オファーメールの返信率を上げるにはどうする?学生の心に響くメール文面とは
採用競争が激化する新卒採用では、多くの企業が学生の動向・意向に合わせて新しい採用手法を積極的に導入しています。中でも学生に直接オファーやオファーを送付できるダイレクトリクルーティングは、多くの企業がその効果を期待し導入を進めています。
しかし、いざダイレクトリクルーティングを導入したものの、「オファーメールの返信率が低くて困っている」そんな採用担当者様も多いのではないでしょうか。
オファーメールの返信率に悩む採用担当者様はぜひ参考にしてみてください!
目次
オファーメールの返信率の平均は?
そもそもオファーメールはどれくらいの返信を見込めるのか、ご存知でしょうか。まずはオファーメールの返信率を把握しておきましょう。
オファーメールの返信率は、下記の計算式を用いて算出できます。
- 返信率=返信数÷オファーメール送信数×100
学生利用率3年連続No.1 (※)を誇る新卒向けダイレクトリクルーティングサービス『OfferBox』の返信率(承認率)は、DM型定型文の場合は15%ほどであり、個別コメントを添えたオファーの場合は27%となっています。(参考:株式会社i-plug)
OfferBoxは企業・学生ともにオファーの数が限られているため、比較的高い返信率が期待できるのが魅力。
ちなみに新卒採用で多くの企業に用いられているダイレクトリクルーティングサービス『キミスカ』の最上位オファーであるゴールドスカウトのエントリー率は約35%。(参考:株式会社グローアップ)
利用媒体やターゲット学生、オファーの種類によって一概に返信率の平均を断定することは難しいですが、新卒採用における平均返信率は、15〜20%前後となっています。
もし自社のオファー返信率が10%を下回ってしまうようであれば、早急に改善に努めるようにしましょう。
(※)HR総研/ProFuture株式会社2018〜2020年調査(2019〜2021年卒学生対象)
関連記事:人事必見!新卒の採用手法の種類を紹介|メリットや選び方を解説
オファーメールの返信率が上がらない原因
オファーメールの返信率が上がらないのには必ず何らかの原因があります。
また、それは必ずしも1つだけとは限らず、複数の原因が絡み合っていることも考えられるでしょう。
自社がどれくらい当てはまってしまっているか、まずは現状を把握するところから始めていきましょう。
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THE“定型文”になっている
オファーメールはターゲットに「あなただからこそ、ぜひオファーしたい」というメッセージを伝え、応募を促すことが目的です。しかし定型文を多用すると、学生は自分も他の学生と同じ扱いをされていると感じたり、オファーメールに特別感や魅力を感じなくなってしまいます。
ただし学生1人ひとりに対し、全文をオリジナルに仕上げる必要はありません。個人名を記載したり、相手の気持ちに寄り添う言葉やメッセージを記載するだけでも学生の心象は大きく変わるものです。
学生個々に合わせた文章を作成するとなると、手間や労力が割かれる点は否めません。しかし、文章にちょっとした個別感や特別感を盛り込むことで返信率が大幅に向上することもあります。結果的に費やした時間以上の効果を見込めることもあるでしょう。
まずは、オファーメールを受け取る学生の視点に立ちオファー文を作成してみましょう。
自社アピールばかりの内容になっている
他社と差別化を図ることを目的に、自社の魅力をオファー文に盛り込む企業は少なくないでしょう。
それ自体は決して悪いことではありませんが、自社の自慢ばかりのオファー文になってしまっては、学生が求める情報が文中に埋もれてしまい興味を惹くことができません。
学生がどのような情報を欲しているのかを分析し、それに対応する具体的な情報や魅力を盛り込むことが返信率向上への鍵です。
期待する返信率に達していない企業は、ぜひオファー文が自慢に見える内容になっていないか見直してみましょう。
もし自社の魅力を訴求する文章がオファー文の中で大きな割合を占めているようであれば、箇条書きで記載する・URLを貼るなど、必要な情報が埋もれないようにするだけでも学生の反応は変わってくるかもしれません。
ネガティブな印象の言葉が含まれている
オファーメールには、使用を避けるべきネガティブワードというものが存在します。
ネガティブワードが入っていることで学生の心象が悪くなり、返信率に悪影響を及ぼしている可能性も考えられます。
特に企業の都合や企業本位の性質が強いワードは学生に響かず不信感や不安感を抱かれる可能性があるため、使用を控えたほうが良いでしょう。
参考までに次に紹介する言葉は、時として学生からネガティブに捉えられることがあります。
- 大量採用
- 幹部候補
- 学歴・専攻不問
- 実力主義
- 研修会あり
- 高収入
- 早期キャリアアップ
- 社内行事多数
- ベンチャー
- スタートアップ
しかし一方で、上記のような言葉がすべての学生にとってネガティブに映るわけではありません。
例えば、「成功を収めたい」「人の上に立ちたい」という欲求を強く持つリーダーシップ性の強い“アタック指向”の学生の場合、“早期キャリアアップ”や“実力主義”という言葉に魅力を感じることもあるでしょう。
オファーメールを送付するターゲットに合わせて言葉を選ぶことが大切です。
専門用語が多用されている
オファーメールでは学生がメッセージの意図を理解しやすいように、具体的かつ分かりやすい言葉で説明することも非常に大切です。
例えば専門的な領域について高度な専門用語ばかりを用いてしまうと、返信の心理的ハードルを高めてしまう要因になってしまいます。
たとえ専門知識を持っていると思われる学生であったとしても、学生視点で分かりやすく伝えることを意識しましょう。
文章が長すぎて伝えたいことが分からない
オファーメールの文章は簡潔にまとめるよう意識しましょう。長すぎる文章では何を伝えたいかが分からず、学生からの返信率が下がってしまう恐れがあります。
インターネットで簡単に調べられるような情報は省略し、伝えるべきポイントを絞りましょう。
オファーメールを作成する際は次のポイントを意識してみてください。まとまりのある分かりやすいオファー文になるでしょう。
- 箇条書きで要点をまとめる
- 具体的なイメージが膨らむよう数字を用いる
- スマホ1画面に収まる文字数(最大でも500文字程度)を目安にする
- 装飾などを使い、構成を分かりやすくする
ターゲットに合わせた文章になっていない
オファーメールの返信率を上げるためには、送付するターゲットに合った内容に仕上げることがポイントです。
たとえば、自身の学んだことを活かしたいと考える傾向の強い理系学生に対し、「専攻不問」と記載のあるオファーメールでは、返信率も下がってしまうでしょう。
また、自己PRにアルバイトについてのエピソードを記載している学生に対し、「部活動に励まれたエピソードに興味を持ちました。」などと記載してしまうと、返信どころか不信感につながってしまうこともあります。
ターゲットに合わせたオファー文を作成することはもちろんですが、さらに返信率を高めるためには先述の通り個別感を与えられるような一文を加えましょう。
関連記事:スカウト型新卒採用のおすすめ10選!メリットや料金プランを紹介
オファーメールの返信率を上げる工夫
ここでは、オファーメールの返信率を上げるためにできる工夫や返信内容のコツを紹介します。
開封したくなるキャッチーな件名を考える
学生は毎日たくさんのオファーメールを受け取ります。
その中から返信してもらうためには、まずは学生にオファーメールを開封してもらわなければ始まりません。
学生の目に留まるような件名にするためのポイントは、「どんな魅力があるのか」を端的に分かりやすく伝えられる一文にすることです。
下記は、件名のNG例とGOOD例です。
それぞれの件名を参考に自社のオファー文の件名をブラッシュアップさせてみましょう。
【NG例】
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【GOOD例】
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【NG例】
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【GOOD例】
>>理工学部専攻学生限定オファー<<成長率180%のベンチャー企業〇〇部門で学んだ専門性を発揮してください!
【NG例】
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【GOOD例】
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中には件名に文字数制限を設けている媒体もあります。
学生からの見え方を意識しながら件名を考えていきましょう。
具体的なアクションを提示する
どんなに魅力的な件名・オファー文であったとしても、次に起こすべきアクションが不明瞭な場合、学生は行動を起こせずそのままオファーを閉じてしまうかもしれません。
学生の返信を促すためには次に取るべきアクションを分かりやすく記載し、オファー返信(エントリー)まで導いてあげることが重要です。
以下に紹介する例文を参考に、次に取るべき学生のアクションを明記しましょう。
【例1】
まずは1度オンラインでカジュアル面談をしませんか?
ご都合の良い日時を2、3日明記の上、返信をお待ちしております。
(面談対応時間:平日10時~18時)
【例2】
少しでも興味をお持ちいただけましたら、
本オファーメールの下部にある【エントリーする】ボタンを押下ください!
順次、採用イベントの詳細をご案内いたします。
学生が求める情報を記載する
株式会社ディスコが行った『キャリタス就活 2020 学生モニター調査』の結果によると、学生は企業研究を行う上で下記データ通りの情報を求めていることが分かりました。
引用:株式会社ディスコ『キャリタス就活 2020 学生モニター調査』
もちろん全ての情報を盛り込んでしまうと、オファー文が必要以上に長くなってしまいます。本調査の学生が求める情報を参考に、端的に自社の魅力を盛り込みながらオファー文を作成しましょう。
「社風」「経営者の考え・ビジョン」「実際の仕事内容」などは、インタビュー記事やランディングページなどを用意し、URLで飛べるようにしておくのもおすすめです。
ただ、学生が知りたい情報というのは得てして企業側は隠しておきたい部分だったりします。それを包み隠さず話せる企業は学生からの信用を得やすいでしょう。
自社の魅力を伝えつつ、学生が求めているニーズにしっかり応えることが重要です。
企業情報を簡潔にまとめる
自社で活用しているオファー文がホームページや媒体の企業情報を見ると理解できるような情報中心の構成になっていないか、今一度確認してみましょう。
限られた情報しか掲載できないオファーメールにもかかわらず、他の媒体でも閲覧できるような情報を記載してしまってはオファーメールの強みを100%活かしきれません。
詳細な企業情報を伝えたい場合でも、末尾に自社のホームページURLを記載したり、「詳しくは企業情報もご確認ください」と促す程度で十分なこともあります。
他媒体で確認できるような企業情報は完結にまとめ、オファー文には先述した学生が知りたがっている情報を中心に盛り込んでいきましょう。
ターゲットを精査してオファーを送る(大量に送らない)
オファーメールを送付するターゲットを精査してピンポイントに送信するのも返信率を向上させるコツの1つです。
ターゲットを定めず定型文を用いて大量に送付するのも戦略の1つですが、返信率向上という観点でいうと決して有効な施策とはいえません。
また、大量送付してしまうとオファー文にも違和感が生じてしまうことが多いです。そして受け取った学生にもすぐに「大量送付のオファーだ」と思われてしまいます。
まずは採用したいターゲットを明確にしましょう。その上でダイレクトリクルーティング媒体の絞り込み機能などを用い、送付ターゲットを選定します。そしてターゲットに合わせたオファー文を送付するだけでも、大量送付した場合よりも一定の効果を期待できるでしょう。
大量送付は時間や工数の削減につながりますが、やり方次第では学生からの評価・信頼を下げる行為になってしまう恐れもあります。また結果が現れず、結局1人ひとりに合ったオファーメールを送付するほうが有効だと感じることのほうが多いかもしれません。
安易なオファーメールの大量送付は避けるようにしましょう。
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オファーメールの返信率が上がる?学生が喜ぶ内容とは
ここでは、オファーメールに記載があると学生が喜ぶ内容を紹介します。
これらのワードは学生の目を惹くため、ぜひ積極的にオファー文に盛り込んでみましょう。
ガクチカを評価するひとこと
新卒採用向けのダイレクトリクルーティングサービスには、学生のページにガクチカを入力する項目があります。学生にとっても自身が学生時代に力を入れたことは思い入れもあり、それを評価されるということは学生にとって誇らしく喜ばしいこと。
次に紹介する例文のように学生のガクチカを評価しつつ、どのような点が自社で働く上での強みになるのかをオファーメールを通して伝えるようにしましょう。
今回○○さんのプロフィールを拝見し、高校時代に○○部に入部し、日々練習に取り組んできたエピソードが魅力的に感じました。
特に、通常の部活動練習の後も自主的にグラウンドに残り何度も苦手なプレーの練習を繰り返すなど、自身の実力アップに取り組まれてきた行動は素晴らしいですね。
自分の決めた目標に向かって、諦めず取り組み続けることは決して簡単なことではないはずです。
○○さんであれば、当社に入社した後も真摯に物事に取り組み、良い結果をもたらしてくれるのではないかと思い、オファーメールをお送りしました。
○○さんの学生時代の取り組みを拝見し、高校時代テニス部の主将を務めチームを地区大会優勝へ導いたエピソードが魅力的に感じました。
特に、地区大会優勝を目指すにあたり、試合の勝因・敗因分析を行う環境が備わっておらず、具体的な練習方針が見出せていないという課題に対し、主将として主体的に試合を振り返る場や次の試合に向けた分析・練習に取り組む環境を整えた行動が素晴らしいと感じました。自ら率先して動くことはなかなかできないことだと思います。
結果として、地区大会で見事優勝を勝ち取り、県大会までチームを導くことができた○○さんの努力の経験は、きっと私たちと一緒に仕事をする中で、周囲に刺激を与え見本となるはずです。
○○さんであれば、チームの中心となり仲間とうまく連携をとりながら事業を推進していただけるのではないかと思い、オファーメールをお送りしました。
さらに上記例文には「自分の決めた目標に向かって、諦めず取り組み続けることは決して簡単なことではないはずです。」「自ら率先して動くことはなかなかできないことだと思います。」などの学生のガクチカに対して共感する一文を記載しています。
このようにちょっとした一文を加えることで、より学生に寄り添ったオファー文に仕上がるでしょう。
オファーメールを送った理由を必ず明記する
多くのオファーを受け取っている学生にとって、大量送付された定型文型のオファーメールでは全く魅力を感じません。学生が魅力的に感じるオファーは、「なぜオファーを送付したのか」が分かるオファーであり、返信するか否かの判断材料にもなっています。
オファーを送付した理由が明記されていない場合、学生は「自分の強みを活かせるのか」「どのような点がマッチしたのか」などが分からないままです。それでは、受け取ったオファーが魅力的に感じることはないといって良いでしょう。
学生が公開している自己PRや学生時代の取り組みから、オファーを送付した理由が分かるような一文を必ず明記するよう意識してみてください。
書類選考免除の旨を伝える
最近では、ダイレクトリクルーティングサービス経由でエントリーした学生には、書類選考免除などの特典を付ける企業も増えてきました。
学生からすると、既にダイレクトリクルーティングサービスで公開している内容を、再び選考書類に反映しなおすことは非常に手間のかかる作業です。
また、特典を付けることで特別感の演出にもつながります。書類選考の免除は学生からすると負担の軽減と特別感という2つのメリットを得られるため、本当に採用したい人材には積極的に特典を付けるようにしましょう。
一次選考免除の旨を伝える
書類選考免除と同様に、一次選考を免除するケースもあります。多くの場合、会社説明会への参加を一次選考とみなし、次回選考に導くケースが多いようです。
4年生の夏など卒業が間近に迫っているタイミングで用いると、スピード感のある選考を求める学生から良い反応を得られるでしょう。
交通費免除の旨を伝える
新型コロナウイルスの影響でオンライン採用が普及しました。しかし一方で、令和5年5月を機に新型コロナウイルスが5類感染症に移行したことから、対面式のイベントを実施する企業も増えつつあります。
学生と直接コミュニケーションを図れるようになった反面、遠方の学生とはコンタクトを取りづらくなったと感じる企業様も多いのではないでしょうか。
学生側も興味を惹かれる企業であれば、遠方であっても直接コミュニケーションを図りたいと思う層は少なくないようです。しかし遠方企業への訪問は時間を捻出しなければならないほか、遠征費も高くつく場合があります。
学業や就職活動で忙しい学生にとって、遠征費を捻出することは容易ではありません。もし企業が一部でも学生の交通費を負担できれば、学生のフットワークもグッと軽くなるでしょう。また、学生に対して就活生ファーストであり、新卒採用に注力できる余力がある企業という印象を与えることもできます。
オファー採用の利点は、ターゲット別に誘引となるイベントやオファー文を使い分けられること。自社のターゲットに近い学生や一度会って話をしてみたいと感じる学生には、“交通費免除”の特典を付け、個別にオファーを送付してみるのもおすすめです。
関連記事:採用広報が上手い企業の特徴や成功事例を解説!戦略手法もご紹介
オファーメールの返信率を高めるために効果的な時間帯とは
オファーメールを送付するのに適した時間を立証したデータはいくつかあるものの、日々の学生の生活導線を考えて配信時間を設定するのがおすすめです。
学生は、スマートフォンアプリ経由でダイレクトリクルーティングサービスを利用する場合が多く、学生がスマートフォンを触る以下の“ゴールデンタイム”を狙ってオファー配信をしましょう。
- 通学時間:10:00前後
- 学校の昼休憩時間:12:00~13:00頃
- 授業終了・帰宅時間:17:00前後
他の業務との兼ね合いからリアルタイムを狙って送付するのは難しいかと思います。そのような場合はタイマー機能や予約配信機能を活用しましょう。
反対に配信を避けたほうが良い曜日や時間帯については、下記の通りです。
【配信を避けたほうが良い曜日】
企業の公休日
【配信を避けたほうが良い時間帯】
一般的な就業時間(8時~18時)以外の時間帯
上記に該当する時間帯に送付してしまうと、学生から「ブラックな会社なのでは?」「会社の公休日でも人事担当者は出勤しなければならないのか?」など、ネガティブなイメージ・心象を与えかねません。
オファーメールを受け取る学生の心証や動向を意識しながら配信曜日・時間を設定していきましょう。
オファーメールの返信率が高くなる例文
続いて、オファーメールの返信率が高くなる例文をご紹介します。オファーメール作成に悩む企業様は、ぜひ参考にしてみてください。
基本形式
まずは職種別採用などに応用できる、基本的な形式のオファーメール例を紹介します。
〇〇株式会社 採用担当〇〇と申します。
〇〇さんの学生時代に取り組んだアルバイトのエピソードを拝見し、〇〇のご経験に興味を持ちました。
初めてのアルバイトだったにもかかわらず持ち前の向上心を強みに、入社後わずか半年でホール・キッチン共に業務を任されるまでになった成果は素晴らしいですね。さらに後輩育成にも注力し、アルバイト離職率を改善した取り組みには大変驚きました。
新しい環境でも自ら率先し動くことはなかなかできないことだと思います。
〇〇さんであれば、当社でも自身のご経験を遺憾なく発揮いただけるのではないかと思い、ご連絡を差し上げました。
■〇〇株式会社について
弊社は〇〇のコンセプトのもと、不動産事業を展開している企業です。
創業〇年目の若い企業ですが、売り上げも順調に伸び続け、来期も〇〇%成長を見込んでおります。
新卒採用は今期で3年目となり、昨年・前々年に入社した先輩たちも活躍中です!
■当社の魅力
当社の平均年齢は〇歳であり、〇〇さんと年齢層の近い社員も活躍しています。
共に切磋琢磨し、成長できる環境があるのではないかと思っております。
また頑張りは成果に反映。
インセンティブ制度を採用しているため、目に見えて自身の成長・頑張りが評価されます。
さらに代表は元スーパーセーラー。
どこにでも通用する営業力を若いうちから身に付けませんか?
■社風・風土
年次・年齢問わず、自分の思いや考えを伝えられる環境です。
▼前々年に新卒入社した先輩のエピソードはこちらから!
https://~
ぜひ、新卒入社した先輩の取り組みや仕事の様子を覗いてみてください♪
▼代表○○の思い
https://~
弊社代表の創立にかけた思いをインタビュー形式で紹介しています。
まずは弊社についての紹介と〇〇さんの将来ビジョンについて、気軽にお話ししませんか?
興味をお持ちであれば、ぜひ本オファーメール下部にある【エントリー】ボタンを押下ください!
エントリーいただいた方から順にカジュアル面談のご案内を差し上げます。
ぜひエントリーをお待ちしております!
――――――――――――――
(署名・連絡先)
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会話形式
会話式は、基本文より短くチャットをイメージしたカジュアルさがポイント。
「まずは会って話す・魅力付けをする」というスタンスで学生に気軽にエントリーしてもらえるような雰囲気を意識しましょう。
また採用イベントに代表や幹部層が登壇するのであれば、オファー送信者を代表や幹部の名前にするのも有効です。
〇〇株式会社 代表取締役〇〇と申します。
高校時代に〇〇部で主将を務めたエピソードを拝見し、ぜひ〇〇さんとお逢いしたいと思い、
代表である私自らオファーを送付させていただきました。
地域のトーナメントリーグ優勝を目指し、主将としてチーム創りに邁進する姿に思わず感銘を受けました。
今回の新卒採用は、次期リーダー候補となる人材の採用を目的に掲げております。
主将としてチームを束ねた経験のある〇〇さんであれば、当時の経験を活かせるのではないかと思っています。
ぜひ弊社〇〇イベントにご参加いただけませんでしょうか。
当日は、代表である私も参加予定です。
〇〇さんのキャリアに対する考えや高校時代に主将を務めた時の話も改めて直接伺えたら嬉しいです!
少しでも興味をお持ち頂けましたら、下記予約フォームよりご希望の日程にご予約ください!
〇〇さんとお逢いできることを楽しみにしております。
▼〇〇株式会社の事業についてはこちらから
https://~
▼代表取締役である私のプロフィールはこちらから
https://~
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(署名・連絡先)
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業種・職種別(エンジニアなど)
続いて、エンジニア職種採用に向けたオファーメール例文を紹介します。
職種ごとにオファーメールを使い分ける場合、ぜひ下記3つのポイントを意識してみてください。
・学生時代の学びが活かせる点を訴求する
・現場の技術職社員とコンタクトが図れるようにする
・実際の日々の業務ルーティンを紹介し、業務内容のイメージを抱きやすくする
はじめまして!
〇〇株式会社 開発事業部 プロジェクトマネジャー 〇〇です。
〇〇さんのプロフィールを拝見し、学生時代に〇〇言語の習得やゲーム開発に取り組んだご経験に魅力を感じ、【情報系学部生向け座談会】に特別招待したくオファーをお送りいたしました。
弊社が提供するプロダクト『○○』は、累計〇社以上の企業様に導入いただいております。
これまでに多くの反響をいただき、今後も当社の主軸商材として開発を進めていく予定です。
〇〇さんが学生時代に学んだことについてもさらに磨きをかけられる環境ではないかと感じています!
■〇〇株式会社 について
大手テックカンパニー出身の代表〇〇がリードする弊社は、『〇〇』をコンセプトに掲げ2013年に創業しました。
創業当初は3人だったメンバーも、今年で10年目を迎え40名にまで増えました。
弊社では更なる事業拡大に向けて新しく若い力が必要だと感じ、新卒採用に取り組んでいます。
学生時代に〇〇学部に在籍されていた〇〇さんであれば、学生時代の学びを活かし、弊社でもご活躍いただけると強く感じています!
■チーム組織構成
弊社では、企業理念に共感した20・30代の若手を中心とするメンバーが活躍中です!
エンジニア人数:9名(男性:6名、女性3名)
※代表〇〇もエンジニア歴20年のベテラン現役エンジニアです!
▼実際の仕事の様子はYouTubeからご覧ください!
http:~
▼新卒エンジニアとして活躍する先輩インタビュー(〇年卒入社 開発事業部)
http:~
多少興味がある程度でも構いません!
ぜひ弊社でエンジニアとして活躍するメンバーとキャリアについて話してみませんか?
少しでも興味をお持ち頂けましたら、【エントリー】をお待ちしております!
▼詳しい事業内容は、ホームページをご覧ください
http:~
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(署名・連絡先)
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返信率の高いスカウトメールの事例紹介
「PRO SCOUT 新卒」にてオファー承認率37.6%を記録したスカウト文面を紹介します。
◎安定のXXXグループ◎
◎YY等の最先端技術を活用◎
◎平均有給取得率ZZ日・年間休日ZZ日以上◎
◎希望のキャリアを描けるコース別採用◎
はじめまして。株式会社XX 採用担当のXXです。
プロフィールを拝見し、
<★学生に合わせて個別文章★>が魅力的に感じ、オファーしました。
ぜひ、一度、個別面談でお話しさせていただけませんか?
「XXなどの最先端技術に関わりたい」
「配属ガチャは困る!自分の希望に沿った職種で働きたい」
「会社に指示されるのではなく、自分で目標を設定し納得感のある評価をしてほしい」
少しでも思いあたる方は、現時点での選考意向や志望動機は一切不要ですので、ぜひ一度面談の機会をください!説明会へのご案内も可能ですので、説明会をご希望の方は、その旨メッセージください。
あなたからのお返事を、心からお待ちしています。
===以下、当社や仕事の紹介です===
▼ 《当社の事業》▼
当社は、XX、YYを融合させ、お客様の事業価値向上に貢献するIT企業です。
具体的には、下記4つの事業を行っています。
①XX事業
②YY事業
③DX事業
④ZZ事業
▼ 《仕事・職種》▼
当社の新卒採用では、「XX」「YY」「ZZ」の3つのコースを用意しており、ご希望に沿って選考が可能です。
・「XX」コース:〜〜
・「YY」コース:〜〜
・「ZZ」コース:〜〜
▼ 《新人研修》▼
当社の新入社員研修は、XXが主体となり約2ヶ月にわたり行われます。
「ビジネスマナー」はもちろん、「IT技術」や「プログラミング」等の授業もあります。この2ヶ月間で、基本的な知識、スキルを習得することができますので、文系の方も、プログラミング等未経験の方も安心して入社してください!
また、グループ内企業と横の繋がりを築くこともできます。
▼ 《当社の魅力》▼
・XXグループの安定基盤を持ちながらも、グループ外の案件や独自事業にも領域を広げ、「安定」と「挑戦」を両立したビジネスを展開しています。
・近年の働き方改革やDXの流れにより、グループ企業の中でも規模を拡大しています。
・社員主導の評価制度を取り入れており、上司とすり合わせながら、自分で半期の目標を設定できます。評価者と社員との間にズレが生じないため、納得感のある評価が得られます。
・コース別採用により、自分の理想のキャリアや働き方を描くことができます。
▼ 《福利厚生》▼
・平均有給取得率XX日と、同業界でも多い水準です。有給休暇取得推奨日を設けるなどして取得しやすい環境づくりに取り組んでいます。
・週X日のノー残業デイがあり、プライベートも充実しています。
・年間休日はXX日以上。夏季休暇や年末年始休暇があります。
・テレワークやサテライトオフィスなど、出社しなくても仕事ができる仕組みを整えています。
・自己啓発支援制度があり、eラーニングや社内人材開発プログラムがある他、業務に必要な資格取得を支援しています。
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「マンパワーが足りない」「媒体を上手く活用できていない」といったお悩みをお持ちでしたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。
【まとめ】戦略的にオファーメールの返信率を上げよう
本記事では、様々な観点からオファーメールの返信率を上げるポイント・コツを紹介しました。学生からのオファーメールの返信率を上げるためには、「学生視点」と「特別感」を意識することが大切です。
ちょっとした意識や取り組み方の違いでダイレクトリクルーティングの効果も変わってくるはずです。またどうしても期待する返信率に届かない、オファーメールを作成するだけにも膨大な時間を費やしてしまうと悩む企業様・人事ご担当者様は、オファー採用代行を利用するのも1つです。
独自のノウハウ・ナレッジを基にダイレクトリクルーティングを推進してくれるオファー採用代行であれば、自社で運用するよりも高い効果を見込めるかもしれません。
ダイレクトリクルーティングは、新卒採用において今後も主軸となり得る可能性の秘めた採用手法です。ぜひ本記事を参考にオファー文を見直し、学生の興味を惹きつける魅力的なオファーメールの作成に取り組んでみてください!
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投稿者プロフィール
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採用系コンサルタントとして企業の採用サポート・採用戦略構築・採用ノウハウの提供を行いながらライターとしても活動中。
得意分野は新卒採用とダイレクトリクルーティング。
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