転職サイトGreen(グリーン)とは?特徴や料金・メリデメを紹介!エンジニア採用を成功に導く!

green

若手エンジニアやデザイナーなどのIT人材が登録者数の6割を占め、採用コストも抑えられるGreenについて、詳しく知りたい方も多いのではないでしょうか。

本記事では、Greenの特徴やスカウトの使いやすさ、700社以上のスカウト支援をしてきた株式会社VOLLECTだからこそわかる効果を上げるポイントを紹介します。

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Greenとは

what is green

Greenは、IT・Web系人材に強いダイレクトリクルーティングサービスです。電車内広告やSNS広告に力を入れているので、ご存知の方もいるのではないでしょうか。

120万人以上いる登録者の約60%は、IT・Web系人材であり、ベンチャーから大手企業まで延べ10,000社以上の企業が活用しています。

成果報酬制のため、一度初期費用を払えば、採用決定者が出るまでは費用が発生しません。スカウトは月間1000通送ることができ、求人数も無制限です。

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Greenの特徴

Greenの特徴を紹介します。

若手のIT人材が多い

green registrant

Greenには120万人を超える登録者がおり、エンジニアやデザイナー、ゲームクリエイターなどの人材が過半数です。

年代では、25-39歳以下が約70%を占め、若手経験者の採用に強いスカウトサービスです。

また、Greenには、経験者だけでなく、プログラミングスクールを卒業した方やプログラミングを独学で学ばれている方も登録しています。

企業紹介ページが充実

Green company introduction page

Greenでは、求人票だけでなく、企業の魅力を伝えるための企業紹介ページを作成できます。

プランによっては専門のライターが対象に合わせて独自の記事を執筆し、プロのフォトグラファーが撮影を担当してくれるため、手軽に魅力的な企業紹介ページを作成できます。

また、オプションで「PRタブ」や「インタビュータブ」を追加することで、社員や代表のインタビュー記事を掲載することも可能です。

成功採用のためには、条件面の他にも企業の魅力を伝え、求職者が共感する要素に焦点を当てることが重要です。Greenの採用広報機能を利用することで、通常の求人票では伝えきれない企業の多岐にわたる情報を発信できます。

スカウトの他にも「気になる」「会いたい」などアプローチ機能が豊富

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採用においては、求人を掲載する待ちの姿勢だけではなく、積極的に候補者へアプローチする攻めの姿勢がとても大事です。
Greenには、通常のスカウト機能に加え、「気になる」「会いたい」といった独自のアプローチ機能があり、効果的に候補者へ接触することが可能となっています。

気になるとは

「気になる」は、企業・求職者ともに使用できる簡易アプローチ機能です。スカウトのような文面作成は不要で、ワンクリックで興味をアピールすることができます。企業は、一候補者につき1回まで「気になる」を送付することができます(※初回送付から1年経過後、再送可能)。1ヶ月あたりの送付上限は設けられていないため、スカウトより多くの候補者にアプローチが可能です。

また、「気になる」を送付する方の年齢や職務スキルを条件に登録することで、一度に数十、数百の候補者へ通知ができます。「気になる」を送付してから「スカウト」でアプローチすることで、より返信率が高まりますので、積極的に活用していきたい機能です。

会いたいとは

「会いたい」は、求職者が企業に「気になる」を押下した場合のみアプローチ可能な機能です。「気になる」を押下した候補者の一覧表示が可能で、企業側もワンクリックで「会いたい」を送付しカジュアル面談等の打診ができ、工数をかけずにアプローチができます。

求職者起点でのアプローチのため、会いたい機能の返信率は約50%ととても高いです。

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Greenのスカウトのメリットは?優秀なの?

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経験言語や経験年数、経験フェーズで検索できる

ITエンジニアの経験が経験年数、経験言語、経験フェーズ(要件定義・設計等)に分けて細かく設定されており、検索しやすいです。

具体的には、60以上のプログラム言語や100以上のエンジニアスキル(フレームワークやDBなど)で絞り込むことができます。

これは、ユーザーの登録時に必須項目として入力を要求しているためできることです。

ダッシュボードで簡単に効果測定

Greenは企業画面のトップページに下記項目が一覧となって表示されています。

  • 応募状況
  • 残りアクション
  • 掲載状況(活用度ランキング、求人掲載情報、PV数・気になる送付数・会いたい送付数の折れ線グラフ)
  • 重要指標(閲覧数、応募率、気になる受信率、気になる送付数、会いたい送付数)
  • オプション状況
  • 人気の求職者

 

閲覧数を増やすためのアクションや、反応率を向上させる施策などもページ内に記載されているため、ネクストアクションを取りやすい機能が備わっています。

Greenスカウトのデメリットは?

デメリットも知った上で、導入を検討しましょう。

検索が使いづらい

検索条件が1つの項目で最大3つまでしか選択できず、やや使いづらいです。

例えば、勤務地を検索する際に首都圏である東京、埼玉、千葉、神奈川の4つを選択したいのに3つしか選択できず、もどかしさを感じます。職種に関しても3つまでしか同時選択出来ないので、使い勝手が悪いです。

2週間以上アクションがない候補者がいると、候補者管理画面がブロックされる

2週間選考ステータスの変更がない候補者がいると、候補者管理画面が一時的にアラートが出て使えなくなってしまいます。

選考ステータスを更新するか、「変更なし」ボタンを押せば通常通り使えるようになりますが、複数担当者がGreenを使っていて、自分の担当外の候補者のステータス更新がされていないせいでアラートが出ている場合、自分の仕事に支障が出るので不便です。

 

職務内容の詳細がわからない

経験言語と経験フェーズは把握できるのですが、職務内容の詳細が不明の候補者が多いです。

これは、ユーザー登録時の仕組みが原因となっています。 下記のように、現職や経験職種や希望勤務地を記入・選択していくと職務経歴欄に自動的に反映されていく仕組みになっており、自由記述が求められていないのです

(例)〇は選択したものが反映され、文章はテンプレート。

============================

〇〇年〇月に〇〇株式会社へ入社し、「現職」or「離職」です。
これまで〇年間、〇〇を担当しました。 現在、〇〇を勤務地として希望しています。

============================

このように、在籍企業、経験職種、経験言語、経験フェーズ、希望勤務地だけしか詳細がわからない場合が多いです。

月間1000通送れるため、スカウト流通量が多い

月間1000通送れることになったのは喜ばしい一方で、一人あたり受け取る通数が多くなり、返信率の低下につながる可能性があります。

 

Greenの料金は?

Greenは、初期費用と職種に応じて60~120万円/名の固定成功報酬がかかります。詳しくは下記表をご覧ください。

初期費用には4プランあり、どのプランを選ぶかで、PRタブや求人検索上位表示ができるかどうかが変わります。

一般的な人材紹介サービスでは、年収の約30%が採用フィーとなるため、比較的安価で、かつ採用コストの見通しが立てやすいサービスです。

募集求人の職種分類 成功報酬
  • エンジニア
  • 技術職 (システム /ネッ トワーク)
  • 経営/ CxO職
120万円
  • 営業
  • 企画 ・ マーケティン グ
  • 経理 ・ 管理 ・ バック オフィス
  • 専門職 ( 金融 / 不動産 / コンサルタント / 士 業)
  • クリエイティブ職
  • エンジニア ・ 技術職 ( 電気 / 電子 / 機械 / 半導体 )
90万円
  • アシスタント
  • 事務職 / オフィスワーク
  • サービス職 ( 人材 / 店 舗 / 医療)
  • 建築設計 ・ 土木 ・ プ ラント職
60万円

エンジニアのスカウト媒体選びにお悩みの人事のために、各種スカウトサービスの使用感や料金を比較した「ダイレクトリクルーティング徹底比較レポートをご用意しております。以下からお受け取りいただき、自社にフィットするスカウトサービス選びにお役立てください。

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Green(グリーン)の評判・口コミ

Greenの評判を、企業目線、利用者目線に分けて見ていきましょう。

企業側のGreen評判・口コミ

IT人材の集客に利用していましたが、IT人材は非常にたくさんの優秀な人材がいらっしゃいました。いいね機能など、スカウトの工数を減らす機能などもあり、良いサービスだと思います。ただ、検索条件の設定が、職種を3つしか選べなかったり不便さがあります。ボクシル

エンジニアからビジネスサイドまで幅広い人材が登録されていますが、基本的にはITエンジニアやデザイナーの採用に特化している媒体です。スカウト送付だけでなく、カジュアルに「気になる」のみを送付できたり、気になるの一括送付にも対応している点が良いと感じています。ボクシル

安いしユーザーも多いため割と採用はできる。 しかし、ターゲットが明確にジュニア層以上の場合はGreenは使わなくてもいい。すぐにデータベースは枯渇する。 あくまでジュニア層やジャンクな経歴粗目、または若手、第2新卒の採用にはいいかも。(ボクシル

Green利用者の評判・口コミ

別の転職サイト、エージェントも使用したが、求人内容が良いものが多かった印象。企業とのやり取りも、アプリ内のメッセージ機能で完結できるので楽だった。応募したい企業の情報も、通常であればブラウザを立ち上げて検索して…など手間がかかるところだが、求人内のタブで参照できるので求職者の負担が小さいように思う。
また、プロフィール欄に、スカウト希望条件欄があり、基本的には条件を満たせる企業からのスカウトしか来ないので、興味のない通知でいっぱいになる事はなかったと思う。
自身の情報を公開したくない企業がある場合(現職、前職の会社など)、ブロック機能があるため、自社に知られる可能性がない(少ない)のも良かった。(App Store レビュー

エージェントや一般的な求人位サイトを使用し、比較した印象。IT専門かつ、能力が該当する人であればある程度使いやすい。専用アプリ/ブラウザだけで完結し、全体的に軽くて簡素+必要最低限で良いところ。ブラウザ版だと求人概要や年収などの採用情報が一括で表示されるが、アプリ版だと下部の方に別途情報をタップする項目「求人概要」「応募条件」「勤務・就業規則・その他情報」があり、ここが唯一面倒だと感じた。
採用されるとGreen側から1万円ギフト券も貰えるので、悪くはないと思う。
会社採用側ははエージェントにウン十万〜百万円払わなくても済み、求職者側は少額のギフトも貰えるので、ある程度どちらもwin-winなのはいい所かも? (ギフトの額はともかく)(App Store レビュー

アプリはとても使いやすく、良かったです。エージェント2社も利用しましたが、やはり自分のやりたいことが決まっている場合は、このようなアプリは強力な味方になってくれると感じます。企業側からのスカウトが、どうしても過去の経験(=営業)が偏って多く、希望のエンジニア職は少なかったので、改善できればさらに便利なアプリになるかと思います。転職決定時にアマギフが貰えるのもとてもありがたいです。ありがとうございました。(App Store レビュー

 

Greenを活用した採用成功のポイント

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アプローチ機能や効果測定機能などが充実しているGreenですが、ただ求人を掲載するだけ、スカウトを送付するだけ、では最大限の効果を発揮することはできません。

IT人材は流動性が高い求職者が多いため、ベストなタイミングで求職者に自社の魅力を届ける必要があります。今回は採用成功に導くために、特に取り組んでいただきたい6つのポイントをご紹介します。

最終アクション日で絞らず、炎マークを見る

通常のスカウト媒体では、最終ログイン日(Greenでは、最終アクション日)で絞ることが通例ですが、Greenに関しては、最終アクション日を入れず、炎マークで絞ることが推奨されています。

媒体側の資料にもあるデータで、最もアクティブな方を示す

赤色の炎マークでは、媒体平均で、返信率が9.6%、送信→開封が86.5%、開封→返信が11.1%

黄色の炎マークでは、返信率が2.1%、送信→開封が60.6%、開封→返信が3.4%となっています。

特に、赤色の炎マークの水準は、BizReachの平均の返信率 6%前後や平均の開封率 70%と比較しても高い数値を保っており、炎マークの有無で絞ることで、少ない通数で効果を出す、工数対効果の高い運用が可能となります。

一方で、炎マークが黒(=すなわち炎マークのない候補者)に関しては、返信率が0.4%、送信→開封が20.3%、返信率が2.2%となるので、工数に余力がある、あるいは採用難易度が高く、データベース上非常に限られるペルソナの人材でない限り、工数対効果が悪く、送信すべき人材ではないと考えられます。

スカウト文面は短くする

Greenの全体感として、効果的なスカウト文面として推奨されているのは、500文字前後のスカウト文面で送信することを推奨されています。

閲覧するユーザーがスマートフォンでスカウト閲覧をするユーザーが多いこと、また、求人サイトとしてGreenが活用される場合があることも多いことを含めて、スカウトは「求人への導線」を意識して短く、簡潔に作成することが推奨されています。

参考までに、弊社で、Greenを用いたエンジニア採用で10%以上の返信率を誇ったスカウト文面を記載します。ぜひ、こちらをご参考くださいませ。

はじめまして。
X○システム第三開発部 部長の田中太郎です。
あなたのご経験を拝見し、▲▲システムサービスにおいて、クライアント向けのシステム・インフラの要件定義~開発に約2年半従事されてきたご経験が弊社のPMのポジションとの親和性を感じ、スカウトさせていただきました。
弊社は、創業から40年以上の独立系の開発ベンダーとして、大小様々なクライアントのシステム開発に携わってきました。
今回のポジションでは、プロジェクトマネージャーとして、各クライアントのシステム開発を先導していただきたいと思っております。
仮に弊社へ入社していただく運びとなりましたら、あなたの貴重なご経験とこれからの弊社での活躍への期待を込めて、現職の年収以上を提示させていただく事も可能です。
少しでもご興味を持っていただけたら、ぜひ、一次面接に進んでいただけないでしょうか?「応募します」の一言でも構いませんので、こちらのメールにご返信いただけると幸いです。
それでは、前向きなお返事をお待ちしています。
X○システム
第三開発部 部長 田中太郎

ビジネスサイド・コーポレートサイドで活用する

Greenは、元々IT系の人材をメインとしていた媒体ということもあり、利用企業の多くは、ITやソフトウェアの開発会社が未だメインです。
しかし、昨今では、Greenのプロモーション施策として、IT人材以外の候補者の登録を促している背景もあり、IT以外の人材の方の登録も増えています

そのため、ITと関連しないようなビジネスサイド あるいは コーポレートサイドの職種で、Greenを活用した場合、競合となる企業が少なく、採用競争力が高くなる傾向があります。

公式サイトでも、「採用倍率的に採用しやすいのは、マーケティングやバックオフィス職の人材です。」と明記されています。参照:Green公式サイト

ただ、いずれは、IT系以外の利用企業も増え、他の総合型の媒体と同様に採用競争力が高くならなくなる可能性はありますので、早いうちにGreenを利用して、ビジネスサイド・コーポレートサイドで媒体活用することをおすすめします。

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スカウトの希望に回答する

Greenには、スカウトに対する希望を候補者が登録し、それに対してスカウトで回答できる機能があります。スカウトの希望は年収についてが多いですが、「◯◯に挑戦したい」「◯◯の言語を触れる環境が良い」など様々です。

たくさんのスカウトをもらうため、回答の部分を重視してスカウトを読む候補者も多いです。実際、こちらの部分を記入すると、3割ほど返信率が変わると言われています。できるだけ記入しましょう。

活用度ランキングの順位を上げる

現在求人を掲載しているすべての企業のうち、自社がどれくらいGreenを効果的に活用できているか順位で確認することができます。

このランキングは、各重要指標(閲覧数、応募率、気になる受信率、気になる送付数、会いたい送付数)をメインにした独自のロジックで算出されるものです。

大手企業や有名企業が上位を独占しているものでもなく、企業規模や知名度に左右されずに、取り組み次第でランキング上位が目指せます。各重要指標を向上させるためのヒントも企業画面のトップページから確認することができますので、ひとつずつ愚直に行動してみることをおすすめします。

 企業のPRページを充実させる

Greenには企業の魅力をアピールするコンテンツが複数用意されています。社員の声を5件以上掲載すると、検索順位UPのポイントに加算されたり、内容を充実させるほど求職者に求人を見つけてもらいやすくなります。

企業にとっては、求人ページだけでは伝えきれない魅力をアピールすることができ、求職者にとっては、仕事内容以外の企業の魅力を感じとることができるため、双方にとってメリットがあります。

  • 企業詳細(写真付き、見出し一つにつき1,600文字まで)
  • PRページ(写真付き、見出し一つにつき1,800文字まで)
  • インタビュー(写真付き、1名のみ掲載可能、設問5つまで)
  • 社員の声(社員のメールアドレスを登録することで、回答フォーム送信できる)

コンスタントに求職者へアプローチする

転職顕在層および転職潜在層、両方に定期的にアプローチすることで転職意欲が高まったタイミングをキャッチすることができます。採用活動においては、このタイミングキャッチがとても重要です。

そのため、求職者から「気になる」が届いたら、日を空けずに「会いたい」を送付し面談の打診をしたり、企業側の「気になる」と「スカウト」を同時併用することで目に触れる頻度をあげたり、また、一度スカウトを送信した方に再度アプローチをかけたりと、日々の運用が大事になってきます。

スカウトの返信や応募があった際にも、24時間以内に一次対応することをおすすめします。候補者の意欲が高まった状態で採用のリードタイムも短縮でき、採用成功に繋がっていきます。

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