【事例12選】採用広報の成功事例!ポイントもステップに沿って解説!

人事

Recruitment publicity

昨今、多様な求職者に対して企業の魅力を効果的に伝える「採用広報」の重要性が認識されています。採用広報は、企業の魅力を明確に伝えるだけでなく、目指すビジョンや組織文化とマッチする人材を獲得するための重要な武器となり得ます。

しかし、「何をすればいいのかわからない」「努力しても成果が出ない」という悩みを抱えることもあるでしょう。この記事では、採用広報の具体的な方法や成功のヒント、課題に対する対策を紹介します。

成功例を紐解いて、採用広報について理解を深め、採用成功への道筋を描いてみましょう。

採用広報とは

採用広報の定義

what is Recruitment PR

採用広報とは、ウェブサイトやSNS、求人イベントなど様々な媒体を活用して自社を求職者にアピールする活動です。具体的には、自社の特徴や働く環境、仕事内容などを多方面から発信し、求職者に「この会社で働きたい!」と思わせることが重要となります。

少子高齢化による人材不足や質の低下、アプローチ方法の多様化など、多くの企業が採用活動に課題を感じています。そんな中、広報活動は自社の魅力を的確に伝えることで、求職者の関心を引き、良質な人材を確保するための第一歩となるのです。

PROSCOUT Service Documents

採用広報が企業にもたらすメリット

採用広報は、企業にとって数多くのメリットをもたらします。まず、自社の魅力を効果的に伝えることで、企業のブランドイメージ向上や質の高い人材を引き寄せることが可能となります。また、自社のビジョンや価値観を明確に発信することで、企業文化にマッチした人材の採用が可能となるのです。

採用広報の主な方法

採用広報の手法は多岐にわたります。自社のウェブサイトを活用して企業の魅力や求人情報を発信したり、SNSで日々の業務風景や社員の声を発信、求人イベントを開催して求職者と直接コミュニケーションを取るなどが一般的です。これらの手法を組み合わせて自社の特性や求める人材に合わせた戦略を立てることが重要となります。

採用広報成功企業の事例紹介

本節では採用広報が成功した企業の事例を紹介します。各企業がどのような戦略を立て、どのようなアクションに取り組んだのか、その結果どのような効果があったのかを学びましょう。

事例1: 株式会社メルカリの採用広報活動

Mercari Recruitment PR

画像引用元:メルカン

株式会社メルカリは、ミッション・バリューを軸に、透明性の高い情報発信に注力しています。

オウンドメディア「メルカン」では、創刊から2年半で1000本以上の記事が発信されており、メルカリならではのカルチャーや魅力に触れられます。 その結果、メルカリは毎月数十人を採用しながらも、強力なカルチャーフィットとチーム力を維持し続けており、「メルカン」は採用において重要な役割を果たしているのです。

事例2: PayPay株式会社の採用広報活動

paypay Recruitment PR

画像引用元:PayPay Inside-Out

PayPay株式会社は、採用広報サイト「PayPay Inside-Out」において、同社で働く社員のインタビューや会社の取り組みの記事を通じて、社風や働き方、仕事内容など幅広く紹介しています。特に社員のインタビューでは、仕事内容ややりがい、会社の魅力などについて、社員の生の声を読むことができるため、社員の日常や仕事に対する考え方などについて、より深く理解することができます。採用候補者は、社員のインタビューを読むことで、企業文化や価値観、仕事のやりがいや魅力を知ることができるため、自身の価値観やWill(やりたいこと)と照らし合わせることが可能となります。

事例3: 株式会社メドレーの採用広報活動

medley Recruitment PR

画像引用元:「メドレーで働く」

株式会社メドレーの採用広報活動は、①広報戦略の目標設定とPDCAサイクルの活用、②採用したい人材の明確化、③そして会社の魅力を伝えるストーリーの設計というステップで成功に至っています。

特に③ストーリー設計では、候補者がメドレーに入りたいと思えるような「会社の魅力を伝えるストーリー」を、自社のフェーズと魅力、業界のプレイヤー、自社の優位性、そしてベンチャーへの就職に対する心理的不安の払拭という要素を盛り込むことで、採用したい人材に積極的にアプローチしています。

参考記事:https://compass.vision/medley_kato01/

事例4: 株式会社マネーフォワードの採用広報活動

money forward Recruitment PR

画像引用元:株式会社マネーフォワード(Wantedly)

株式会社マネーフォワードは、採用広報の一環としてWantedlyを活用しています。採用広報のチャネル選びの際に、「オウンドメディア」か「Wantedly」かを検討した結果、一定のユーザーがいるWantedlyがより多くの人に記事を読んでいただけると判断したそうです。

Wantedlyとは、ビジネスSNSの一つで、仕事の内容や企業文化を深く理解できる記事投稿機能などを持ち、求職者と企業が価値観を共有してつながることを重視しているプラットフォームです。 そして、株式会社マネーフォワードの採用広報のKPI設定について、Wantedlyのランキングとフォロワー数を指標にすることで効果的な目標設定と達成管理をが可能としています。

事例5: LINE株式会社の採用広報活動

line

画像引用元:OnLine

LINE株式会社は自社オウンドメディア「OnLINE」を用いて、社員がLINEらしいやり方で取り組んだ様々なチャレンジを紹介しています。また、各事業部の社員へインタビューした記事では、入社の経緯や仕事内容が紹介されており、社内で活躍している人材の価値観や社内カルチャーも伺うことができます。 また、LINE株式会社はTwitterも活用しています。

「LINEのなかみ」というアカウントでは、LINE株式会社やそのグループで働く人や仕事内容、会社の制度が日々発信されています。さらに、メディアプラットフォームnoteでは、LINEのプロダクトマネジメントに関する記事が投稿されており、求職者は各媒体を通じて、LINE株式会社のありのままを知ることができるのです。

事例6: 株式会社リクルートホールディングスの採用広報活動

Recruitment PR

画像引用元:Inside Out

株式会社リクルートホールディングスでは、コーポレートサイト内の採用ページで役員・社員インタビューを掲載しています。シンプルではあるものの各インタビューでは仕事内容ややりがい、キャリアステップが綴られており、求職者が入社後の景色をイメージしやすく作られています。

また、コーポレートブログ「Inside Out」では、企業文化や各企業のリーダーインタビューなどが掲載されており、リクルートホールディングスが大事にしているカルチャーを伺うことが可能となっています。

事例7: 株式会社サイバーエージェントの採用広報活動

CyberAgent Recruitment PR

画像引用元:CyberAgent Way

株式会社サイバーエージェントが発信するオウンドメディア「CyberAgent Way」では、サイバーエージェントの経営理念や価値観、社員のストーリーなどを紹介しています。これまで様々なプロダクトを世に届けてきたサイバーエージェントの仕事の舞台裏を、社員の声として直接読むことが可能であるため、求職者はカルチャーフィットできるか想像がしやすいでしょう。

また、インタビュー記事としては珍しく画像を多用しているのも特徴の一つと言えるのではないでしょうか。社内制度や社員のキャリアなどが読みやすく工夫されているため、採用したい人材に効果的に情報を提供することができています。

事例8: 株式会社DeNAの採用広報活動

dena Recruitment PR

画像引用元:フルスイング

株式会社DeNAもまた、オウンドメディア「フルスイング」でDeNAの「人」と「働き方」の現状を伝えています。社員インタビューやプロダクト秘話だけでなく、社内制度や事業全体の情報も発信しています。「フルスイング」では、新卒1年目や若手社員の活躍が多く取り上げられており、新卒向けにどのような活躍の場があるのか、どのような業務に取り組めるのかといった情報に触れることができます。

他にもエンジニア向けのオウンドメディア「DeNA Engineering」「DeNA Design」など職種によってメディアを分けることで、採用したい人材に直接的に情報を伝える工夫が凝らされています。

事例9: 株式会社任天堂の採用広報活動

nintendo Recruitment PR

画像引用元:株式会社任天堂「仕事を読み解くキーワード」

株式会社任天堂は、コーポレートサイトの採用ページにおいて「仕事を読み解くキーワード」と大した社員インタビューを掲載しています。

任天堂で働く社員が日々どういうことを考えながら仕事に取り組んでいるのかを知ってもらうことが目的で、職種別の社員インタビューの記事内容から仕事内容・企業カルチャーが伺えるようになっています。

事例10: 三井住友カード株式会社の採用広報活動

sbmc Recruitment PR

画像引用元:三井住友カード株式会社 採用サイト

三井住友カード株式会社は、金融企業を感じさせない凝ったデザインの採用ページをコーポレートサイト内に設けています。

三井住友カードとはどのような会社なのか、様々なメディアで紹介された自社記事をまとめて掲載していたり、社員インタビュー記事からキャリアの歩み方が理解できるようになっていたりと求職者の興味を惹きつける内容になっています。

事例11: note株式会社の採用広報活動

note Recruitment PR

画像引用元:note株式会社「採用情報」

note株式会社は自社プラットフォームであるnoteをコーポレートサイトとして活用しており、採用広報活動もnote内で行っています。会社説明資料や福利厚生、社員インタビューや採用情報などが記事として同じ形式でまとめられており、詳しく会社の情報が閲覧できるのです。

さらに、note株式会社で働く社員が個人的に立ち上げているnoteもまとめられており、どのような人が働いているのか、どのような価値観や思想で人生を送っているのか、企業を超えて繋がりが感じられるようにまとめられています。これにより、社員一人ひとりの情報発信を促進し、相乗効果を生むことで、個々の社員の声を活かしつつ、一貫性と広範囲性を保つことが可能となっています。

事例12: ダイキン工業株式会社の採用広報活動

daikin Recruitment PR

画像引用元:ダイキン工業株式会社「DAIKIN RECRUITING WEB」

ダイキン工業株式会社の採用広報活動は、「100→0」人材を対象とした戦略を展開しています。これはCO2排出量を実質ゼロにするという目標達成に向けた人材を求めていることを示しています。この戦略は、持続可能性と環境責任を重視する候補者を引き寄せ、ダイキンのビジョンに共感する人材を採用することを目指した戦略であると言えます。

また、「100→0」人材像は、大学や企業との協創やDX人材の育成など、新たな社会創造に必要なスキルを持つ人材を引き寄せることも意図しています。これらの要素を組み合わせることで、ダイキンは新たな社会の構築に寄与できる人材を募る採用広報活動を展開しているのです。

成功企業が取り組む採用広報の具体的なステップ

目標設定

成果を生み出す採用広報活動のスタートは、目標設定から始まります。採用に関する具体的な数値目標(例:求人応募者数、ウェブサイトの訪問者数)を設定することで、次にどのようなアクションを取るべきかが明確になり、進むべき方向が見えてきます。

内容作成

次に、自社の魅力を世に広めるためのストーリーを作成します。企業のビジョン、ミッション、価値観、日々の業務風景、社員インタビューなど、求職者が関心を持ちそうな内容を探り、これらをストーリーとして繋げることで、求職者に対して自社の素晴らしさを訴えることが可能となります。

広報チャネル選定

広報チャネルの選定は、広報活動の成果を左右する重要な要素です。自社のターゲットに合わせたメディアを選び、各メディアごとに適したコンテンツを作成し発信します。各チャネルとしては、ウェブサイト、SNS、求人情報サイト、オンラインイベントなど多岐に渡ります。

情報発信

選定したメディアを活用し、情報を発信します。頻度やタイミング、発信内容などを戦略的に設計し、求職者の関心を引くことが大切です。また、求職者からの反応を見つつ、発信内容を調整し、柔軟に対応します。

まとめ

採用広報は、企業が求める人材を引き寄せ、採用の成功につなげるための重要な手法です。

本記事を参考に、採用広報の具体的なステップを確認し、自社の採用広報活動に取り組んでみてください。より質の高い人材を採用し、企業の成長を促進しましょう。

採用支援ならPRO SCOUT

pro scout

PRO SCOUT」では、600社以上の実績をもとにダイレクトリクルーティングを中心とした採用ご支援が可能です。

エンジニア採用案件には元エンジニアが担当するなど、各領域のプロフェッショナルが業界のトレンドを把握しながら他社事例をもとに採用をご支援します。月額10万円〜と料金もリーズナブル。

スカウトを送る時間が割けない、スカウトで採用決定を出したい、などのご希望がありましたら、ぜひ下記より詳細をご覧ください。

PRO SCOUT
詳細はこちら

投稿者プロフィール

夏目 さやか
夏目 さやか株式会社VOLLECT コーポレート
新卒で松竹株式会社に入社し、人事を経験。新卒採用や採用HPの制作、予算策等に携わる。現在は株式会社VOLLECTにて、広報やバックオフィス業務を担当している。