【人事向け】MS Jobsの特徴や料金、使いやすさは?担当者にインタビュー!

管理部門・士業領域に特化したダイレクトリクルーティングサービス、MS Jobs(旧MS Career)。

今回は、MS Jobsを運営するMS-Japanのご担当者様に直接ヒアリングしながら、MS Jobsのスカウト機能の特徴についてまとめました

経理や人事の採用に困っている、そもそもMS Jobsとは?という方は、ぜひ本記事を参考にしてください。

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MS Jobs(エムエス ジョブズ)とは?

画像参照元:公式サイト

MS Jobsとは、管理部門や士業に特化した、成功報酬型のダイレクトリクルーティングサービスです

運営元のMS-Japanは、人材紹介サービスMS Agentも展開しています。
2022年4月より、MS Agentの会員も任意でMS Jobsを使用することができるようになりました。それにより、MS Jobsの会員数が大幅に増加しています。

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MS Jobsユーザーの特徴

画像参照元:公式サイト

年齢構成

20代~30代が61%で若手スタッフの利用が多いようです。

ただし、40代19%とミドルクラスも一定数おり、採用ニーズに合わせて利用できるバランスの良いデータベースです。

年収帯

年収帯は、年収700万円以下が約80%を占めており、メンバーからリーダークラスが中心です。

経験職種

経験職種では、経理・財務25%、士業・事務所25%、人事・総務22%です。

士業・事務所は、会計事務所や監査法人、法律事務所、コンサルティングファームに属する有資格者や無資格スタッフが該当します。

有資格者の中には、弁護士、公認会計士、税理士、社会保険労務士など採用ニーズの高い資格者が多数登録しています。
実務未経験の方も18%登録がありますが、簿記資格者や司法試験受験者などポテンシャルが高い方が多いことが特徴です。

地域

地域別では、関東が63%を占めており、次いで関西18%、東海9%です。

転職顕在層に向けてマーケティングを行っている人材紹介サービスのMS Agentとの併用者が多いため、情報収集段階のいわゆる転職潜在層の登録者が少ない点も他のスカウトサイトと異なります。

 

MS Jobs利用企業の特徴

MSjobs_conpany

業種別に見ると、最も多いのはWEB・IT・インターネット全般で26.0%です。
2番目が士業事務所・コンサルティング関連で24.6%のため、この2つの業種で半数を占めます。

しかし、サービス業や製造業、マスコミ、金融など、幅広い業種が利用しています。

MS Jobs
詳細はこちら

MS Jobsの料金

MS Jobsは、成功報酬型のため、月額システム利用料や求人掲載・スカウト通数などの費用は発生しません

あくまでも、採用が成功したときだけに費用が発生する仕組みです。
勤務地によって成功報酬が異なり、正社員の場合、税別で東京90万円、神奈川/愛知/大阪/兵庫/京都80万円、埼玉/千葉/北海道/福岡/海外60万円、その他は30万円です。

勤務地 正社員 有期雇用
週20時間以上の場合
有期雇用
週20時間未満の場合
東京 90万 50万 20万
神奈川、愛知、
大阪、兵庫、京都
80万 50万 20万
埼玉、千葉、
北海道、福岡、海外
60万 20万 20万
その他の勤務先
30万 20万 10万

契約社員やアルバイト、業務委託の場合は、更に低額での採用が可能です。

なお、フルリモート求人の場合は入社者が住んでいる地域での報酬になります。

現在、新規利用企業キャンペーン中で、初期費用は通常10万円のところ無料になっています。
一点、返金規定はございませんのでご注意ください。

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MS Jobsを導入するメリット

サポート体制が手厚い

MS Career support

各社1人ずつCS(カスタマーサクセス)が付き、求人作成の代行や検索条件の設定、スカウト文面のアドバイスなどを行っています。

どんな求人が刺さるかわからない、ターゲットの適切な絞り方がわからないなどお困りの際にはありがたいサポートです。

求人掲載数やスカウト数の制限がない

求人掲載数、求人掲載期間、求人記事の追加や編集、スカウト数は全て無制限です。

スカウト通数を気にする必要がないのがメリットです。

管理部門や士業に特化した候補者検索

経理スタッフを探している場合、上場企業か非上場企業、IPO準備企業で必要なスキルは異なりますが、日常経理、決算といったスキルチェックだけでは、候補者の実力を図りづらいですよね。

そのようなことが起こらないよう、MS Jobsにはスキルチェックシートがあり、細かい経験業務で検索ができます
例えば経理では、「原価計算」「連結決算(親会社)」「有価証券報告書」「IPO準備」「税務申告書作成」などが選択できます。

ただ、登録者全員がスキルチェックシートを埋めている訳ではありませんのでご注意ください。

また、最終ログイン履歴、転職回数、キーワード、希望年収など一般的なスカウトサイトにある検索方法は標準装備しています。
検索後の画面は、ログイン日順で表示されます。一度見た候補者はグレーアウトするため、無駄が減ります。

検索条件を保存しておけば、マッチする求職者の登録があった場合に通知を受け取れる機能もあります。毎日検索をかけなくても、通知があったタイミングでのみログインすればいいので、無駄な検索もしなくて済みます。

MS Jobsのスカウト配信機能は使いやすい?

MS Career scout

MS Jobsには、他のダイレクトリクルーティングサイトのようなターゲットリストが存在しません。また、タグもありません。

しかし、キープボタンがあるので、その場で送信できず現場や上長に相談したい人にはキープボタンを使いましょう。

また、候補者をクリックするとメモ機能があるため、そこに懸念点や送りたいポジションを書いておくと良いでしょう。

一斉送信が可能なため、特定の検索条件にヒットした人全員に送ることもできます。

MS Jobsの「会いたい」機能とは?

「会いたい」とは、スカウトよりもラフに求職者にアプローチできる機能です。
「気になる」(求職者側のブックマーク機能)をした求職者に対して、企業は「会いたい」を送ることができます。

「会いたい」を受け取った求職者は、メールでの通知に加えてマイページの「気になる一覧」に「求人がマッチングしました」と出てくるようになります。求職者に対して応募を促すような機能です。

また、「気になる」を押した方のIDから、検索をかけスカウトを送ることもできます。興味を持った候補者に絞ってスカウトを送ることができるので、返信率の向上が見込めます。

その他MS Jobsの機能や特徴

  • 候補者リストから必要な項目を選び、CSV出力が可能
  • 求人審査あり
  • スカウト済みの候補者のみに絞って検索が可能

まとめ

管理部門・士業の採用も、ダイレクトリクルーティングを利用して採用活動を行なっている企業が増えています。現在、BIZREACHやdodaダイレクト等の総合型のサービスが多い印象です。しかし、管理部門・士業領域に特化した採用支援サービスを30年以上に渡って提供しているMS-Japanが、ダイレクトリクルーティング領域にも進出したことにより、採用ニーズに合わせて使い分けることで、より効率的に必要な人材にアプローチができるのかもしれません。

初期費用はキャンペーン中のため無料であり、スカウト数が無制限という点で、現状導入企業数が総合型のサービスほど多くないため、これから導入企業数を増やしていきたいというMS-Japan側の意向が見え隠れしますが、導入企業が増えすぎていないこのタイミングでの導入もおすすめです。

実際利用する画面のUI/UXは改善の余地がありそうですが、専門性の高い登録者も増えて来ており、今後の管理部門・士業の採用手段として有効なものになっていくと思います。
まずは1〜2名の管理部門・士業のメンバークラス・リーダクラスの採用で導入してみるのがおすすめです。