ダイレクトソーシングまとめ(採用ターゲットがマーケットに希少な場合編)

前回は、採用ターゲットの検索について述べましたが、今回はターゲットが希少な場合の解決策をお伝えします。

▽前回内容:https://vollect.net/blog/%E6%9C%AA%E5%88%86%E9%A1%9E/35/

例えばデータサイエンティストや、100億円規模の新規事業立ち上げ経験者、水素電池の研究開発などの未開拓領域のエンジニアなど、そもそもマーケットにおらず、採用できないケースを最近よく耳にします。
解決策の第一歩として、まずは「ターゲットを多く保有する媒体サービス」を探さなければいけないのですが、上記のようなポジションに関しては、どの媒体もそこまで登録があるわけではありません。その結果、複数媒体を利用して、ターゲットの求職者を探すという選択肢もあるのですが、非常にコストがかさみ、複数媒体を使う事で一つの媒体の活用が甘くなる等のデメリットも多く存在します。

ポイントは2点です。

①希少なターゲットの候補者が、今までの経験をフルに活用できる求人自体が少ない為、返信率は非常に高い。

②対象の求職者を見つけられるキーワードを見つけ、キーワード検索を活用する。

まず①に関して、希少なスキルや経験を持っている求職者は、基本的にその希少なスキルや経験を活かしたい傾向が特に強いのが特徴です。特別な思いがないとそのような希少なスキルを手に入れられないというのも理由の一つでしょう。その為、その希少スキルを活かせる求人を探しています。ただし、希少なスキルを持った求職者を探し続ける事は企業側にとっても負担であり、採用計画を立てづらいなどのデメリットが多い為、要件緩和を行うケースが多く、本当に希少なスキルを持った求職者からは魅力的ではなくなってしまっています。
その為、ピンポイントな希少スキルを持った求職者に対して、そのピンポイントな希少スキルを求める案件は、非常にマッチング度合いが高く、その求職者を探し出し、スカウトを送る事ができれば高い返信率、そして高い採用決定率に繋げられます。

②につながるのですが、そこで重要になるのが検索方法です。
これらの希少なスキルを持つ求職者を見つけるには、各媒体の検索画面にある「キーワード」検索が重要になります。
弊社事例を紹介すると、AIを活用した素材開発技術である「マテリアルズインフォマティクス」の知見を持つデータサイエンティストというポジションでご依頼をいただいたのですが、この「マテリアルズインフォマティクス」というワードで検索すると、数件しか出てきません。また「データサイエンティスト」で検索しても、ターゲットには辿り着けませんでした。
そこで行ったのは、マテリアルズインフォマティクスを活用したプロダクトを開発している会社を検索し、その会社名を「企業名検索」した。データサイエンティストに関しては、PythonとRでキーワード検索する事にした。その結果対象になる求職者が5名出す事に成功した。
ポイントは、対象になるスキルを持つ求職者が見つかれば、職務経歴書を元に共通のキーワードを探り続ける事です。本当に最初は、800〜1000人ぐらいの大きな軸で検索し、目視していくしかありません。

途中のプロセスを簡略してしまっているのですが、ここに辿り着くまでには、クライアント様と協力し、色々な方法を試した結果です。そしてその検索方法を元に、3ヶ月間3日毎に検索し続け、採用に結びつける事ができました。

次回は、ダイレクトソーシングにおけるスカウト文面の作成方法に関して、お話しします。

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