Findy(ファインディ)の評判とは?エンジニア採用におすすめのスカウトサービス

スキル重視でエンジニア採用をしたいと考える企業が増えてきています。

Findy(ファインディ)は、GitHub上の活動に基づき、登録ユーザーのスキル偏差値を定量的表してくれるダイレクトリクルーティングサービスです。

今回はFindyの特徴や評判、使い方、採用成功ポイントについて紹介します。

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Findy(ファインディ)とは?

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運営:Findy株式会社
特徴:ハイレベルのエンジニア向け
利用企業:LINE, CyberAgent, Merpay, LayerXなど

Findy(ファインディ)とは、Findy株式会社が運営する、IT/Web系のエンジニアに強いダイレクトリクルーティングサービスです。

Findyでは、企業側が「いいね」を押し、求職者側が「いいかも」をした場合にはじめてスカウトが可能となります。

「いいかも」と反応のある求職者に対しスカウトをするため、従来のスカウトサービスより返信率も高く、効率的な採用活動が可能です。

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Findy(ファインディ)の特徴

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GitHubの開発履歴をもとにしたスキル偏差値判定

Findyでは独自のアルゴリズムを用いて、GitHub上のアウトプット量、他OSS/プロジェクトへの貢献度、アカウントの影響力などから「スキル偏差値」を測定します。

スキル偏差値により、エンジニアとしての実力を定量的に判断できます

幅広いWeb系エンジニア属性

Findyでは、フロントエンド、バックエンドの他に、SwiftやKotlinを使えるモバイルエンジニア、データサイエンティスト、インフラ、PdM/PMなど、さまざまな属性のエンジニアが登録しています。

サービス合計で、登録者は10万人を超えており、多様なスキルを持ったエンジニアに出会えます

ハイスキルなWeb系エンジニアの集客力を持つ

Findyでは、外部有識者を呼んだ技術イベントを頻繁に開催したり、エンジニアに関する独自メディアを保有していたりと、ハイスキルなエンジニアの集客チャネルを複数持っています

特にイベントは、数百〜数千人規模の集客を続け、リピート参加率も高いといいます。

カスタマーサクセスのサポートが充実

契約後は定期MTGがあり、求人票の作成から、採用戦略立案、最終的な候補者の内定出しまで、エンジニア採用に精通したカスタマーサクセスによる手厚い支援があります。

また、後述するユーザーサクセス面談済みユーザーの紹介も受けられます。

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Findy(ファインディ)の使い方

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①求人票を作成する

候補者にとって魅力的な求人を作成します。

②ユーザーに「いいね」を送る

ユーザーのスキル偏差値やプロフィールなどを見て、「いいね」を送ります。

③ユーザーから「いいかも」を受け取る

「いいね」を受け取ったユーザーの中で、企業に興味を持ったユーザーが「いいかも」を送り返します。

④スカウトメッセージを送信する

マッチングが成功した後は、カジュアル面談を実施するエンジニアにスカウトメッセージを送ります。

⑤カジュアル面談~採用

スカウトメッセージでのやり取りを通し、カジュアル面談を実施します。そのうえで採用選考を進めていきます。

Findy(ファインディ)の料金プラン

Findyの料金は、基本利用料(36万円~)と成果報酬(30%〜)の両方が発生します。

プランは2つあり、メンバー〜シニアクラス向けのベーシックプランと、ハイクラス向けのプレミアムプランがあります。

詳しくは、下記表を参考にしてください。

ベーシックプラン プレミアムプラン
基本利用料 36万円〜 60万円〜
成功報酬 30% 35%
いいね対象 スキル偏差値60台半ば以下 全エンジニア
想定年収 400~700万円 600〜1000万円
求人票下限年収 なし 600万円以上

ベーシックプランは、ハイクラスを除く登録者の85%にアプローチ可能なプランで、コスト感を抑えて採用したい企業におすすめです。

プレミアムプランは、登録者上位15%を含めた全員にアプローチができ、テックリードクラスのエンジニア採用におすすめなプランです。求人票の年収は600万円以上と制限があるので注意です。

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Findy(ファインディ)を導入するメリット

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ユーザーサクセスが手厚い

Findyでは、ダイレクトリクルーティングプラットフォームで採用活動を行える他、エージェント型のサポートも受けられます

そのため、カスタマーサクセスだけでなく、エンジニアのキャリア支援を行うユーザーサクセス担当者もいます。

ユーザーサクセスは、年間数千名超のエンジニアとキャリア面談を実施し、転職を考える方には、志向性にフィットした求人を案内しています。

導入事例では、「求職者とのキャリア面談を行うユーザーサクセスの方々がいるので、私たちの代わりにメッセージを伝えていただけるところも魅力的でした。」と語られています。

スキル偏差値を参考にスカウトを送れる

履歴書や職務経歴書などの情報ではなく、GitHubの情報をもとにスキル偏差値が割り出されているため、確かなスキルを持ったエンジニアに直接アプローチをすることができます。

なお、スキル偏差値は公式Xにて2023年8月にアップデートされたことが報告されており、様々な職種やOSS活動の開発スタイルに対応。算出ロジックの変更などが行われたことにより、より適正な値が出るようになりました。

推定年収測定機能がある

スキル偏差値に基づき、推定される年収が表示されているため、候補者と企業側の報酬面での期待値の調整ができている状態でスカウトを送る、受け取ることができます。

AIマッチング機能による工数の削減

AIが求人にあうユーザーを自動でレコメンドしてくれるため、候補者の検索にかける工数を削減できるのが魅力です。

効率の良いスカウトが可能

こちらから「いいね」を送り、「いいかも」が返ってきた候補者にメッセージを送るので、興味を持ってくれた候補者に絞ってスカウトを送ることができ無駄打ちが少なくなります。

スカウト文面を一人ひとりに合わせて送るのは大変な作業であるため、工数を削減しつつ効率の良いスカウト送付が可能となるのは嬉しいポイントです。

ソート機能が豊富

ログイン日順、おすすめ順、新規登録順で候補者を表示できる媒体は多いですが、Findyはそれに加えスキル順・コードをたくさん書いている順など多様な表示順序があるので、ターゲットを見つけやすいといった特徴があります。

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Findy(ファインディ)にデメリットはある?

GitHub利用状況に依存する

GitHub上でのアクティビティが少ないエンジニア、GitHub上で活動を公開していないエンジニア、日本国外のユーザーと見られる人のスコアはAIの自動判定から除かれてしまいます。

スキル偏差値の高いエンジニアは競争率が高い

当たり前の話ですが、ユーザーのデータがどの企業に対しても定量的に表示されているため、「いいね」を受け取るユーザーに偏りが生じ、偏差値の高いエンジニアとはなかなかマッチングまで繋がらないことがあります。

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Findy(ファインディ)の評判・口コミ

ここではFindyの評判・口コミを紹介します。

企業側の評判・口コミ

Findyさん運用はじめて1ヶ月弱、カジュアル面談複数終わって選考進んでる方も出てるのでだいぶ満足度高め。
CSチームの人にスカウトメールの中身も褒められたので引き続き頑張るぞ。 懸念点はDRの宿命だけどリストの疲弊かな。このあとどのくらい母数が恒常的に回復するか
X

Findy経由4通スカウト1名採用って考えるとかなり良い。(いいねはもっとしてるけど。)(X

Findyさん経由での入社される方が増えました。特別な何かが決め手というよりも、チームメンバーができる限り一人ひとりと丁寧に向き合ってくれていることが大きいのかなと思っています。(X

Findyの返信率が100%を超え続けていることへの驚愕を隠しきれない(自慢したい)(X

候補者側の評判・口コミ

Findyのスカウト無視してたんだが、意外としっかりGithubのリポジトリ見てるのな。(X

超久しぶりにFindyを開きなおしたら、ちゃんとしたスカウトメッセージがきていた。(X

三菱重工業株式会社、Findy使ってるのね。スカウト飛んできてビビった。(X

Findyのスカウトもわりとコード見てくれるので頑張ってほしいテンプレスカウトは無視してるけど(X

Findy(ファインディ)でエンジニア採用を成功させるポイント

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自社に必要なスキル偏差値の下限は要検討

スキル偏差値が高いほどいいねの受け取りは増えます。スキル偏差値の高い人だけにスカウトを反応は得られにくいため、自社としてどのスキル偏差値が最低限必要なのかしっかりと考え直すと良いでしょう。

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出典:Findyブログ

技術理解のある採用担当者が運用する

Findyではまず企業側がエンジニアのスキル偏差値を見て、気になったエンジニアに「いいね」を送ります。単純に偏差値が高いエンジニアに「いいね」を送るだけでなく、求人に合うエンジニアを見抜くためにも、技術用語や求めるエンジニア像について理解を持っている採用担当者が送る相手を選ぶことが重要です。

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金曜日を避けてアクティブなユーザーに「いいね」を送付する

検索条件の転職意欲の欄で「転職意欲が高いすべてのユーザ」を選択し、アクティブなユーザーにいいねを送りましょう。

アクティブユーザーは日々変わっていくため、1週間のうち、複数日に分けていいねを送るのが理想です。

金曜日は、どの企業も残っているいいねを使い切るため、送られるいいねの数が増加する傾向があります。他社からのいいねに埋もれてしまわないように、計画的ないいね運用をおすすめします。

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まとめ

Findyはエンジニアの採用に特化したサービスです。「実務経験豊富なエンジニアを採用したい」「即戦力となるエンジニアを採用したい」と考えている企業は、ぜひ導入を検討してみてください。

投稿者プロフィール

中島 大志
中島 大志株式会社VOLLECT CEO
「ダイレクトリクルーティングの教科書」著者。日経トレンディや東洋経済への寄稿も果たす。新卒でパーソルキャリア株式会社にてクライアントに対して採用コンサルティングに従事。その後、外資系コンサル企業の採用支援をする中でダイレクトリクルーティングの魅力に気づき株式会社VOLLECTを創業。スカウト採用支援実績は500社超。