採用ターゲットがマーケットに希少な場合の解決方法

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採用要件を決めたのに、検索してみると思ったよりターゲットが少ない…そんな経験はないでしょうか。

例えばデータサイエンティストや、100億円規模の新規事業立ち上げ経験者、水素電池の研究開発などの未開拓領域のエンジニアなど、そもそもマーケットにおらず、採用できないケースを最近よく耳にします。

今回は、採用ターゲットがマーケットに希少な場合の解決方法をご紹介します。

採用ターゲットがマーケットに希少な場合の解決方法

解決策の第一歩として、まずは「ターゲットを多く保有する媒体サービス」を探さなければいけないのですが、上記のようなポジションに関しては、どの媒体もそこまで登録があるわけではありません。その結果、複数媒体を利用して、ターゲットの求職者を探すという選択肢もあるのですが、非常にコストがかさみ、複数媒体を使う事で一つの媒体の活用が甘くなる等のデメリットも多く存在します。

対象の求職者を見つけられるキーワードを見つけ、キーワード検索を活用する

これらの希少なスキルを持つ求職者を見つけるには、各媒体の検索画面にある「キーワード」検索が重要になります。
弊社事例を紹介すると、AIを活用した素材開発技術である「マテリアルズインフォマティクス」の知見を持つデータサイエンティストというポジションでご依頼をいただいたのですが、この「マテリアルズインフォマティクス」というワードで検索すると、数件しか出てきません。また「データサイエンティスト」で検索しても、ターゲットには辿り着けませんでした。

そこで、マテリアルズインフォマティクスを活用したプロダクトを開発している会社を検索し、その会社名を「企業名検索」しました。データサイエンティストに関しては、PythonとRでキーワード検索する事にしました。その結果対象になる求職者を5名出す事に成功しました。
ポイントは、対象になるスキルを持つ求職者が見つかれば、職務経歴書を元に共通のキーワードを探り続ける事です。本当に最初は、800〜1000人ぐらいの大きな軸で検索し、目視していくしかありません。
検索方法は下記記事をご参照ください。

効率良くスカウト候補者を表示させる検索方法を伝授!

希少なターゲットの方が返信率が高い!

希少なターゲットの候補者が、今までの経験をフルに活用できる求人自体が少ない為、返信率は非常に高くなります。

希少なスキルや経験を持っている求職者は、基本的にその希少なスキルや経験を活かしたい傾向が特に強いのが特徴です。特別な思いがないとそのような希少なスキルを手に入れられないというのも理由の一つでしょう。そのため、その希少スキルを活かせる求人を探しています。

ただし、希少なスキルを持った求職者を探し続ける事は企業側にとっても負担であり、採用計画を立てづらいなどのデメリットが多い為、要件緩和を行うケースが多く、本当に希少なスキルを持った求職者からは魅力的ではなくなってしまっています。

そのため、ピンポイントな希少スキルを持った求職者に対して、そのピンポイントな希少スキルを求める案件は、非常にマッチング度合いが高く、その求職者を探し出し、スカウトを送る事ができれば高い返信率、そして高い採用決定率に繋げられます。

 

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投稿者プロフィール

中島 大志
中島 大志株式会社VOLLECT CEO
「ダイレクトリクルーティングの教科書」著者。日経トレンディや東洋経済への寄稿も果たす。新卒でパーソルキャリア株式会社にてクライアントに対して採用コンサルティングに従事。その後、外資系コンサル企業の採用支援をする中でダイレクトリクルーティングの魅力に気づき株式会社VOLLECTを創業。スカウト採用支援実績は500社超。