オファーボックス(OfferBox)の評判まとめ|とりあえず承認しても大丈夫?
新卒採用に用いられる代表的なダイレクトリクルーティング媒体には、株式会社i-plugが運営する『OfferBox(オファーボックス)』が挙げられます。
ダイレクトリクルーティングを始めるにあたって「OfferBoxの評判が気になる」「OfferBoxを導入しようか迷っている」という企業・人事ご担当者様も少なくないでしょう。
そこで今回は、新卒採用に8年間従事してきた筆者が、就活生の3人に1人が利用するOfferBoxの評判を学生・企業双方の視点から解説すると共に、スカウト採用やダイレクトリクルーティングに悩む企業に向けておすすめのサービスを紹介します。
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目次
学生側:オファーボックス(OfferBox)の良い評判
まず初めにOfferBoxを利用した学生からの“良い評判”をご紹介します。
内定を獲得できる
新卒採用に取り組む企業は、採用活動を少しでも優位に進めるため、従来の採用手法に加えOfferBoxを利用するケースが大半です。
そのため積極的に新卒採用に取り組む企業が多く、学生からも「OfferBoxを活用すれば内定を獲得できる」と評判です。
6月に就活を終えた大学4年生です。オファーボックスは大学3年生の秋頃から使い始めました。
最初は周りの友だちも登録しているので何となくという感じで始めましたが、プロフィールをしっかり埋めると思った以上にオファーが届き、驚きました。プロフィールが不完全な状態だとオファーが届きづらいので、しっかりと埋めた方がよいと思います。
3月以降の就活が本格化する前の早い時期からオファーを貰い、実際に内定を頂いた企業もあったので安心感を持って就活を進められました。もし落ちてしまった場合でも、早い時期から面接を行ったり、社会人の方とお話する機会を得られたりすることはよい経験になると思います。
特に今年は新型コロナウイルスの影響で就活市場も不安定な状況だったので、早め早めに行動できたのは大きかったです。来年以降も就活の早期化は進むと思うので、逆求人サイトを使って早めの行動を取るのはプラスに働くはずです。
とーいんさん(みん活:https://minhyo.jp/offerbox)
このような口コミからも、OfferBoxには積極的に内定獲得を目指す学生が集まっていると考えられます。
幅広い企業からスカウトがもらえる
OfferBoxは学歴や専攻問わず、アルバイトや部活動など学生時代の取り組みや人柄などポテンシャルを重視しながらスカウトを送付するケースも多々あります。
そのため学生からは「業界や企業規模問わず、幅広い企業からスカウトがもらえる」とのコメントが多く見られます。このように知らない企業と出会える機会が多く得られることを高く評価している学生が多いようです。
逆求人サイトで最も良かったのはOfferboxです。
実際に一部選考スキップルートに乗れた企業もありました。
また、中小ベンチャーから大手まで幅広い企業からスカウト貰えたのでオススメです!
ユウ@勉強垢@Mar51803940ー2023年5月11日
就職活動中は特定の業界や企業しか見ていなかったが、オファーボックスに登録したことで知らなかった業界や企業からのオファーが来て、視野が広がった。
コンサルティング・専門サービス 投稿日:2023/02/12
(BOXIL SaaS:https://boxil.jp/service/7613/reviews/31609/)
企業としても業界を超えて様々な学生にアプローチできるため、新しい学生層と出会える場にもなるでしょう。
たくさんのオファーを受け取れる
OfferBoxは、大手からベンチャーまで15,047 社以上の企業が登録するダイレクトリクルーティング媒体です。
ProFuture株式会社が実施した『2023年&2024年採用動向調査(6月)』では、6年連続で最も企業に使われているダイレクトリクルーティングサービスという結果が公表されています。
学生にも多くのオファーが届き、採用活動・就職活動の活性化を促している様子が伺えます。
実際に学生からも下記の通りの口コミが投稿されています。
大手もベンチャーもまんべんなく企業登録されてるのが魅力で、早速登録しました。
数撃ちゃ当たるではないけれど、就活サイトはとにかく見つけたら大体登録しています。
たくさんある中でも高いポイントは、ここのようにオファー率が高いこと!
決めるかどうかはともかく、やっぱり自分にオファーをもらえる、価値に気づいてくれる企業があるって嬉しいし、そういう企業が登録されてるっていうのはサイトに何か工夫がありそうで好印象です。
新感覚の名称も気に入って、最先端の就活の仕方してるかなって思えます。
りんこさん(みん活:https://minhyo.jp/offerbox)
OfferBoxに登録する学生は、就活モチベーションが高く、選考や面接にも意欲的です。
このように就職活動に対し積極的な姿勢を持つ学生が多く集まっているOfferBoxでは、質の高い学生獲得が期待できるでしょう。
参考:HR総研『2023年&2024年採用動向調査(6月)』
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自己分析ツールが就職活動に役立つ
OfferBoxには『AnalyzeU+』と呼ばれる自己分析ツールが提供されています。
251の質問に回答することで、社会人基礎力11項目+次世代リーダー力14項目の他、役割思考タイプ・認知&思考スタイル・職種適性など、計28項目もの詳細な分析が行われます。
自己分析ツールみたいなのもあって就活対策にはぴったりだった。
しっかり入力したらオファーもちゃんと来るの良かったです。
gabeさん(みん活:https://minhyo.jp/offerbox)
オファーボックスの適性診断、強みはしっくりこないが、弱みが怖い程当たってる😂
最近ESについて考える事が多いけど、強みをアピールする事ばかりに気が向いてた。弱みをどう克服していくかも同じくらい大事だよなぁ。
せば @Seba__ta)ー2021年5月19日
ここに自己分析を投稿してしっかりES描いたらちゃんとオファーが来て、無事就職できました。
おまつさん(みん活:https://minhyo.jp/offerbox)
自己分析ツールの1つとして活用できることも、学生の登録数を増やす一助になっていると考えられます。なお、学生の自己分析結果は、企業が学生を絞り込む機能にも反映されます。
オファー前に学生の適正をフィルタリングできる点は、OfferBoxの強みの1つと言えるでしょう。
向いている可能性の高い業界・企業に出会える
企業から適正の高い学生に対しオファーを送るというスタイルも、学生の意向にマッチしているようです。
実際に仕事をしたことがないため、「自分の向いている仕事」は自分ではなかなかわからなかったですが、オファーボックスを通して、会社の人事から「この子ならうちに向いている」とオファーを出してもらうことができ、向いている可能性が高い企業に出会うことができます。
IT/通信/インターネット系 投稿日:2022/09/14
(BOXIL SaaS:https://boxil.jp/service/7613/reviews/20968/)
OfferBoxには業界や業種を絞り切れていない学生の登録も多く、企業としては今までに出会えなかった学生に出会える機会の場になるでしょう。
学生側:オファーボックス(OfferBox)の悪い評判
続いて、OfferBoxを利用した学生からの“悪い評判”をご紹介します。
興味のない業界・企業からのオファーも多く届く
学生によっては、「志望度の低い業界・企業からオファーが届く」ことに対し、ネガティブな印象を抱くケースもあるようです。
大企業もいるが、中小企業からのオファーが絶えない点。
志望業界にこだわりがある人は、ある意味興味のない業界の企業からもオファーが来てしまう。
IT/通信/インターネット系 投稿日:2022/09/14
(BOXIL SaaS:https://boxil.jp/service/7613/reviews/20968/)
オファーボックスにくるオファーさ、人材かITか不動産しか来ないの何?全部興味ないんだけど。
内定どこに落ちてますか@22卒NNT @pozipozi_shuー2021年7月13日
オファー=必ずしも選考優遇されるわけではない
中には「オファーを受け取る=選考が優遇される」と思っている学生もいます。
オファーボックスから来た会社に説明会行って一次も含まれてたけどフツーに落ちたし、メッセージきたって✉️は来たけどブロックされたせいでお祈り✉️も見えず,,,,
ちゃむ持ち駒ゼロ23卒@chamchamhouse23
しかしそんな学生の心情に沿ってオファーに特典を付けるのも施策の1つ。
「書類選考免除」「採用直結型説明会に特別招待」などの特典をオファー送付時に案内することで、オファー承認率の向上につなげられるでしょう。
関連記事:人事必見!新卒の採用手法の種類を紹介|メリットや選び方を解説
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企業側:オファーボックス(OfferBox)の良い評判
続いて、OfferBoxの企業側の“良い評判”を紹介します。
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接点を持ちにくかった学生とコンタクトを図れる
就活情報サイトでは、業界や業種に興味を持っている学生など限られた学生としか接点を持ちにくい点が課題視されていました。
その点、OfferBoxは登録している学生に対し、企業自らアプローチできる手法です。そのため、これまで接点を持ちにくかった学生とコンタクトを図れることに対し、魅力を感じている企業・人事ご担当者様も多いようです。
アプローチ数と最終的な採用人数の大幅に向上しました。
プッシュ型の採用ができるようになり、これまで接点を持ちにくかった学生とコンタクトが取れることがとても魅力的だと感じています。
コンサルティング・専門サービス 投稿日:2022/06/26
(BOXIL SaaS:https://boxil.jp/service/7613/reviews/17163/)
フィルタリング機能が充実しており、マッチングの精度が高まる
OfferBoxは、フィルタリング機能が充実しています。自社のターゲットに近い学生に絞り込み、さらに学生のプロフィールやエピソードを確認した上でオファーを送れます。
マッチングの精度を高く保てる点も嬉しいポイントと言えるでしょう。
希望勤務地や業界やスキル(社会人基礎力や適性検査項目)に基づいて求人情報をフィルタリングすることができるので、企業にマッチする求人情報を瞬時に絞り込むことができて時間や労力の節約になります。
マッチングの精度を高めることができ、他の求人サイトでは出会うことがないような希望に近い人材に出会う事が出来ます。
IT/通信/インターネット系 投稿日:2023/07/13
(BOXIL SaaS:https://boxil.jp/service/7613/reviews/40017/)
さらに細かな条件で学生を絞り込めるだけではなく、『検討中リスト』や『ラベル』等の機能を用いて学生をラベリング・カテゴライズすることもできます。
工数の軽減・作業の効率化につながる
OfferBoxの機能を上手に活用すれば、工数の軽減や作業の効率化を図ることも可能になります。
使っていて素晴らしいと思う機能に関しては活躍人材分析というものがあり、自社で活躍している人材を数値化、その上でOfferBoxに登録している学生の中から分析した数値我が近い人材をAIがサジェストしてくれるという機能で、こちらの希望に近い人材を短時間で見つけることができますし、論理的で効率が良いです。
新卒採用にあたってOfferBoxを利用することで人材と企業のミスマッチが減り、面接の回数も減らすことができました。また、面接の日程管理にかかる工数の減少、採用業務の抜け漏れ防止といったメリットがありました。
IT/通信/インターネット系 投稿日:2023/06/04
(BOXIL SaaS:https://boxil.jp/service/7613/reviews/37753/)
上記の通りOfferBoxの機能は、面接日程管理にかかる工数の削減や採用業務の抜け漏れ防止に寄与しているようです。
企業側:オファーボックス(OfferBox)の悪い評判
本項目では、OfferBoxの企業側の“悪い評判”を紹介します。
オファー承諾数に限りがあり、オファーを送れない学生がいる
OfferBoxの性能上、下記ケースに該当する場合、学生にオファーを送ることはできません。
・1度でもオファーを送った学生
・オファー承諾枠が上限に達した学生
・地域・業種を限定している学生
OfferBoxのオファー送付制限に対して、ネガティブな印象を抱いている企業もあるようです。
そもそもofferを送れない学生もいる(満などによる)。
IT/通信/インターネット系 投稿日:2023/07/13
(BOXIL SaaS:https://boxil.jp/service/7613/reviews/)
一人の学生に対してオファーできる企業数の上限がある。
IT/通信/インターネット系 投稿日:2023/06/04
(BOXIL SaaS:https://boxil.jp/service/7613/reviews/37753/)
学生側がオファーを受け取れる社数に制限があるため、良い学生が「満枠」でオファー出来ないことが多々あった(競合のキミスカにはない)。
輸送/交通/物流/倉庫 投稿日: 2023/03/07
(SaaS LOG:https://kigyolog.com/tool.php?id=2219#5-0)
しかし学生・企業共にオファー送付数・承認枠の制限を設けるのは、“1つ1つのオファーを大切に扱ってもらいたい”というサービス方針を掲げているから。その意味を理解し、1通のオファーの価値を高めることで、学生の反応も大きく変化してくることでしょう。
また2022年12月19日には、「再オファー機能」がリリースされています。従来であれば1度オファーを送った学生には、再度オファーを送ることはできませんでした。
しかし“就職活動の中で、学生の志向性や価値観が変わっていくのは当たり前のことである”という前提のもと、再オファー機能がリリースされることになりました。
このようにOfferBoxの機能は学生・企業の声が随時反映され、アップグレードしています。
たとえオファー承諾数に限りがあったとしても「検討中リスト」に加えたり「ラベル機能」を活用すれば、こまめに学生の動向をチェックできるようになります。
OfferBoxの機能を上手に活用し、ターゲット学生がオファー枠を空けたタイミングを逃さないようにしておきましょう。そうすることで、ターゲット学生に対し漏れなくオファーを送ることができるはずです。
1人ずつ個別で対応しなければならず、労力・時間がかかる
OfferBoxに限らずダイレクトリクルーティング自体、学生個々に対し個別の対応が求められる採用手法です。そのため、学生対応に労力や時間が割かれてしまうと感じる企業・人事ご担当者様も多いようです。
1人ずつ個別で対応する必要があるため、かなり時間がとられた。
個別でのメッセージを毎日数百件ずつ送信する必要があり、初期の費用はかからないが、社員の時給と換算するとコスパが悪い感覚があった。
業界:サービス/外食/レジャー 投稿日: 2023/06/14
(SaaS LOG:https://kigyolog.com/tool.php?id=2219#5-0)
かける労力の割りに、内定承諾まで繋がりにくかったため。
業界:メーカー/製造 投稿日: 2023/01/04
com/tool.php?id=2219#5-0)
内定後のフォローツールがない
OfferBoxは内定までを管理するツールです。
内定を出した後のフォロー機能やサービスがないため、別のツールを導入したり、自社で別途内定者フォローを行わなければならないという声も散見されます。
採用内定を出した後のフォロー機能がありません。採用内定を出した後、学生に対してフォローするような機能やサービスが欲しいと思いました。
業界:その他 投稿日: 2023/04/13
(SaaS LOG:https://kigyolog.com/tool.php?id=2219#5-0)
ただOfferBoxの機能追加は目覚ましく、2022年12月には再オファー機能が追加され、25年度採用からは募集要項の項目が拡充されています。
また学生の一覧表示も年度を追うごとに必要項目が一括で閲覧できるようブラッシュアップされています。
内定した学生をフォローするツールや機能も追加される可能性もゼロではありません。OfferBoxのアップグレードに期待しましょう。
オファーボックス(Offerbox)の内定率は?
オファーボックスの正式な内定率は公表されていません。
内定率は、学生一人ひとりの活動状況や就職意向、さらに企業の取り組みよって結果が大きく左右される場合が多いため、目安となる数値の算出は難しいでしょう。
しかし、オファーボックスは、自社のターゲットに合致する可能性の高い学生を絞り込んだ上でオファーを送付します。そのため、自社とのマッチ度が高い学生からエントリーを募ることができます。
さらにエントリー後は、個別にコミュニケーションを図れるため、学生との関係性を深めやすくなります。1対1のコミュニケーションを通じて、働く従業員の人間性や事業の強みもより深く理解してもらうこともできます。
自社にマッチする学生へのオファーやエントリー後のコミュニケーションをしっかり意識すれば、求人情報サイトなどの従来の採用手法よりも内定率を高めることができるでしょう。
オファーボックス(OfferBox)を活用する際の5つのポイント
画像引用:OfferBox
新卒採用においてダイレクトリクルーティングが主要手法になりつつあるとはいえ、OfferBoxを利用したからといって必ずしも期待する成果が得られるわけではありません。
ポイントを抑えた効果的な運用を実行してこそ初めて成果が現れるものです。
本項目では、OfferBoxを最大限に活用するためのポイントを5つに絞り紹介します。
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学生への早期アプローチ
株式会社i-plug『OfferBox』が提供するデータによると、年間を通じたオファー流通量は次の図のとおりです。
画像引用: OfferBox
夏インターンシップの実施後、秋・冬インターンシップの応募受付からオファー流通量が伸びています。また大学3年生3月の採用広報解禁をピークに、オファー流通量が徐々に減少していく様子が伺えます。
そのためOfferBoxでは、オファー流通量がピークを迎える大学3年生の夏頃からオファーを送付していくことが効果的な活用のポイントと言えるでしょう。
実際に企業の担当者からも以下のような所感が投稿されています。
採用コストが課題の企業がありましたが、100通に送って3名採用できたためメリットを感じられていました。
大学3年生の夏など早期からスカウトを打てば返信も来やすく良いと思います。
コンサルティング・専門サービス 投稿日:2022/12/28
(BOXIL SaaS:https://boxil.jp/service/7613/reviews/29128/)
またOfferBoxでは、学生のオファー承認枠に上限が設けられています。オファー配信タイミングが遅れてしまうと、学生のオファー枠が埋まってしまい、そもそもオファーを送付できない事態になることも考えられます。
早期にオファーを開始することでターゲット学生のオファー承諾を獲得しやすくなるでしょう。
ターゲットの策定
OfferBoxを活用する際は、採用戦略に基づいたターゲットを策定しておく必要があります。
OfferBoxの魅力の1つに企業側がオファーを送付する前に、ターゲットを選定できる点が挙げられます。しかしターゲット軸が定まっていない場合、自社にマッチしない学生にもオファーを送付してしまう可能性があります。
ターゲットが明確になっていれば、適切なフィルタリングもできずオファーを無駄に消費してしまったり、マッチ度の低い学生にオファー時間を割いてしまうことにもなりかねません。
無駄な配信・労力の消費を防ぐためにも明確なターゲット設定は必須です。
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機能の活用
OfferBoxには効率的・効果的なオファー送付を実現するための機能がたくさん搭載されています。
主な機能は次の9種です。
これらの機能を使いこなすことでデータドリブンな運用も実現できるでしょう。
画像引用:株式会社i-plug
【機能①】活動量シミュレーション
企業規模・業種・オファー送信時期を入力すると、入力値に応じたオファー承認率(推定)が表示されます。自社のオファー承認率の高低や改善の要否を確認できます。
【機能②】適性検査
OfferBoxには、適性検査「eF-1G」が標準搭載されています。
イー・ファルコン社が保有する「活躍人材分析」を用い、自社で活躍している人材の傾向を分析し、その分析結果にマッチする学生の検索が可能となります。
【機能③】計画表
採用活動を円滑に進めるための採用計画表をOfferBoxス内で作成できます。
感覚に依りがちなオファー配信も、数値に基づき計画的に配信できるようになるでしょう。
【機能④】学生検索/オファー送信
属性情報などの基本的な検索条件に加え、志望職種・希望勤務地・保有資格などあらゆる条件から学生を絞り込むことができます。
また絞り込んだ条件は保存・他のアカウントとの共有も可能です。
【機能⑤】AIアシスト
OfferBoxの強みの1つに、AIアシストが学生検索をサポートしてくれる点が挙げられます。
業種や企業の属性、オファーの送信傾向と照らし合わせ、検索した学生の中でもオファー承認に至る可能性の高い学生を上位に表示します。
【機能⑥】会いたい/検討中
OfferBoxではオファーをしたい候補者を「検討中リスト」に入れて管理することもできます。学生を「検討中リスト」に追加すると、学生に企業名が通知されます。
学生は気になる企業からの通知に対して「会いたい通知」を送ることができます。
【機能⑦】かんたん日程調整
かんたん日程調整はオファーを承認した学生に対し、自動で日程調整フォームを送信する機能です。
学生ごとに案内する日程調整フォームを使い分けることもできるため、学生に合わせてイベントの案内を変えることもできます。
【機能⑧】選考管理リスト
選考管理リストは、自社の選考状況をフェーズで管理する機能です。
どの学生がどのフェーズにいるのか、一目で管理することができます。
またフェーズごとに一括メッセージ送信もできるため、次回選考の案内やイベントの案内なども簡単に進めることができるでしょう。
【機能⑨活動分析】
活動分析を活用すると、採用活動の進捗や達成状況などを振り返り分析ができるようになります。
全体データとの比較もできるため、自社のオファーが効果的なのか図ることもできるでしょう。
実際にOfferBoxを利用している企業の担当者からも豊富な機能性を高く評価する口コミが投稿されています。
・ 機能が豊富で、採用プロセスの全体管理がしやすい。面接評価や書類管理など、採用プロセスの各段階でOfferBoxの機能を活用したが、候補者の情報や進捗状況が一元管理され、チーム全体での情報共有がスムーズに行えた。
・ 候補者情報や応募データの管理が、効率的に行える。候補者のプロファイルや履歴書、面接結果などの情報をOfferBoxに保存していた。検索機能を利用して、必要な情報を迅速に取得でき、候補者の評価や進捗管理が効率的に行えた。
サービス/外食/レジャー 投稿日: 2023/06/30
(SaaS LOG:https://kigyolog.com/tool.php?id=2219#5-0)
個人宛てのメッセージを作り込む
株式会社i-plugの調査によると、オファーに個別コメントを添えることで学生のオファー承諾率が12%も向上するとのこと。
引用:株式会社i-plug
学生1人ひとりに対してオファーを1から作り込む必要はありませんが、学生の目に付くオファー冒頭に学生が納得するアプローチ理由を添えるようにしましょう。
関連記事:学生からのスカウトメールの返信率を上げる方法や返信内容のコツとは
スカウト(ダイレクトリクルーティング)代行サービスを活用する
ダイレクトリクルーティングは、OfferBoxなどの専用サービスを利用しただけで成果が得られるものではありません。
戦略やノウハウに基づき効果的な運用を行って初めて期待する効果・成果が表れてくるものです。
そのため、OfferBoxを運用するにあたってダイレクトリクルーティングの知見やノウハウを持たない企業は、スカウト代行サービスを活用することをおすすめします。
「闇雲にオファーを送付してしまっている」「学生に対しリアルタイムに対応できていない」などOfferBoxのメリットが活かされない運用をしている企業は、ぜひスカウト代行サービスの活用も検討してみましょう。
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関連記事:スカウト型新卒採用のおすすめ10選!メリットや料金プランを紹介
オファーボックス(OfferBox)を活用できていない企業の特徴
続いて、OfferBoxを活用しているものの思い通りの成果が得られていない企業の特徴を紹介します。
個別感(特別感)のあるオファーを送付できていない
OfferBoxの一番の利点は、『企業から学生に直接オファーを送ることができる』点にあります。
しかしせっかく企業から学生に直接アプローチできたとしても、学生の心動かすようなアクションにならなければ、オファー送付に割いた労力・時間が無駄になってしまいます。
次に該当する場合は、OfferBoxの利点を活用しきれていない可能性が高いと言えます。
早急に改善を検討する必要があるでしょう。
・テンプレートに近いオファーを送付している
・学生1人ひとりに合わせたカスタマイズ文を作成できていない
・自社の魅力と学生の強みがリンクしたオファー文を設計できていない
機能を使いこなせていない
OfferBoxの機能を使いこなせていない企業は、採用競合と比較してオファー承認率が低い可能性も考えられます。
先ほど紹介した通り、OfferBoxには様々な機能が搭載されています。
ただオファーを送付するだけではなく、搭載された機能を活用してこそ目に見えて効果が現れてきます。
OfferBoxを運営する株式会社i-plugでは、OfferBoxを効果的に活用するためのオンラインセミナーも開催しています。
次に該当する企業は、株式会社i-plugが実施するセミナーに参加してみるのも良いでしょう。
・OfferBoxの機能、使い方を知りたい
・実際の画面でデモを見てみたい
・OfferBoxを活用した成功事例を知りたい
計画的にオファー配信ができていない
採用競合やターゲット学生の動向に合わせ、計画的にオファー配信ができていない企業も、OfferBoxを有効に活用できていない可能性が考えられます。
OfferBox 2022年卒・2023年卒・2024年卒・2025年卒利用実績データでは、年間を通じてオファーの配信数に大きな差がある実態が伺えます。
引用:株式会社i-plug
データの通り、オファー流通量は大学3年生3月〜6月にかけてピークを迎え、その後少しずつ減少していきます。
採用競合と時期をずらしオファーを配信する、ピーク時にたくさんのオファーを配信できるよう時期ごとにオファー送付数を調整する、などの取り組みも必要になってくるでしょう。
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関連記事:採用広報が上手い企業の特徴や重要性|ブランディングとの違いは?
【学生向け】とりあえず承認しても問題ない?
学生が企業と個別にメッセージのやり取りを行うためには、オファーを受け取った後に『オファー承認』をしなくてはなりません。オファーには承認期限が定められており、オファー受け取りから1週間を超えると、オファーが自動で取り消されてしまいます。
オファーが取り消しになると、企業に対して返信ができなくなってしまうため、中には「とりあえず承認しておこう」と考える学生も多いかと思います。しかし「とりあえず承認しても問題ない?」と不安を抱く学生がいたり、迷う場面もあったりするでしょう。
結論、少しでも気になるようであればオファーを承認しても問題ありません。
その理由は、2つあります。
まず1つ目の理由は、企業はオファー送付の際、貴重な時間を割いてオファーを送付しています。人間性やこれまでの活動に魅力を感じオファーを送付してくれているため、良い印象を抱いている様子が伺えます。
また2つ目の理由は、オファーは承認後、辞退することもできるからです。
改めてオファー内容を見直したり、オファーを送付してくれた企業について調べたりする中で、「やはり希望とマッチしない」と感じるケースもあるでしょう。その場合は、『オファー辞退』をすることで、オファー枠を1社分空けることができます。
オファー辞退をすれば企業との個別メッセージもできなくなるため、しつこくメッセージが届くこともないでしょう。
OfferBox 2020年卒利用実績データによると、就職した企業の業界ともともと志望していた業界が違う学生はなんと76%にものぼります。
オファーボックスの魅力は、自分の知らない企業や思わぬ業界の企業からオファーを受け取れる点。オファーボックスの強みを活かし、将来の選択肢を広げるためにも、まずは「オファー承認をしておくべき」と言えるでしょう。
OfferBoxの評判 まとめ
今回は、新卒採用のダイレクトリクルーティング運用において多くの企業で導入されているOfferBoxの評判を紹介しました。
企業・学生ともにネガティブな口コミはあるものの、ネガティブ面を理解しOfferBoxを用いるメリットを最大化できるよう運用すれば、期待以上の成果を見込める媒体です。
より確実にOfferBox運営を成功に導くためには、ダイレクトリクルーティングに関するノウハウ・知見を有しているスカウト代行サービスを活用するのも1つの手。
数あるスカウト代行サービスの中でも、株式会社VOLLECTが提供する『PRO SCOUT新卒』であれば、500社以上の多様な業界・職種・企業規模のスカウト配信データを基に自社にマッチしたOfferBoxの運用を叶えることができるでしょう。
ダイレクトリクルーティングが新卒採用の主要手法に置き換わりつつある昨今において、OfferBoxの運用成否が新卒採用の成否を左右すると言っても過言ではありません。
OfferBoxの運用に行き詰まりを感じている、これからOfferBoxの運用を開始するという企業は、PRO SCOUT新卒をはじめとするスカウト代行サービスを上手に活用しながら効果的な運用を実現していきましょう。
ダイレクトリクルーティングでお悩みならVOLLECTが提供する『PRO SCOUT新卒』がおすすめ
新卒採用で主要になりつつあるダイレクトリクルーティングですが、「運用を開始したものの成果に結びつかない」「工数が割かれてしまい他の採用活動に支障をきたしてしまう」そんな悩みをもつ企業・人事ご担当者様も少なくないでしょう。
しかし採用競争が激化する新卒採用において、ダイレクトリクルーティングはもはや欠かせない手法の1つになりつつあります。自社での運用に限界を感じている企業・人事ご担当者様には、株式会社VOLLECTが提供する『PRO SCOUT新卒』をおすすめします。
関連記事:新卒採用におけるダイレクトリクルーティング 6つのメリット | 導入に適した企業の特徴と運用成功のコツ
VOLLECT『PRO SCOUT新卒』とは?
株式会社VOLLECTが提供する『PRO SCOUT新卒』は、新卒採用専用のスカウト代行サービスです。
PRO SCOUT新卒以外にも様々なサービスがありますが、運営元のVOLLECTはダイレクトリクルーティングに特化したサービスを提供しており、500社以上の多様な業界・職種・企業規模のスカウト配信データを蓄積しています。
また300社以上の新卒スカウト代行を担当した経験を持つメンバーが所属しており、豊富なナレッジをもとに具体的な施策を提案できる点も大きな特徴の1つです。
PRO SCOUT新卒のサービス内容
PRO SCOUT新卒では、具体的に次のような支援を提供しています。
・ペルソナの設定
・効果的なスカウト文面作成
・ターゲット学生の選定
・学生1人ひとりに合わせたオファー送付
・効果改善に向けた定期的なレポーティング
・振り返りのネクストアクションの明確化
PRO SCOUT新卒では、その学生にしか当てはまらない個別文章入りのスカウト文の送付やスカウトの送信・承認の実績分析、承認されやすい層を特定など、自社だけでは対応の難しいノウハウ・実績に基づいた運用を実現します。
またオファー文面作成・候補者のピックアップ・スカウト配信まで一貫して委託できる点も嬉しいポイント。
採用の工数削減に貢献する、豊富な知識ときめ細やかなサポートはダイレクトリクルーティング支援に特化したVOLLECTならではのサービスです。
PRO SCOUT新卒の料金
リーズナブルな料金体系もPRO SCOUT新卒の魅力の1つ。
スカウト文面の作成や振り返りMTGも含めて、月額9万円〜と低価格でサービスを提供しています。
またスカウトを打った分だけ費用が発生する通数課金制を採用している点も、コストパフォーマンスの高い運用につながるでしょう。
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投稿者プロフィール
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採用系コンサルタントとして企業の採用サポート・採用戦略構築・採用ノウハウの提供を行いながらライターとしても活動中。
得意分野は新卒採用とダイレクトリクルーティング。
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