日経転職版の評判・口コミについて|ゴールドスカウトや料金についても解説

日経グループが運営するビジネスパーソン向けの転職サイト「日経転職版」。

CMプロモーションにも力を入れ、即戦力人材を採用できると話題になっています。

本記事では日経転職版の評判や料金、スカウトの種類などについて解説します。

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日経転職版とは

career nikkei

画像参照元:公式サイト

日経転職版は、日本経済新聞社と協力体制にある日経HR社が運営する転職サイトです。

日本経済新聞社と日経BPのサービス登録者などで構成された日経ID会員は約1,000万人にも上り、ビジネスパーソンのプラットフォームとしては日本最大級です。CMなどプロモーションにも力を入れているため、会員数は今後も増えていくでしょう。

日経転職版では、主に「求人掲載」「スカウト」「採用認知獲得(メディア掲載)」の3つで採用活動を行います。

また、会員一人ひとりの属性にパーソナライズされたメールマガジンが毎日配信されており、マッチ度が高い会員からの応募が来ることもあります。

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日経転職版の評判

日経転職版を採用活動に利用した企業の声を紹介します。

①金融業 総合職
最近で一番良い人が採用できました。
エージェントでも紹介がないような人の応募も多く満足しています。

②メーカー 営業/機械系エンジニア/SCMなど
約7ヶ月で9名採用ができ、正直驚きました。採用経費を大幅に削減できました。

③IT・通信・インターネット業 ITエンジニア/機電エンジニア
月1名ペースで経験者を採用できています。
日経での採用者の下に若手を配置でき、新たなプロジェクトを獲得できています。

日経転職版を導入するメリット

日経転職版を導入するとどういったメリットを得られるのか解説します。

ビジネス感度の高い人材を獲得できる

Human resources characteristics

日経転職版のユーザーは日頃から「日経ビジネス」「日経X TREND」「日経 X TECH」などのメディアを閲覧していることから、積極的にビジネスに関心を持ち、成長志向の強い人材が集まっていることが特徴です。

情報感度が高く、ビジネスの最前線で活躍したい人材を採用したい企業にとっては見逃せないサービスと言えるでしょう。

また、「日経会社情報DIGITAL」に企業情報がある場合は無料で企業原稿の紐付けが可能です。この紐づを行うことで企業への理解が高まり志望度の底上げにもつながります。

他の転職サービスを利用していない人材に出会える

Difference comparison

一般的な転職サービスは「今すぐに転職をしたい」いわゆる転職顕在層が利用しますが、日経転職版は日経メディアの閲覧者がユーザーになっているため、転職を今すぐには考えていない転職潜在層の利用も多いです。

また、転職顕在層は複数の転職サービスを利用するのが当たり前ですが、日経転職版のユーザーは他の転職サービスを利用していない場合も多く、競合とバッティングしにくい傾向があるのもポイントです。

中堅層やベテラン層の採用に向いている

management layer

日経転職版のユーザーは30代〜50代が多く、全体で75%以上を占めます。また、経営者が5.5%、管理職が29.3%、リーダーが18.3%と、半数以上が役職者です。

そのため、中堅層やベテラン層の採用に向いていると言えるでしょう。

反対に20代以下は13.9%と、若手はあまり多くないので注意しましょう。

日経転職版に登録している会員データ

日経転職版は登録会員のデータを一部公開しています。学歴、経験職種、居住地の傾向について見ておきましょう。

学歴

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大学卒が64.4%、大学院卒(修士)が12.9%であり、大学卒以上が8割弱を占めます。

日本の大学進学率が55%程度であることを考えると、比較的高学歴なユーザーが多いと言えるでしょう。

経験職種

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営業が最も多く、21.9%を占めます。その後に管理部門(11.9%)、企画・マーケティング(7.7%)とビジネス職が続きます。

エンジニア系はIT・Web・ネットワークエンジニア(6.3%)、電気・電子・機械系エンジニア(5.3%)となっています。特別多いわけではありませんが、十分採用ターゲットにはなり得るでしょう。

居住地

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東京都だけで32.4%、神奈川県13.4%、埼玉・千葉が6.8%と、一都三県のユーザーだけで6割を占めます。

地方に住む登録者が少ないため、地方採用をしたい企業は注意が必要です。

日経転職版のゴールドスカウトについて

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日経転職版のスカウトはゴールドスカウト、通常スカウト、自動スカウトの3種類に分類されます。

なかでもゴールドスカウトは名前からも想像できるとおり、配信数が制限されている希少価値が高いスカウトです。

会員側のページでも目立つ仕様のため、開封率や返信率も通常の約2倍程度とされます。

採用難易度が高く、スピードも求められるポジションなど、ここぞという場面でぜひ活用しましょう。

通常スカウト

1to1での送付、もしくはセグメントを設定した一斉配信が可能な通常のスカウトです。

カジュアル面談に繋げるスカウトだけでなく、求人を添付し応募を促進するスカウトを送ることもできます。

自動スカウト

設定したスカウト条件に合致した新規登録会員やレジュメ更新した会員がいた場合に自動で送られるスカウトメール。最短30分で送信が可能です。

スカウトの送信に割く時間は無いが、少しでも可能性がある候補者へなるべく多くスカウトを送信したい場合に便利です。

日経転職版の料金プラン

日経転職版の基本的な料金プランは4週間3職種30万円〜(求人を出せる基本参画プラン)で、期間や職種の数によって料金が異なります。

掲載期間 職種数 料金
4週間 3職種 30万円
5職種 40万円
12週間 3職種 80万円
5職種 110万円
24週間 3職種 120万円
5職種 160万円

 

また、スカウトを送りたい場合は上記に加えて、1通500円〜の料金が発生します。スカウトの種類や何通送るかによって料金が異なるため、詳しくは下記をご参照ください。

商品 通数 料金 備考
スカウト 1~299通 1,000円/通
300~999通 800円/通
1,000通以上 500円/通
ゴールドスカウト 50通 10万円 上限追加通数:200通/月

この他にも、PR記事オプションや露出増オプションなど多数のオプションが存在します。

スカウトサービス選びにお悩みの人事のために、90ページに渡り、スカウトサービス13個の使用感や料金を比較した資料をご用意しております。 以下からお受け取りいただき、自社にフィットするサービス選びにお役立てください。

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日経転職版はどんな企業におすすめ

日経転職版に限らず、転職支援サービスはそれぞれ得意分野やターゲットが異なるため、自社に合うものを導入しなければ費用の無駄になってしまうこともあるでしょう。

ここでは、日経転職版の導入がおすすめなのはどんな企業なのか解説します。

有名企業や大手企業

30~40代の中堅層やベテラン層で、かつビジネス情報への感度が高い候補者がユーザーの中心です。

こうした人材の採用は企業にとって大きなプラスになりますが、否が応でも年収の水準は跳ね上がります。

また、能力のある有望な候補者ほど多くの企業からスカウトを受け取るため、その中で抜きん出るためには好待遇を提示できる有名企業や大手企業の方が立ち回りやすいと言えるでしょう。

外資系企業

これから日本市場への進出を目論む外資系企業は、日本市場を攻略するための知見を持った社員の獲得を望んでいるケースが多いでしょう。

そのため、日経転職版に登録する30~40代の中堅及びベテラン層は外資系企業の求める人材像と合致していると考えられます。

管理職クラスを迅速に採用したい企業

スカウト採用の魅力と言えば、やはりピンポイントのターゲットに対して企業側からアプローチをかけられる点。

ことが上手く運べば、数週間程度で話がまとまることもあるでしょう。

近年は終身雇用が当たり前ではなくなってきており、さまざまな理由で10年以上在籍していた社員が離れていくことも珍しくない時代です。

幹部クラスが抜けて迅速に穴埋めしなければならない場合に、日経転職版であれば他のサービスよりも適任者が見つかる可能性が高いです。

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まとめ

日経転職版の評判や料金プランなどについて解説しました。

日経ID会員は全国に1,000万人以上おり、ビジネス情報への感度が高く上昇志向の強いユーザーが多いのが特徴です。

そのため、中堅からベテランの即戦力クラスを採用したい場合に、日経転職版は大いに役立つことでしょう。

ただし企業の採用戦略や規模によっては導入しても上手く活用できない場合が考えられるため、本記事を参考に自社に合うサービスなのか検討してみてください。