルーティング徹底比較レポートに掲載しておりますので、ぜひご活用ください。

登録しているエンジニアの特徴

業務系のエンジニアからITコンサルタント、Web系のエンジニアなど幅広く登録がありますが、どちらかというと業務系エンジニアの登録が多い印象です。プライムSIerの業務系エンジニアやITコンサルタントは他の媒体と比較して圧倒的に豊富なデータベースです。全体的には、ややレイヤーが高い候補者が多いので、開発・保守運用をメインとするエンジニアの数は少ないです。

BIZREACH
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dodaダイレクト(保守運用など経験浅めのエンジニア向け)

dodaダイレクト

画像引用元:公式HP

媒体の特徴

国内最大級の226万人もの登録者を誇るdodaダイレクト。人材データベースの量は他のどのサービスにも負けません。また、専任でトレーナーがつき、効果の高い文面を教えてもらえたり、採用力向上に役立つオンライン動画を無料で閲覧できたりと、サポート体制も充実しています。

料金

複数のプランがあり、詳しくは問合せが必要となります。成功報酬モデルではなく、導入時に費用が発生料金体系になっています。ダイレクトリクルーティングサービス徹底比較レポートで、料金を公開しておりますので、ぜひご活用ください。

登録しているエンジニアの特徴

業務系エンジニアの中でも、開発〜保守運用までの開発工程を得意とするエンジニアが多く、要件定義などの上流工程を得意とするエンジニアは少ない印象です。開発エンジニアの中では、JavaやCOBOLなどの言語をメインに扱うエンジニアが多く、RubyやPython等のモダンな言語を得意とするエンジニアは少ないです。

doda Recruiters
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AMBI(若手高学歴エンジニア向け)

AMBI_information

画像引用元:公式HP

媒体の特徴

若手かつハイキャリア層向けスカウトサービスのAMBI。優秀な若手をスカウトしたい際にうってつけのサービスです。導入実績にはNRIやキーエンス、楽天などの名だたる有名企業があります。

登録者の平均年齢はなんと28.2歳で、97%は34歳以下。4割以上がMARCH以上の学歴を持ち、現在年収の下限が400万円に設けられているため、若手の優秀層が揃っています。

料金

AMBIの料金体系は非公開となっています。スカウト1通あたりの単価や成果報酬の有無に関しては、ダイレクトリクルーティングサービス徹底比較レポートに掲載しておりますので、ぜひご活用ください。

登録しているエンジニアの特徴

MARCH以上の若手業務系エンジニアの登録が多い印象です。そのため、新卒でITコンサルやプライムSIerに入社した20代が多いです。一方でweb系のエンジニアはやや少ない印象があります。

AMBI
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LinkedIn(英語OKなエンジニア採用企業向け)

Linkedin_recruitment 画像引用元:公式HP

媒体の特徴

世界規模で利用されるビジネスSNSのLinkedIn。日本だけでなく世界中の候補者をスカウトすることができます。他のツールではあまり見られないハイレイヤーな方々にスカウトを送ることも可能ですが、今すぐに転職を考えていない方も多くおりますのでその点は注意が必要です。

料金

料金はドルのため、日本円に換算した額となります。詳しい料金は非公開です。ダイレクトリクルーティング徹底比較レポートで、スカウト1通あたりの価格や、成果報酬の有無などを公開しておりますので、ぜひご活用ください。

登録しているエンジニアの特徴

外資系のソフトウェアベンダーやコンサルティングファームに所属しているバイリンガルのエンジニアが多いのが特徴です。外国人のエンジニアの登録は圧倒的に多いですが、日本人のエンジニアとなると、CTOクラスや大手web系のAIエンジニア等かなりハイスペックなエンジニアばかりで、メンバーポジションで採用する場合にはあまり適さない場合があります。

Linkedin
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(2)Web系エンジニアを採用したい企業向け おすすめスカウト媒体

Wantedly

Wantedlly_recruitment 画像引用元:公式HP

媒体の特徴

2010年創業のベンチャー企業が運営するWantedly。SNSとの親和性が高く、社員がFaceBookなどで求人をシェアすることで、上位表示される仕組みがあります。「給料」や「労働条件」を記載することが禁止されているため、ビションやミッションに共感してもらいたい企業や、中小企業、ベンチャー企業に向いています。

登録者のプロフィールには「今後やりたいこと」という欄があります。登録者の志向性に触れつつスカウトを送ることで高い返信率を期待できるのも特徴です。

料金

ライト・スタンダード・プレミアムの3プランが存在します。

ライトプランにはスカウトがつかないため、スタンダードとプレミアムプランをご紹介します。

スタンダード プレミアム
6ヶ月 12ヶ月 24ヶ月 6ヶ月 12ヶ月 24ヶ月
月額 12万円 11万円 10万円 22万円 19万円 16万円
総額 72万円 132万円 240万円 132万円 228万円 384万円
スカウト通数 100通 200通 400通 300通 600通 1200通
管理画面に入れる人数 30人 無制限

登録しているエンジニアの特徴

Web系のエンジニア、もしくはweb系のエンジニアになりたい業務系エンジニアの登録が多い媒体です。そのため、自社サービスを運営している会社は使えますが、受託会社はあまり効果が出ないでしょう。

Webエンジニアの中では、若手から中堅の開発エンジニアが多い印象です。

Wantedly
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Green

Green_Recruitment

画像引用元:公式HP

媒体の特徴

登録者の60%以上をエンジニア、デザイナーなどのIT人材が占めるGreen。導入企業はサイバーエージェントや楽天など、IT/Web系が多いですが、朝日新聞やTSUTAYAなど他業種の企業も利用しています。プロのライター/カメラマンに記事を書いてもらうこともできるので、採用ブランディングにもつながります。

料金

一度初期費用を払えば、半永久的に利用できる良心的な料金体系です。初期費用はプランによって60万円〜120万円で、更新費用はかかりません。それに加え、成功報酬がかかります。しかし、職種によって一律60万〜120万で、ありがちな年収の○%というようなルールではないため、他のサービスや人材紹介に比べて低コストでの採用が可能です。

登録しているエンジニアの特徴

Web系のエンジニアが多いですが、業務系のエンジニアの登録も一定数ありますので、エンジニアを採用したいという会社はまず導入しても良いかもしれません。

若手に限らず、ミドルレイヤーでしっかりと経験のあるエンジニアの登録もあります。

Green
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Forkwell Jobs

Forkwell Jobs

画像引用元:公式HP

媒体の特徴

「コードを書く人が評価される」世界の実現を目指したサービスです。ポートフォリオやエンジニアに最適化された入力項目があるため、候補者のスキルがとても見やすく、検索もしやすいです。

一括送信機能がなく、個別にスカウトメールを送る必要がありますが、可能な入力文字数が少なめに設定されているのでスカウト配信にそこまで時間がかからないのも良いところです。実際、返信率は21%とかなり高水準で、Webエンジニアを採用したい企業には導入するべき媒体の一つです。

料金

スタンダードプランと成果報酬0円プランの2つがあります。

スタンダードプランは、利用料に加え、成果報酬が理論年収の20%~発生します。利用料は、月額7.5万円~(24ヶ月契約)と、手軽に始めることができます。初期費用を抑えられるため、まずは試してみたい企業や、大人数採用を見込んでいない企業に向いています。

成果報酬0円プランは、その名の通り利用料のみで成果報酬がかからないプランです。利用料は、月額22万円~(24ヶ月契約)となっています。

登録しているエンジニアの特徴

Web系のエンジニアがほとんどです。モダンな言語を得意とするエンジニアの登録も多いですが、ポジションによってはデータベースが枯渇しやすいことやフルリモート希望者が多いことがネックです。

Forkwell
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YOUTRUST

YOUTRUST_recruitment

画像引用元:公式HP

媒体の特徴

リファラル転職プラットホームのYOUTRUST。社員の中でリクルーターを設定し、そのリクルーターの「友達の友達」までプロフィールを閲覧しスカウト送信ができるサービスです(有料プラン)。したがって、繋がりがあるという安心感はあるものの、検索できる人が限られ、付与されるスカウト通数を使い切るのは難しいです。よく知っている相手であればスキル感や人物像を把握できるのでよいですが、友達の友達となるとそのメリットも出せなくなる点がネックです。登録者はエンジニアが最も多いですが、企画職やデザイナーなど、さまざまな職種の登録があります。

料金

ダイヤモンド、プレミアム、スタンダードplus、スタンダードの4種類あります。プランごとに、期間中のスカウト送付可能数、公式リクルーター数、スカウト単価などが異なります。

スカウト単価はスタンダードだと1万円、1番安いプランでも4000円弱しますが、返信が他の媒体より来やすいので、コスパが良いと考える人もいます。

登録しているエンジニアの特徴

副業人材を探すサービスであるため、このサービスで正社員ですぐに採用できる人を見つけるのは至難の技です。
転職潜在層が多く、レジュメは薄く、まずはエンジニアを業務委託として受け入れられる会社であれば効果を発揮できるかもしれません

YOUTRUST
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paiza

paiza_recruitment

画像引用元:公式JP

媒体の特徴

採用において重視されがちな学歴や職務経歴ではなく、「技術力がある人が正当に評価される環境を作りたい」という想いからpaizaは作られました。

面接では見極めにくいエンジニアの「技術力」をS~Dランクで可視化し、自社が求める実力のエンジニアに絞ってスカウトを送ることができることが、他のサービスにないpaizaの特徴です。Sランクは全体の5%程度、Cランクで30%程度となっています。

スカウトは3種類存在し、「一斉送信スカウト」「ゴールデンスカウト」「プラチナスカウト」があります。

料金

paizaは初期費用がかからず、完全成功報酬体系です。料金は年収の25%〜で、内定者の技術ランクによって変動します。

登録しているエンジニアの特徴

GreenやWantedlyなどの総合系のスカウトサービスにはなかなかいない技術力の高いエンジニアの登録が多いことが特徴です。技術力に尖ったエンジニアを採用したい企業にはおすすめの媒体です。

paiza
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LAPRAS SCOUT

画像引用元:公式HP

媒体の特徴

インターネット上の技術情報共有サービス(Github,Qiita等)やSNSから情報を収集し、自動でプロフィールを作成。

それらをスコアで可視化、また常時最新化しているため、優秀なエンジニアを枯渇せずスカウトできる自社開発企業におすすめのサービスです。

スカウト以外に「興味通知」という、カジュアルに興味を伝えられる機能など、独自の機能もあります。

料金

小規模企業の場合、月額固定制です。成功報酬がかからないため、積極的にLAPRAS SCOUT(ラプラススカウト)を利用して採用人数を増やすことで、採用単価を抑えることも可能です。別途初期費用も発生します。

エンタープライズの場合、月額費用が5万円とリーズナブルな代わりに、成果報酬が発生します。採用者が出なければ、月額費用以外お金がかからないため安心して利用ができます。プランによっては、別途初期費用も発生します。

登録しているエンジニアの特徴

オープンデータから個人のポートフォリオを元に、プロフィールが自動生成されるため、オープンデータを持つユーザーが多いのが特徴です。故に業務系エンジニアというよりかはweb系のエンジニアのユーザーが多いのが特徴です。

LAPRASに直接登録したユーザー3万人の中では、転職顕在層が半数を超えています。

LAPRAS
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Findy

Findy_recruitment

画像引用元:公式

媒体の特徴

GitHubでの開発履歴を元に、適正年収やスキルが可視化されたエンジニアにスカウトを送れるサービスです。AIにより、ユーザーをレコメンドしてくれる機能があります。

企業側が「いいね」ボタンを押し、ユーザーから「いいかも」が返ってきた場合のみスカウトメールの送信ができる仕様なので、自社に興味を持ってくれたエンジニアのみのやりとりが可能となり、工数の削減につながります。

料金

メンバー〜シニアクラスにスカウトが送れるベーシックプラン(36万円〜)と、ハイクラス層にもスカウトを送れるプレミアムプラン(60万円~)があります。プレミアムプランは、求人票の下限年収が600万円以上と決まっています。月額と成果報酬両方必要で、成果報酬は理論報酬の30~35%です。

登録しているエンジニアの特徴

Web系のエンジニアが多く、メンバークラスの技術力があるエンジニアの登録が多いのが特徴です。

Findy
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転職ドラフト

Job_change_DRAFT_Recruitment

画像引用元:公式

媒体の特徴

プロジェクト経験やスキルを見た上で、企業がエンジニアを年収付きで競争入札する転職サイトです。通常では、内定段階まで提示しない年収を最初に公開し、金額を見た上で候補者は選考に進むかを判断されます。イベントのような形で、毎月エントリー期間、指名期間、回答期間があります。年収提示ということもあり、スカウトからの面談承諾率は30%と非常に高いです。各社が「誰をいくらで指名したか」を閲覧できるなど、転職市場の透明化が実現されたサービスです。レジュメには野望や、どういう環境で働きたいかを記入している方が多いため、そこに合わせてスカウト文面をカスタマイズすると良いでしょう。

しかし、一斉に各社がスカウトするため、返信が来てからの選考プロセスで他社と取り合いになるケースも多いので、それを踏まえた上での導入をお勧めします。

料金

利用料50万円に加え、正社員が160万円、業務委託30万円の成果報酬がかかる形式になっています。

登録しているエンジニアの特徴

自身の技術力に自信がある20代~30代半ばの若手〜中堅クラスのwebエンジニアの登録が多いのが特徴で、エンジニアの質が高めです。
年収提示型のオファー型であることもあり、転職顕在層も多く転職意向度が高い点は特徴のひとつです。エンジニアのプロフィール情報も非常に充実しています。

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Offers

offers_recruitment

画像参照元:公式

媒体の特徴

エンジニア・デザイナー採用に特化したOffers。副業を目的としたエンジニアの登録が多く、業務委託が入り口の会社にフィットします。採用工数を大きく割けることが特徴で、候補者選定、文面作成、スカウト送信までをCSが代行してくれるプランがあります(ベーシックプラン・プレミアムプラン)。

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料金

3つのプランがあります。料金は問い合わせが必要です。

■ライトプラン
エンジニア採用に慣れている
エンジニアの採用工数を確保できる
タレントプール採用を進めたい

■ベーシックプラン
はじめてのエンジニア採用
エンジニアの採用工数を減らしたい
人事の採用工数を減らしたい
採用ポジションが少ない

■プレミアムプラン
はじめてのエンジニア採用
エンジニアの採用工数を減らしたい
人事の採用工数を減らしたい
採用ポジションが多い
採用計画策定からサポートが必要

登録しているエンジニアの特徴

副業やフリーランスとして働きたい転職潜在層がメインです。なかなか転職媒体に出てこないメガベンチャー企業所属エンジニア/デザイナーを多く抱えています。自らOffersに登録した人材と、ソーシャル情報を始めとするオープンデータをクローリングした人材が混ざっています。

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SIGNATE Delta(2021年12月22日サービス終了)

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AIやデータ分析人材を中心としたスカウト媒体、SIGNATE Delta。高度な専門職のため、採用担当者が候補者の実力を見極めることが難しいですが、SIGNATE Deltaであれば、データサイエンスコンペティションでどのくらいの実績があるのか見ることができたり、アセスメントを行ってもらい成績を可視化したりすることができるため、誰にスカウトを送信すれば良いかわかりやすいです。

また、会員のスキル・希望条件・アクティビティからAIが候補者選定を行ってくれる機能もあります。求人とのマッチ度もプロフィールに書いてあります。

SIGNATE称号は、Grandmaster、Master、Expert、Advancedなど7つのランクがあり、ランクごとに絞り込み検索ができます。

料金

問い合わせが必要です。

登録しているエンジニアの特徴

データサイエンティスト、機械学習エンジニア、データアナリストなどAIモデリングやデータ分析ができる人材の他にも、バックエンドエンジニア、アプリエンジニア、フロントエンジニアなどのITエンジニアもいます。

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Qiita Jobs

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画像参照元:公式

 

Qiitaは70万人以上のエンジニアが登録日本最大級のエンジニアコミュニティで、知識や記録を共有できるサービスです。プログラミングに関するTipsや、メモなどを簡単に共有できます。

Qiitaはエンジニアが日常的に活用しているため、Qiita Jobsはこの活用データを使って「チャットリクエスト」を送ることができます。活動データの中には、会社名や保有スキル、学習の量、興味のある技術領域などを、本人に確認することなく知ることができます。

料金

正社員または契約社員の場合は成功報酬150万円、業務委託契約になった場合は30万円がかかります。完全成果報酬型のため、ランニングコストをかけたくない企業におすすめです。

登録しているエンジニアの特徴

Qiita Jobsは、Eight Career DesignやLinked inと同じで、まだ転職を考えていない「転職潜在層」が多く登録しています。そのため、社内勉強会に誘ったり、カジュアルな面談を行ったりと、はじめから選考を行うことは避けた方が良いでしょう。

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レバテックダイレクト

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画像参照元:公式

エンジニア向け転職サービスレバテックが提供するスカウトサービス、レバテックダイレクト。全体の92%が面接/面談確約のスカウトであり、本気のスカウトを送っている企業が多いです。

15年にわたるレバテックの支援実績データを元にした、求人とのマッチ度も知ることができます。また、レバテック側が取材を行ってくれ、開発環境や組織の詳細情報まで掲載することができます。

料金

1通ごとに料金が発生します。詳しくは問い合わせが必要です。

登録しているエンジニアの特徴

フリーランスはレバテックフリーランスという他の媒体を使用しているため少ないです。しかし、契約社員や業務委託等の正社員ではないエンジニアも登録があります。

レバテックダイレクト
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エンジニア採用のコツ

エンジニアを1人採用するために、ダイレクトリクルーティングでアプローチできる「量」を増やせることをご説明しましたが、エンジニア採用では「採用プロセスの質」も重要です。

1名採用するために何名の候補者と面接すれば採用できるでしょうか、また何通スカウトを送ればよいでしょうか。エンジニアは複数の会社で内定を獲得できるため、選考中で辞退されてしまうことも多々あります。

またスカウトで­­返信率が1%を切ってしまうことも珍しくありません。故に、1000通スカウトを送ってようやく1名採用できるという歩留まりの会社も多くあります。1000通で1名採用という歩留まりを100通で1名採用するようにするのが、選考プロセスの「質」を上げるということです。

もちろん、採用担当者の業務量を削減できる、採用コストを下げることができるというメリットももちろんありますが、一番の理由は、アプローチできるエンジニアの数が有限だからです。

アプローチできるエンジニアがいなくなってしまう、ということにならないためにも、スカウト返信率や、日程調整設定率、面接辞退率、内定承諾率を改善し続けなければいけません

エンジニア採用向けスカウト媒体比較表

エンジニア採用に使えるスカウトサービスを比較表でまとめました。

▼エンジニア以外も利用できる総合型のスカウトサービス

LinkedIn OpenWork BIZREACH Wantedly dodaダイレクト AMBI
登録人数
登録者の属性 バイリンガル・外資 幅広い ハイクラス人材 ベンチャー志向 幅広い
(メンバークラス多め)
若手・ハイクラス人材
登録者の転職意向度
ターゲットの
検索性
送信予約 × × × ×
ミニマム
導入費用
非公開 無し 基本利用料 85万~ 月額8万円~
(スカウトありプランの場合)
基本利用料80万円~ 基本利用料60万円~

▼エンジニアに特化したスカウトサービス

Green Forkwell paiza 転職DRAFT Findy LAPRAS Offers
登録人数
キュレーションされた人が多い
登録者の属性 web系
デザイナー・企画職も
Web系
メンバークラス
技術力高
業界未経験者
web系 若手~中堅
技術力高
Web系
メンバークラス
web系 若手~中堅
技術力高
副業メイン
ターゲットの
検索性
×
送信予約 × × × × ×
ミニマム
導入費用
初期費用
60~120万円
スタンダードプラン
月額7.5~10万円成果報酬0円プラン
月額22~32万円
(契約期間により変動)
無し 利用料50万円
(年度ごとに発生)
36万円~90万円
(プランにより変動)
初期費用60~360万円(従業員数次第) 非公開

 

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エンジニア採用にダイレクトリクルーティングがオススメな理由

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現在日本には、大凡109万人のITエンジニアがいると言われていますが、実際に転職を視野に入れて活動しているのは10%程度に過ぎません。この10%の約11万人のITエンジニアを無数の企業と取り合っています。一方で残りの90%は、すぐに転職を考えていないいわゆる転職潜在層です。この90%は、母数が多いにも関わらず、多く会社が未だアプローチしていない、ブルーオーシャンなのです。

そのため転職潜在層に対してのアプローチがエンジニア採用では重要です。ダイレクトリクルーティングでは、この転職潜在層にアプローチすることができるため、エンジニア採用で「量」を確保するには欠かせないのです。

最後に

以上、エンジニア採用でおすすめのスカウト媒体を特徴ごとに紹介してきました。また、アプローチする「量」の重要性をご説明した通り、エンジニア採用では複数のスカウト媒体を運用することをおすすめします。

それぞれのスカウト媒体についてよく理解し、多くのエンジニアと会える状況をつくっていきましょう。

▼参考記事

投稿者プロフィール

谷下 奈穂
谷下 奈穂
株式会社VOLLECTにて採用コンサルタントとして従事。大手広告代理店のDXコンサルタント職や、大手IT企業でのエンジニア採用など、多数の採用支援実績を持つ。