座談会で盛り上がるテーマ10選|学生を盛り上げるにはどんな工夫が必要?

人事

多くの企業が採用活動の戦略の1つとして取り入れている座談会。現役社員と学生が直接交流を図れる機会を作ることで相互理解を深められる利点がありますが、盛り上がりに欠けたり、テーマを考えることに負担を感じられたりと座談会の運用に悩む採用ご担当者様も少なくないでしょう。

そこで今回は、採用支援事業に8年間従事してきた筆者が、採用活動で座談会を実施する目的やメリットを解説すると共に、参考にしたい座談会で盛り上がるテーマを10個紹介します。

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座談会の目的について

まずは、新卒採用で座談会を実施する目的を解説します。

企業と学生の相互理解を深める

学生は座談会を通じて社員と直接対話する機会を得られることから、求人ナビサイトやホームページでは知ることのできない企業や業界、職種の魅力や働きがいを知れるでしょう。また企業としても学生が就職する上で求めている条件や動向を把握できるといったメリットがあります。

このように座談会は、企業と学生の相互理解を深める手段として有効性の高い施策です。

応募意欲の向上

人材の採用競争が激化する昨今において、新卒市場は企業が人材を選ぶ採用から学生が企業を選ぶ動向へと移り変わっています。学生から選ばれるためには、まず自社の特徴や魅力を学生に知ってもらうことが不可欠です。

座談会での説明や社員との対話を通じて学生は興味・関心が喚起され、応募意欲が向上することもあるでしょう。

社内の一体感を高める

座談会では、現場社員が登壇し、学生と接触を図ります。現場社員の協力が不可欠な座談会は、社員が一丸となって採用に取り組む風土醸成にも一役買うでしょう。

社員は、企業の代表として採用の場に携わる機会を得られるため、採用の重要性や採用の難しさを感じることができます。
社員1人ひとりが採用に協力する姿勢になるため、自ずと社内の一体感も高まるでしょう。

学生の不安を払拭する

実際に現場で働く社員から仕事の様子や働きがいを聞くことで、学生は不安を払拭できるでしょう。

その結果、応募意欲が高まったり、不安から応募を見送る事態の低減につながったりといった効果も期待できます。

採用活動の効率化

先述の通り、座談会の開催は学生の興味や関心、さらには応募や入社意欲の醸成に寄与します。

学生の意欲が高まることで途中辞退を防げたり、事前にビジョンや理念にミスマッチを覚える学生を排除できたりもします

応募に至る学生は、自社に高い興味を持ちビジョンや理念に共感する人材に自然と絞り込まれてくるでしょう。
座談会の開催意味を理解し、目的に沿って運用すれば採用活動の効率化にもつながります。

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【企業側】座談会を開催するメリット

続いて、企業が座談会を開催するメリットを紹介します。

企業の魅力をアピールできる

社員と学生が直接コミュニケーションを図れる場となる座談会は、求人ナビサイトやホームページでは伝えきれなかった自社の魅力を直接学生にアピールできる絶好のチャンスです。

学生も企業の事業運営の土台となる理念や価値観、さらには社員のエネルギーや仕事への喜びといった、言葉だけでは伝わりにくい熱意や情熱を肌で感じられるため、大きなインパクトを受けるでしょう。
座談会へのエントリー時点では応募意向度が低かった学生も、座談会に参加した後は社員との対話に感化され、入社意欲が高まるケースも珍しくありません

学生の本音を引き出せる

座談会では、直接学生と対話する機会を設けられるため、学生の本音を引き出せる利点もあります。

座談会独自のカジュアルでフラットな雰囲気は学生の緊張を和らげてくれることもあり、学生は本音を話しやすくなります。学生の本音を引き出すことで、今何に不安を抱えているのか、競合はどこか、といった情報も聞き出せる可能性が高まります。

学生の本音から、辞退予防や意向度醸成に向けた施策も取り組みやすくなるでしょう。

採用のミスマッチ防止につながる

座談会は、採用ミスマッチの防止にも一役買う施策です。

自社に興味・関心を持つ学生であっても全員が、理念やビジョンに共感するわけではありません。本選考前に座談会を設けることで、改めて学生に対し自社の方向性を訴求できます。方向性にミスマッチを感じる学生は、この時点で本選考へのエントリーを見送るでしょう。

ビジョンや理念に共感した学生が残るため、採用のミスマッチも低減します。

社内の一体感向上

現場社員の協力が欠かせない座談会では、採用部署以外の社員もイベントに参加することになります。登壇社員は、改めて自社の魅力や社会的価値を振り返るきっかけを得られると共に、採用の難しさを体感したり採用の重要性を理解したりする機会にもなるでしょう。

「良い人材を採用したい」という想いが社内で共通目的になれば、社内の一体感も向上するでしょう。

企業イメージの向上

業界や企業特性から、実情とかけ離れた企業イメージを描いている学生も少なくありません。座談会を通じてしっかり自社の姿を伝えることで、企業イメージが一変するケースも多々あります。

時には企業イメージ向上にもつながり、学生の応募意欲向上につながることも期待できます。

潜在的に優秀な人材を発掘できる

一口に優秀な人材といっても、企業ごとに優秀と呼ばれる人材の定義は異なります。
エントリーシートや履歴書では測りづらい人間性や人柄なども、座談会であれば直接学生と会って見定められるため、潜在的に優秀な人材を発掘できることもあるでしょう。

自社にとって優秀と感じられる人材の取りこぼしを防げる点は、座談会ならではのメリットです。

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【学生側】座談会に参加するメリット

一方で学生が座談会に参加するメリットは、次の通りです。

企業と直接コミュニケーションが取れる

学生は座談会に参加することで企業と直接コミュニケーションを図れるようになります。採用担当者や社員に顔を覚えてもらえたり、入社意欲のアピールになったりもするでしょう。

具体的な業務内容やエピソードを聞ける

学生にとって高い関心を示す情報は、入社後自分がどのような環境に身を置くのかと言う点です。座談会は、現場の社員に直接業務内容や仕事に関するエピソードを聞けるため、入社後のイメージを具体的に描きやすくなります。
また職務についても詳しく知れるため、業界や職種を絞り込むのにも役立つでしょう。

質問しやすい雰囲気で行われる

座談会は比較的少ない人数で開催されるため、社員との距離が近く質問しやすい雰囲気があります。またアサインされる社員も年齢の近い先輩社員や希望する職種に就いている社員が多いため、学生にとっては質問しやすい環境があります。

企業へアピールできる

先述の通り、座談会は少人数で開催されることが多いため、企業の採用担当者や社員に顔を覚えてもらえるきっかけにもなります。学生は、本選考前に入社意欲をアピールすることもできるでしょう。

他の学生の意見や質問を聞ける

他の学生の意見や質問を聞ける点も学生が座談会に参加するメリットと言えるでしょう。学生としては企業情報を集めるソース元を増やせる他、同じ視点からの情報を得られる利点があります。
また他の学生の意見や質問を聞くことで、より視野が広がったり就職活動の取り組み方に良い影響を受けたりすることもあるでしょう。

入社後のイメージを具体化できる

座談会は、社員から直接働く様子を細かく聞ける点が魅力です。学生は、社員のリアルな話から入社後のイメージを具体化できるため、応募にあたっての不安を払拭できるでしょう。また働くイメージを具体的に描けることで、ミスマッチとなる材料も明確になります。ミスマッチを感じる場合は、応募を見送る選択肢を取れるようになるでしょう。

座談会で盛り上がるテーマ10選

ここでは、座談会で盛り上がるテーマを10個紹介します。
座談会の盛り上がりに欠ける、テーマがマンネリ化していると悩む採用ご担当者様はぜひ参考にしてみてください。

①入社前と入社後のギャップ

入社前の学生からすると、現役社員が入社前に持っていた印象と、現実のギャップを知りたい学生は多いはずです。

現役社員が感じたギャップを話すことで、本来の社内の雰囲気を知ってもらえます。

ギャップというとマイナス面のイメージを持つ方も多いと思いますが、良い意味でのギャップについて話してもらうのも効果的です。

例)

  • 残業が多くて終電で帰ることもあるのかな….と思っていたが、実際は20時頃にはフロアに誰もいないので驚いた
  • 若手社員は休みを取りにくいと思っていたが、実際は早上がりして推しのライブや野球観戦に行っている
  • 正直、新卒は雑用から始まるのかと思っていたが、研修後すぐに大手企業の案件にアサインしてもらえた

②一番驚いたお客様や取引先とのエピソード

想定外の出来事は話題性が高く、学生の興味を惹きやすいです。

また、顧客対応や取引先との関係性を具体的に知ることで、学生が実際の業務に対するイメージを持ちやすくなります

社員自身のコミュニケーション力や問題解決能力をアピールするチャンスにもなるでしょう。

③仕事中の面白い失敗談

仕事中のハプニングや面白い失敗談などの人間味あふれるエピソードは、社員のキャラクターを身近に感じてもらえるきっかけになります

ユーモアを交えながら、親しみやすい雰囲気で話すことで、学生が気軽に質問できる環境を作れます。

ただ面白いだけで終わらせず、失敗を恐れず挑戦することの重要性を伝えたり、予期せぬ出来事への対応力や柔軟性をアピールしたりするのも良いでしょう。

④社員流、就職活動の方法とポイント解説

就職活動の方法に悩む学生も少なくありません。

社員自身の選考体験談や、他に見ていた業界、入社の決め手、おすすめの就活法などを話してもらいましょう

学生から就活の悩みを話してもらい、アドバイスするのも手です。企業としても、昨今の就職活動事情を知るきっかけになります。

⑤会社でのサプライズや感動エピソード

感動的なエピソードは心に残りやすく、企業の温かみや社員の思いやりを感じられるため、社員同士の関係性や企業文化を具体的に伝えるのに良いテーマです。

学生にとって、働く環境の魅力を実感するきっかけとなるでしょう。

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⑥同じ大学・専攻のOB/OGへの相談会

同じ大学・専攻の学生を集め、同大学や専攻のOB/OGをアサインし、学生からの相談に応じる座談会もあります。同じ大学・専攻だからこそ分かる就職ルートや有益なアドバイスを提供できるため、学生も積極的に参加するでしょう。

また就職相談に乗りつつも、最終的になぜ自社を選んだのか?といった企業の魅力訴求に絡められる利点もあります。

⑦自社サービスの体験会

自社サービスの体験をテーマにする座談会も盛り上がります。

座談会に参加する学生は「商品は知っているけれど、使ったことがない」というケースも少なくありません。
実際に自社の商品を体験してもらうことで技術力のアピールや商品魅力の訴求にもなるでしょう。また学生としては商品・サービス理解が深まる利点があります。

試食会を実施したり、商品を試しに使用してもらったりなどの方法があります。実際にサービスや商品を体験できる機会は、学生の印象にも残るでしょう。

⑧この会社で働く一番のメリット・デメリットは?

メリットだけでなく、デメリットも正直に語ることで、会社のリアルな姿を知ってもらい、入社後のギャップを減らすことができます

また、表面的な良い情報だけではなく、未熟な点も知った上で選考に臨んでほしいという意図が伝われば、誠実な会社だと感じてもらえるでしょう。

メリット・デメリットを踏まえた上で、最終的に学生が会社を好きになってくれるようなトークするように心がけましょう。

⑨若手エースへの質問会

「自分が入社した後活躍できるのか?」と期待や不安を持つ学生は少なくありません。そこで年齢の近い若手エースに登壇してもらい、学生から質問できる機会を設けるのも1つです。

活躍するまでの道のりや苦労した点、嬉しかったことなど、年齢の近いエースに語ってもらうことで学生の仕事への理解が深まると共に、モチベーションアップにもつながるでしょう。

⑩役職者との交流会

役職者と直接交流する機会を設けるのも良いでしょう。組織のトップから直接話を聞ける環境は学生にとっても刺激を受ける場になります。

熱意や情熱を高い感度で学生に伝えられるのは、役職者だからこそ。特に内定者が参加する座談会や最終選考前など、学生の入社意欲やモチベーションを高めたい時の開催が有効です。

    座談会を盛り上げるにはどんな工夫をすれば良い?

    ここでは、座談会を実施するにあたって参考にしたいイベントを盛り上げる工夫を紹介します。

    学生参加型のゲームやクイズを行う

    学生が受け身になる企業発信の座談会は盛り上がりに欠ける場合も多々あります。座談会を開催する際は、学生が主体になれる参加型のイベント運営を意識してみましょう。
    業界や事業に絡めたゲームやクイズであれば、企業側も少ない負担で学生参加型のイベントに転換できるでしょう。

    少人数でのグループディスカッションを行う

    group work

    1つの課題を提供し、少人数でのグループディスカッションを行う方法もあります。例えば自社の事業課題の解決策を考える、新規事業計画を立案してみるなど。実務に近い業務を疑似体験できるイベントは、学生にとっても職種や企業への理解が深まります。

    学生と年齢層の近い若手社員を多く配置する

    学生と年齢層の近い若手社員を多く配置するのも1つです。
    話しやすい年齢層の社員を配置することで、学生は委縮することなくイベントに参加できるようになるでしょう。

    立食形式(パーティー形式)で開催する

    立食型の座談会もおすすめです。
    カジュアルな雰囲気の中、学生が自由に社員と交流を図れるため、自然なコミュニケーションが生まれやすくなるでしょう。
    イベントの途中で簡単なゲームを実施すると、より参加者同士の親睦が深まります。

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    座談会が好評な企業の例

    ここでは、学生から高い評価を得ている座談会を提供する企業を紹介します。

    アクセンチュア株式会社

    画像引用:アクセンチュア株式会社 採用ページ

    アクセンチュアの座談会は、「構造化されていて分かりやすい」「話が端的で分かりやすかった」など、運営にスマートさを感じられる点を評価するコメント(参考:楽天みん就)が目立ちました。

    企業イメージを崩さない人選・進行が魅力であり、選考プロセスと求める人材像をプレゼンするなど、学生視点の情報提供を意識している点もポイントと言えるでしょう。
    また、座談会では様々なキャリアの社員が登壇しており、入社後のイメージ醸成にも一役買っているようです。

    進行のスマートさは、会社の力量を図る一面にもなるため、改めて自社の進行・運営に無駄がないか見直してみましょう。

    旭化成グループ

    画像引用:旭化成グループ 新卒(総合職)採用サイト

    旭化成グループの座談会は、理系学生のみならず文系学生からも高い評価を得ている点が特徴です。学生から高い評価を得る要因としては、実施回数の多さが挙げられます。
    また毎回同じコンテンツで開催するのではなく、回ごとに趣向を変えている点も特徴と言えるでしょう。

    学生からは、「頻繁に開催されていて、どの回も面白かった」「回数が多くて企業理解を深めやすかった」と回数と内容を評価するコメントが多数投稿されています(参考:楽天みん就)。
    また人事の人柄を評価する声も多く、社員の印象が良かった点も高評価の一因になっていると考察できます。

    座談会のコンテンツが固定化している企業は、座談会のレパートリーを増やす工夫をしてみましょう。

    株式会社バンダイ

    画像引用:株式会社バンダイ 採用ページ

    バンダイの座談会は、社員や会社の雰囲気に対し高評価が集中している点が特徴です。

    学生からは、「社員の方の仲が良さそうで、とても雰囲気が良かった」「会社の雰囲気が一番伝わってきた」などのコメントが寄せられ(参考:楽天みん就)、座談会を通じて内部の雰囲気を感じ取れている様子が伺えます。

    また最終選考について過去の内容を聞けた、個別に呼ばれてこれまでのフィードバックをもらった、というコメントもあり、開催時期や参加者のステータスに合わせたフォローも実施しています。

    参加するにあたってプラスアルファの価値を持たせるのも、学生の評価を高める施策になるでしょう。

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    座談会で盛り上がるテーマと工夫 まとめ

    今回は、座談会で盛り上がるテーマや参考にしたい工夫を紹介しました。
    採用競争が激化する昨今においては、学生に選ばれる取り組みが不可欠です。その点、座談会は、自社の認知拡大や魅力訴求につながる施策です。

    座談会の成功は採用活動の成否にも大きく影響するでしょう。座談会を通じて学生の入社意欲を高め、優秀な人材の獲得を実現しましょう。

    投稿者プロフィール

    日向 妃香
    日向 妃香
    採用系コンサルタントとして企業の採用サポート・採用戦略構築・採用ノウハウの提供を行いながらライターとしても活動中。
    得意分野は新卒採用とダイレクトリクルーティング。