Talentio(タレンティオ)とは?料金や評判・使い方を解説!日程調整はしやすい?
HRMOSやHERPなど、多くの企業に「採用管理システム」が取り入れられる今。様々な採用管理システムがある中、どれを選べば良いかわからない方も多いのではないでしょうか。
本記事では、採用管理システム Talentio(タレンティオ)の特徴や使い方、利用料金、導入実績を紹介します。
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目次
Talentio(タレンティオ)とは
Talentioは、株式会社フリークアウト・ホールディングスのグループ企業である、株式会社タレンティオが運営する採用に関するプロセスの一元化ができる、「採用管理システム」の一つです。採用の業務課題を解決する、様々な機能が実装されています。
Talentioでは「Talentio Hire」と「Talentio Events」の二つのサービスを提供しています。
「Talentio Hire」
従来の採用管理システムの機能に加え、採用プロセスの効率化や、タレントプールのマネジメントを行う事が可能です。
貴社の採用活動を有意義に実現するためのサポートを行います。
「Talentio Events」
採用イベントの作成や管理、参加者へのアンケートの実施などが簡単に実現できます。現在、クローズドβテスト版のみの提供となっており、問い合わせページから申し込む必要があります。
Talentio(タレンティオ)の特徴
1.採用業務を効率化できる
履歴書のデータやオファーレターの作成、保存、媒体との連携など、採用業務で手間のかかる作業を一元管理をすることができます。候補者の重複がないかチェックする、評価者をアサインする、内定通知書の作成などもtalentioひとつでできます。
Googleカレンダーと連携して調整可能な日程を30分単位で選択できる機能も便利で、日程調整にかかる時間の短縮ができます。
2. サポートが充実
導入を検討されている企業様に関しては、無料プランであっても、チャットにて質問ができます。
また、別のシステムを使っている場合は、データ移行のサポートを受けられます。
導入後のサポートも受けられるため、使い方がわからなくて困ることはないでしょう。
3.タレントプール機能がある
タレントプール機能とは、短期的あるいは中長期的に自社の採用候補となる人材の情報を蓄えるデータベースのことです。候補者情報を自社内に蓄えていくことで、適切なタイミングで候補者にアプローチできたり、採用コストを削減できたりといったメリットがあります。
4.外部サービスとの連携が可能
Talentioは採用業務効率化のために、様々な外部サービスと連携しています。
コミュニケーションツールとしてはSlackとの連携がありますし、採用媒体ではdoda AssistやOfferBoxなども連携しています。
更に、GoogleアカウントやMicrosoftアカウントとも連携することができ、
TalentioのアカウントにてSSO認証やカレンダーの情報が連携ができます。
また、zoomをはじめとした、harutakaやHireVueなどのWEB面接サービスとも連携しており、オンライン採用にも対応しています。
他にも、人事労務ソフト「SmartHR」と連携しており、採用が決定した候補者の情報をSmartHRに取り込むことができます。
そのため入社手続きに必要な情報の共有や入力の手間が軽減します。
昨今の候補者選定で人気を博している「リファレンスチェック」サービスのback checkとも連携しており、Talentio上から候補者を通じて推薦者にリファレンスを依頼でき、スムーズに客観的な視点を取り入れた選考を実施できます。
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5.プランが選べる
Talentioでは、ニーズに合わせて4つのプランを選択できます。また、2022年6月1日より、新料金プランへと変更となっております。
各種プランの詳細につきましては下記をご参照ください。
Enterpriseプラン
高度なセキュリティ、多くの求人、候補者の管理・運用が必要な企業向けのプランです。
オーガナイズ機能、Event機能、ユニット管理機能など、Talentioでできる全てのサービスを、様々な採用手法にて対応できます。
Businessプラン
多くの求人、候補者を複数人で管理する必要がある企業向けのプランです。
基本機能に加えて、日程調整機能、外部サービス連携や、APIなどより便利に利用できる機能が付いています。
Basicプラン
複数人で採用管理を行う企業向けのプランです。
基本機能にて採用情報の一元管理が可能です。
その他のプラン (Freeプラン)
採用を始めたばかりの企業様向けのプランです。
小規模事業における採用業務を支援します。
▶︎スカウト代行のサービス内容やエージェントとの違い・料金を解説
Talentio(タレンティオ)を使うメリット・機能
1.分析軸や機能が充実している
「talentio」では、好きな軸でデータを分析することができます。求人チャネルごとの応募状況や、選考フェーズごとの通過率をグラフで可視化し、費用対効果の高いチャネルを一目で把握できるなど、採用戦略の改善や見直しにつなげることができるでしょう。
<分析軸>
・職種(登録しているものをプルダウンから選択)
・合格率/選考回数
・内訳なし/職種/チャネル
・全てのステータス/選考中/選考済み
<分析機能>
・トレンド分析機能
・通過率分析機能
・CSVエクスポート機能(「BASICプラン」以上)
2.豊富な外部サービス連携で入社手続きが簡単に
Talentioでは採用担当者は労務担当者にTalentio上からワンクリックで内定者が出たことを通知することができ、採用担当者と労務担当者の人的エラーを防ぐことが可能です。通知を受けた労務担当者は内定者の情報を確認することができ、従業員データとしてSmartHRに反映させられます。
内定者の情報を登録する際には、履歴書や職務経歴書などのファイルを添付することができるため、ファイルをダウンロードやアップロードすることなく、円滑な連携が可能です。
入社手続きの場合、Talentio上から内定者の情報をSmartHRにワンクリックで送信するAPI連携ができるため便利です。
社会保険や雇用保険手続きの自動化をすることができ、従業員情報を入力するだけで必要書類を自動作成、さらには総務省が提供するe-Gov APIと連携し、ウェブ上から役所への申請も可能です。
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3.アラート通知機能・タスク管理機能
Talentioでは作業や業務対応の抜け漏れを防止する機能があり、一つのサービスで業務の効率化を図ることができます。
例えば、期日指定のある業務や各面接の管理など、あらかじめアラート通知を設定しておくことにより、抜けやすい業務のリマインドをすることができます。
また、タスクを自由に設定することにより、致命的なエラーを未然に防ぐ事が可能となっています。
4.ダッシュボード
ダッシュボードにて、採用情報サマリを職種ごとに作成することができます。
各職種毎のデータが蓄積されると、ダッシュボードで採用活動における進捗確認や予実分析をすることができ、コストコントロールを意識した採用活動が可能になります。(Businessプランから利用可能)
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Talentio(タレンティオ)の使い方
step1.新規ユーザーアカウントの追加
まず初めに行うのが新規ユーザーアカウントの発行です。
管理者権限ユーザーは基本的に自由にユーザーアカウントを追加できます。
画面右上にあるメニューから、「社員管理」を選択し追加します。
ユーザーを追加するとメールで通知され、アカウント開設の案内にしたがって情報を入力します。
必須の入力項目はお名前、メールアドレス、権限で、
任意の入力項目は担当職種のメール通知、担当職種、候補者に関する権限等があります。
step2.職種や候補者の登録、編集
職種や候補者を登録しましょう。
職種には担当者設定をすることができます。
ここで関連付けした人事担当者には、候補者の評価や登録をした際に通知メールが送信されます。他にも、求人中の職種の概要が、関連付けしたエージェントも表示される機能もあります。
画面内にある「職種を追加」押下すると、職種の採用中/停止中ステータスを変えることができます。
候補者登録は、媒体連携が楽ですが、難しい場合はCSVでアップロードを使うと良いでしょう。
step3.候補者の検索や確認、一括操作
職種や選考状況などで候補者の絞り込み検索をして管理しましょう。
候補者一覧から複数の候補者に対して、次の操作を一括で行うことができます。
– 担当を編集・追加
– タグ付け
– メールを送信
– 選考を作成
– 評価を入力
– 判定を入力
– 結果を入力
– タレントプールに移動
– 削除
Talentio(タレンティオ)の料金
Talentioのプランごとの料金形態について見ていきましょう。
基本的に導入時の初期費用は無料となっており、各種プランによって月額料金に違いがあるので、下記をご参照ください。
また、年間契約と月間契約により支払額が違います。
■Enterpriseプラン
年間契約のみ 150,000円
■Businessプラン
年間契約 70,000円
月間契約 80,000円
■Basicプラン
年間契約 30,000円
月間契約 35,000円
■その他のプラン (Freeプラン)
無料~要相談
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Talentio(タレンティオ)の評判・導入事例
1.株式会社SmartHR
社員総数8名と少人数の頃から蓄積したデータが、後に戦力になったと言います。
株式会社SmartHRでは面接が終わった後、面接した担当者が、一斉にTalentioにコメントする記入タイムが設けられています。
面接中に得た情報を15分ほどでTalentioのコメント機能に記入をし、候補者に関するMTGの時間を設けているとのことです。
大事なのは、そのコメントがデータとなり、今後の採用のための蓄積された戦力となる点です。
また、Slackと連携しているため、面接の時間のリマインドをSlackにて通知したり、今まで面接をした候補者のデータベース(タレントプール)をもとにディスカッションを行うなどし、自社の採用を常にアップデートしているとのことです。
2.GMOペパボ株式会社
GMOペパボ株式会社ではTalentioをリリースした当初から利用しており、APIを含めた様々な機能を活用しています。
導入前は、選考をする際には面接官へのメールをしたり書類を別途用意したりと、やり取りが複数のツールにまたがってしまい、オペレーションの手間よりも、現状把握することにより工数がかかり、注力すべきところに時間を掛けれずいましたが、Talentioは外部ツールと連携ができるため、一元管理がしやすくなったと言います。
また、GMOペパポ株式会社は、現時点で正社員の40%以上が採用に関わるメンバーとして登録されています。ATSによっては登録人数に応じて費用が上がることもあるため、巻き込み型の採用体系のGMOペパボ株式会社では料金体系も非常に助かっているそうです。
3.株式会社フィードフォース
株式会社フィードフォースではプロダクトの初期よりTalentioを利用しています、採用サイトとの連携などは、他の採用サービスではできないことだと感じているとのことです。
また、フィードフォースでは現在、残業のない人事部を目指し、業務の効率化を徹底しています。それにtalentioが役に立ち、「期待値の高い施策のみを実行する」という判断を可能にしています。
Talentioでよくある質問
1.マニュアルやヘルプページはどこにありますか
Talentioを立ち上げた後、右上のアカウント名を押下していただき、ヘルプボタンを押せば、各種お問い合わせやマニュアルのページへと繋がります。
また、無料プランでも左下からチャットで質問が可能ですが、基本的にはチャットサポートのみとなります。
2.エージェントも使えますか
可能です。人材紹介エージェント専用のアカウントを発行し、「Talentio for Agent」を活用できます。候補者情報の追加や採用情報の共有などTalentio上でコミュニケーションをサポートします。
また、面接官の評価や選考状況、採用関係者の誰がどのようなタスクを保有しているかなど、情報の可視化が可能です。
3.導入時、導入後のサポート体制はあるのか
安心して利用できるよう担当者が導入時・導入後のサポートを実施しています。
有料プランでの導入サポートでは初期設定、運用方法など状況をヒアリングしてもらった上でサポートいたします。
また、導入後も使い方や設定方法がわからない場合などは、オンラインMTGやチャットサポートの実施もあります。
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投稿者プロフィール
- 株式会社VOLLECTにて採用コンサルタントとして従事。大手広告代理店のDXコンサルタント職や、大手IT企業でのエンジニア採用など、多数の採用支援実績を持つ。