【人事向け】MS Careerの特徴や料金、使いやすさは?担当者にインタビュー!

MS Career feature

管理部門・士業領域に特化したダイレクトリクルーティングサービス、MS Career(旧MS Jobs)。

今回は、MS Careerを運営するMS-Japanのご担当者様に直接ヒアリングしながらMS Careerのスカウト機能の特徴についてまとめました。

経理や人事の採用に困っている、そもそもMS Careerとは?という方は、ぜひ本記事を参考にしてください。

本記事をご覧の方におすすめ資料!
スカウトサービス13個の使いやすさや料金を90ページに渡り比較!

ダイレクトリクルーティングサービス徹底比較レポート

\去年300名以上にダウンロードされました!/

 

 

MS Career(エムエス キャリア)とは?

画像参照元:公式サイト

管理部門や士業に特化した、成功報酬型のダイレクトリクルーティングサービスです。

運営元のMS-Japanは、人材紹介サービスMS Agentも展開しています。
2022年4月より、MS Agentの会員も任意でMS Careerを使用することができるようになりました。それにより、MS Careerの会員数が大幅に増加しています。

MS Careerユーザーの特徴

what_is_MSCareer

年齢では、20~40代で7割以上を占めています。20代のユーザーは、エージェントに登録している人の中では9%程度であるものの、スカウト機能を利用しているユーザーの割合では全体の18%と2倍になっています。

年収600万円未満が6割以上を占めており、メンバー〜リーダークラスが中心です。

経験職種では、経理や財務が26%、人事が16%、総務が15%、士業領域が15%です。士業領域は、会計事務所や監査法人、法律事務所、コンサルティングファームが該当します。

資格は公認会計士や税理士、弁護士、社会保険労務士など採用ニーズの高い有資格者が多数登録しています。

未経験の方も11%登録がありますが、簿記を持っているなどポテンシャルを持った方が多いのが特徴です。

地域別では、関東が70%を占めており、関西は16%、東海が9%です。

情報収集や市場価値を知るために登録者している人は少なく、転職顕在層が多いです。

ターゲット層の母集団形成やスカウト返信率の低さ、人事の工数不足にお悩みの方は、下記より博報堂やソニーなど650社以上が利用するスカウト代行「PRO SCOUT 」のサービス資料を見てみることをお勧めします。

PRO SCOUT サービス資料ダウンロード

MS Career利用企業の特徴

業種別に見ると、最も多いのはWEB・IT・インターネット全般で26.0%です。2番目が士業事務所・コンサルティング関連で24.6%のため、この2つの業種で半数を占めます。

しかし、サービス業や製造業、マスコミ、金融など、幅広い業種が利用しています。

スカウトサービス選びに
お悩みの方はこちら

MS Careerの料金

成功報酬型のため、月額費用が発生しません。

勤務地によって成功報酬が異なり、正社員の場合、東京で90万円、神奈川/愛知/大阪/兵庫/京都は80万円、埼玉/千葉/北海道/福岡/海外は60万円、その他は30万円となっています。
契約社員やアルバイトの場合は報酬が異なります。

なお、フルリモート求人の場合は入社者が住んでいる地域での報酬になります。

現在キャンペーン中で、初期費用は通常10万円のところ無料になっています。

返金規定はございませんのでご注意ください。

MS Careerのサポート体制

MS Career support

各社1人ずつCS(カスタマーサクセス)が付き、求人作成の代行や検索条件の設定、スカウト文面のアドバイスなどを行っています。

どんな求人が刺さるかわからない、ターゲットの適切な絞り方がわからないなどお困りの際にはありがたいサポートです。

MS Careerの求人掲載数やスカウト数の制限

求人掲載数、求人掲載期間、求人記事の追加や編集、スカウト数は全て無制限です。スカウト通数を気にする必要がないのがメリットです。

MS Careerの候補者検索は使いやすい?

採用担当の人事を探しているのに、労務や教育研修など異なる業務を行っている候補者が表示されては困りますよね。

そのようなことが起こらないよう、MS Careerにはスキルチェックシートがあり、細かい経験業務で検索ができます。
例えば経理では、「原価計算」「被連結決算(子会社)」「有価証券報告書」「IPO準備」「税務申告書作成」などが選択できます。
ただ、登録者全員がスキルチェックシートを埋めている訳ではありません。

また、登録日で検索がかけられるのが珍しい点です。

検索後の画面は、ログイン日順で表示されます。
一度見た候補者はグレーアウトするため、無駄が減ります。

MS Careerには、BIZREACHやdodaダイレクトのようにターゲットリストが存在しません。また、タグもありません。しかし、キープボタンがあるので、その場で送信できず現場や上長に相談したい人にはキープボタンを使いましょう。

候補者をクリックするとメモ機能があるため、そこに懸念点や送りたいポジションを書いておくと良いでしょう。

MS Careerのスカウト配信機能は使いやすい?

MS Career scout

ターゲットリストやタグ付けができないため、その場で検索した候補者にスカウトを送信するか、キープボタンを付けた候補者に送信する形になります。

一斉送信が可能なため、特定の検索条件にヒットした人全員に送ることもできます。

MS Careerの「会いたい」機能とは?

企業は「気になる」(求職者側のブックマーク機能)をした求職者に対して、「会いたい」を送ることができます。

「会いたい」とは、スカウトよりもラフに求職者にアプローチできる機能です。

「会いたい」を受け取った求職者はメールでの通知に加えて、マイページの「気になる一覧」に「求人がマッチングしました」と出てくるようになります。求職者に対して応募を促すような機能です。

また、「気になる」を押した方のIDから、検索をかけスカウトを送ることもできます。こうすることで、興味を持った候補者に絞ってスカウトを送ることができるので、返信率の向上が見込めます。

その他MS Careerの機能や特徴

  • 候補者リストから必要な項目を選び、CSV出力が可能
  • 求人審査あり
  • スカウト済みの候補者のみに絞って検索が可能

まとめ

管理部門系の採用も、ダイレクトリクルーティングを利用して採用活動を行なっている企業が増えています。現在は、BIZREACHやdodaRecruiters等の総合型のツールを使っている会社も多い印象ですが、管理部門領域に特化して事業展開されてきたMS-Japanがダイレクトリクルーティング領域にも進出したことで、今後「管理部門×ダイレクトリクルーティング」の流れが変わる可能性もあるかもしれません。

初期費用はキャンペーン中のため無料であり、スカウト数が無制限という点で、現状導入企業数がそれほど多くなく、これから導入企業数を増やしていきたいというMS-Japan側の意向が見え隠れしますが、導入企業が増えすぎていないこのタイミングでの導入もおすすめと思われます。

実際利用する画面のUIUXはこれから改善予定の様子なものの、専門性の高い登録者も増えて来ており、今後の管理部門採用の手段として有効なものになっていくと思われます。

まずは1〜2名の管理部門のメンバークラス・リーダクラスの採用で導入してみるのがおすすめです。

投稿者プロフィール

谷下 奈穂
谷下 奈穂
株式会社VOLLECTにて採用コンサルタントとして従事。大手広告代理店のDXコンサルタント職や、大手IT企業でのエンジニア採用など、多数の採用支援実績を持つ。