LAPRAS SCOUTとは?特徴や料金を知り、優秀なエンジニア採用に活かそう

LAPRAS SCOUT_ラプラススカウト

エンジニアの需要がますます増加していく昨今、企業は優秀なエンジニアを獲得しようと激しい争奪戦を繰り広げています。活躍するエンジニアのうち転職顕在層はおよそ6%、大多数を占めるのは良い条件の転職先があればという転職潜在層で約61%とのデータも。この転職潜在層にいかにアプローチしていくかが今後のエンジニア採用における重要な課題と言えるでしょう。

今すぐ転職したい数少ない転職顕在層と理想的なスキルを持った転職潜在層との双方へのアプローチを実現できるLAPRAS SCOUTは、AI技術を⽤いてスキルや志向性を分析し、⾃社にフィットする⼈材を⾒つけ出してくれる比較的新しいサービスです。

今回はLAPRAS SCOUT(ラプラス スカウト)の特徴や使い方、メリット・デメリット、導入事例について紹介します。
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LAPRAS SCOUT(ラプラス スカウト)とは?特徴を紹介

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運営:LAPRAS株式会社
特徴:web業界のユーザー向け(アウトプット好きかつ技術力に自信のあるユーザーが多い)
利用企業:大手企業や知名度の高いベンチャー企業も多数

「すべての人に最善の選択肢をマッチングする」というコンセプトのもとに運営するLAPRAS SCOUTは、インターネット上の情報をクローリングして集めた候補者と、LAPRAS SCOUTに直接登録した候補者との2パターンの登録があり、幅広い母集団から優秀なエンジニアにアプローチできるサービスです。

今すぐ転職したい転職顕在層と理想的なスキルを持った転職潜在層の双方を内包し、約150万人のデータベースがあります。さまざまな機能を活用することで最適なタイミングでのアプローチを実現。直近の採用はもちろん、中長期的な採用に向けた人材ストックにも使えます。

LAPRAS SCOUT(ラプラス スカウト)の料金

LAPRAS SCOUTは、採用成功による成約報酬が発生しない月額固定制です。初期費用と月額費用だけで何人でも採用できるため、複数名を採用する場合にはコストを抑えることができます。積極的にLAPRAS SCOUT(ラプラススカウト)を利用して採用人数を増やすことで、採用単価を抑えることも可能です。

LAPRAS SCOUTの導入企業

LAPRAS SCOUT 企業

LAPRAS SCOUTは多くの人々に知られるベンチャー企業を中心に累計400社以上が利用しています。株式会社ディー・エヌ・エーや株式会社サイバーエージェントなどの大手企業も利用しており、企業とユーザーの両者から注目度の高まりつつあるサービスです。

LAPRAS SCOUTを使うメリット

技術⼒スコアがあり、優秀な人材を採用しやすい

LAPRAS SCOUTの最大の特徴といえば、技術⼒や実績が可視化されていること。エンジニア採用の経験のない採用担当者でも、転職志望者の技術や実績をある程度理解しやすく、自社にマッチした優秀なエンジニアの採用に役立ちます。

GitHub、Qiita、note、Twitter、teratail、connpass、Speaker Deckなどさまざまな技術情報共有サービスから情報をクローリング、「技術力スコアの可視化」を行っています。3.0が平均で、2.8~3.4がミドル層、3.5以上は上位4%に入る優秀層であり、人材のスキルレベルを瞬時に判断することができます。これらのサービスを利用しているだけあり、アウトプット好きかつ技術力に自信のあるユーザーが多いのも特徴です。

また世界中の人々が自分の作品(プログラムコードやデザインデータなど)を公開するGitHub上の情報もグラフ化。使⽤⾔語割合、スター数、コントリビューション数、コメント数などによって、エンジニアの実績やスキルが可視化されており、実際のスキルを見極めることができます。

カスタマーサクセスのフォローが手厚い

カスタマーサクセス

LAPRAS SCOUTでは月額固定制だからこそ費用以上の効果を目指したい企業にも安心のサポートが充実しています。導⼊開始後のキックオフミーティングはもちろんのこと、2週間後、1ヶ⽉後、と導入時に立てた⽬標達成のために進捗に合わせた⼿厚いサポートが受けられます。

具体的には「最適な運用を行うためのノウハウ共有」「求人票・スカウトメールの添削やアドバイス」「定期MTGの開催」「チャットツールを活用した疑問点の解消」など。エンジニア採用に長けたカスタマーサクセスが、成果を出すためにしっかりとフォローしてくれます。エンジニア採用の知見が不足している場合にも非常に心強いサービスです。

タレントプール機能がある

LAPRAS SCOUTでは、気になるユーザーをストックできるタレントプール機能があり、エンジニア採用において重要な転職潜在層へのアプローチにも役立ちます。さまざまな通知機能を活用することで転職意向が上がった際に素早く連絡でき、反応を得やすくなるでしょう。特に転職潜在層が多く存在するLAPRAS SCOUTでは、これらの活用が採用成功の鍵にもなります。

Google Chromeの拡張機能であるLAPRAS SCOUT EXTENSIONを利用すれば、Web上で気に入ったSNSページから記事投稿主のLAPRASプロフィールに簡単に遷移、そこからタレントプールへの追加もできます。中長期的な採用のために豊富なストックを持っておきたい時にも使える機能です。

SNS掲載が多く、スカウトを送る前に候補者を深く知れる

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LAPRAS SCOUTは、GitHub、Qiita、connpass、TwitterなどさまざまなSNSと連携しているユーザーのデータベースが豊富。先述の通り技術や実績の理解にも役立つほか、アウトプットの質や仕事におけるスタンスを知るにも最適です。近年の活動が時系列で可視化されているため、いつどのようなイベントに参加したのか、いつ何の記事を執筆したのかなども、SNSに⾶ばずに把握できます。

スカウトを送る前にユーザーのメインスキルや志向性について深く理解でき、自社にフィットした人材を精選してスカウトを送ることができます。ユーザーに対して細部までパーソナライズしたスカウト文面を送付できるため、返信率の向上にも繋げられるでしょう。採用工数の削減やリードタイムの短縮も目指せます。

興味通知機能で気軽に、候補者からのリアクションを知れる

LAPRAS SCOUTには興味通知機能があり、登録ユーザーであればタレントプールに入れるだけで興味があることを通知することが可能です。ユーザーはその通知に対し、「興味あり」「興味なし」「わからない」の3パターンでクイックリアクションができ、さらに「興味あり」「わからない」を選択する場合、任意で補足メッセージを入れることもできます。気軽にユーザーのリアクションを確認でき、スカウトメールを作成する前に意向を探りたい場合にも便利です。

求人を選んで興味通知を送ることもできるため、より具体的なアプローチも可能。「興味ある」とのリアクションが返ってきたユーザーのみをストックするタレントプールを作成し、採用を加速したい際のデータベースとして保有しておく手段も有効でしょう。

興味通知へのユーザーからのリアクションは管理画面上だけでなく、Slack通知やメール通知でも確認できます。転職意欲が高いうちにスピーディーなアクションをしたいという時にも便利です。

LAPRAS SCOUTを使うデメリット

キュレーションで集められたユーザーが多く、LAPRAS SCOUTに直接登録した人は少ない

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LAPRAS SCOUTには、インターネット上の情報をクローリングして集めたユーザーと、LAPRAS SCOUTに直接登録した候補者との2パターンが存在しており、前者に該当するキュレーションによって集められたユーザーが大きな割合を占めます。ここに該当するユーザーは自発的に転職関連サービスに登録していないいわゆる転職潜在層のため、スカウトに対する関心も高くなく、返信がこないという結果になりやすいです。

タレントプール機能や転職意欲の通知機能を活用し、転職意欲が上がったタイミングでスピーディーなアクションを起こすという地道な運用が必要になります。

他のスカウト媒体とUIが違い、慣れるのに時間がかかる

LAPRAS SCOUTはUIが他の媒体と異なっており、使用方法に慣れるのに少々時間がかかります。「ストック」というステータスがあったり、検索条件のタブを「レコメンド」と表現したりと、他の媒体との違いから最初は使いにくさを感じることも否めません。

カスタマーサクセスによる充実のフォローサービスを活用して、媒体を上手に使いこみましょう。

転職意向度の低い候補者にアプローチする場合はカスタマイズを細かくする必要があり、GitHubが読めないと厳しい

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LAPRAS SCOUTでは、転職意向が低いユーザーにスカウトを送る場合、スカウト文面をカスタマイズすることが基本のルールです。ユーザー理解のためにもGitHubを読み解くスキルは必須と言えるでしょう。

スカウトの品質はLAPRAS側がチェックしており、書き直しになったり、スカウト配信をストップされたりということもあります。

スカウトメールの品質評価のために「ビジネスメールとして最低限の体裁が整っている」「採用候補者の事情を踏まえている」という基準が設けられており、具体的にはスカウトの送り主や届いた理由、ユーザーの公開事実との一致度や希望の考慮度合いなどを確認されています。スキルの理解のほか、「転職の意向がない中でのご連絡で恐縮ですが、情報交換を兼ねてお話だけでもさせていただけないでしょうか」など、ユーザーと双方向的なコミュニケーションを取りたいという意欲を文面上で表現することも必要です。

LAPRAS SCOUTを使った採用事例

株式会社ディー・エヌ・エー

株式会社ディー・エヌ・エーは市場でも希少な要件に合うエンジニアの採用に際し、母集団形成に困難を感じていたそうです。そこでLAPRAS SCOUTのExtension機能を利用し、ユーザーのTwitterから逆引きを行い、GitHubなどに公開された情報を踏まえてパーソナライズしたスカウトメールを送り、採用を成功させました。機能を駆使した優秀な転職潜在層へのアプローチと、豊富な情報を活かしてユーザー毎に個別化したスカウトの送付で、難易度の高い採用を実現させた例と言えるでしょう。

GMOペパボ株式会社

ハンドメイドマーケット「minne」や 簡単ホームページ作成サービス「グーペ」を始めとしたサービスを展開するGMOペパボ株式会社はLAPRAS SCOUTの興味通知機能を活用し、地方在住の優秀なエンジニアの採用に成功。「もっとライトに」「もっとカジュアルに」候補者にコンタクトをとりたいとの想いを叶えるためにLAPRAS SCOUTを導入し、ユーザーとの早い段階で接続できるようにしたことが成功の秘訣としてあるようです。また条件面や金額面でのお断りによる負荷を軽減できたとも実感しているそうです。

まとめ

転職意欲の高い希少な転職顕在層と高い技術を有する優秀な転職潜在層との双方へとアプローチできるLAPRAS SCOUTは、高度なAI技術によりスキルや志向性を分析し、技術やカルチャーの面で⾃社にフィットする⼈材の発見をサポートしてくれる比較的新しいサービスで、短期的な採用活動にも中長期的な採用活動にも適しています。

「市場に出回らない優秀な転職潜在層を採用したい」「技術的にもカルチャー的にもフィットした人材と出会いたい」と考えている企業は、ぜひ導入をご検討ください。

弊社では、LAPRAS以外にもエンジニアに特化したスカウトサービスの特徴や費用などをまとめた資料を作成しております。エンジニア採用を強化したい企業は、ぜひ「ITエンジニア採用向け スカウト媒体徹底比較レポート」をダウンロードしてください。

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