エンジニア採用に特化した「Qiita Jobs」の特徴、料金や評判を徹底解説

Qiita Jobs

優秀なエンジニアを採用するためには、「エンジニアに特化したスカウトサービス」の導入がおすすめです。
この記事では、エンジニアに特化したスカウトサービスである「Qiita Jobs」の特徴について解説します。

なお、Qiita Jobsは2024年5月31日(金)をもって、サービスを終了しています。(「Qiita Jobs」サービス終了のお知らせ)

他のエンジニア向けスカウトサービスの情報を知りたい方は、「比較表付き!エンジニア採用で使うべきスカウト媒体16選!サービス選定のポイントも抑えよう!記事」をご覧ください。

本記事をご覧の方は、下記資料もおすすめです。

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エンジニアと企業のマッチングサービス「Qiita Jobs」とは?

Qiita Jobsとは、Qiita株式会社が運営するエンジニアと企業のマッチングサービスです。

日本は深刻なエンジニア不足により、優秀な人材採用に苦戦している企業も多いといわれています。
DX白書2021の報告によると、エンジニアに対して量や質ともに不足を感じている企業は約90%に達している状況です。

そのようなエンジニア不足の状況下で、Qiita Jobsのようなエンジニアに特化したマッチングサービスに注目が集まっています。
Qiita Jobsを活用したことで、「優秀なエンジニアを採用できた」という企業も現れています。

エンジニアと企業のマッチングサービス「Qiita Jobs」を活用して、優秀なエンジニアを確保しましょう。

Qiita Jobsにおける3つの特徴

Qiita Jobs

画像引用元:公式HP

Qiita Jobsの主な特徴を3つ紹介します。

Qiita Jobsの特徴を正しく理解し、上手に活用できれば、企業の求めるエンジニアを確保できるでしょう。これから、上記3つの特徴について詳しく解説しますので、ぜひQiita Jobsについて理解を深めてください。

日本最大級エンジニアコミュニティ「Qiita」との連携

Qiita

https://qiita.com/

Qiita Jobsは日本最大級エンジニアコミュニティ「Qiita」と連携しているため、効率的な採用活動を実現できます。

Qiitaとは、月間570万ユーザーが訪れる日本最大級のエンジニアに特化したWebコミュニティです。エンジニア自身の経験や情報を発信・共有する場です。

企業がQiita Jobsを活用すると、Qiita内におけるエンジニアの活動状況を確認できます。そのため、エンジニアのプロフィールや発信情報などを参考に、企業とマッチしそうな人材へアプローチが可能です。

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Devトークによる企業に関心度の高いエンジニアと交流が可能

Qiita Jobsにある、「Devトーク」とは、Qiita Jobs登録ユーザーとサービス利⽤企業に所属するエ ンジニアが特定のテーマを軸にマッチングし、知識共有や交流ができる機能です。このような気軽な⾯談をうまく活かすことが出来れば、採⽤にもつながり ます。

企業は、Devトークを活用して、エンジニアの関心がありそうなテーマを発信しましょう。興味関心を持ってくれるエンジニアが話に参加してくれれば、採用につながる可能性もあるでしょう。

Qiitaのデータを活用したチャットリクエスト機能

「チャットリクエスト」を送り承認されるか、候補者から「気にな る」が来た場合のみやりとり(チャット)ができます。⾃社に興味 のある⼈とだけのやり取りに限定されるので効率的です。 ただ、チャットリクエストには任意で求⼈の紐付け、メッセージ、 リマインド⽂⾯をセットすることができるので、そこを埋める場合 はスカウトと⼤して変わりません。

Qiita Jobsを活用するメリット

Qiita Jobsを活用するメリットは、主に2つあります。

初期コストがかからない
Qiitaで自主的に発信をしている優秀なエンジニアが多い
エンジニアスキルのレベル別検索ができる

エンジニアに特化したスカウトサービスを利用する際は、費用面やスカウト候補者の質の高さなどが求められます。
実際に、Lancers(株)やルームクリップ(株)などはQiita Jobsのメリットを生かした利用をしています。
Qiita Jobsのメリットを把握して、導入の判断材料にしましょう。

初期費用がかからない

Qiita Jobsは、初期費用がかからないスカウトサービスです。競合他社におけるスカウトサービスの多くは、初期費用で一定額を要求します。

qiitajobs_price

上表のとおり、Qiita Jobsやpaizaに関しては初期費用がかかりません。一方で、FindyやGreen、LAPRAS SCOUTは一定の費用が必要です。
初期費用を抑えたい企業にとっては、Qiita Jobsやpaizaを検討するのもいいでしょう。

エンジニアスキルのレベル別検索ができる

Qiita Jobsはエンジニアスキルのレベル別検索が可能です。
レベルは主に3つに分類され、ANDやORで検索もできます。

エンジニアスキルのレベル

qiitajobs_level

Qiitaで自主的に発信をしている優秀なエンジニアが多い

QiitaJobsのユーザーはQiitaを用いて技術関係の知識を発信しています。そのため、自学的なユーザーが多く集まっています。

Qiita Jobsの活用における注意点(デメリット)

Qiitajobs_demerit

Qiita Jobsを活用する際の注意点(デメリット)について紹介します。

・Qiita Jobsを利用しているエンジニアが少ない
・エンジニアのスキルを的確に判断する知識が求められる
・Qiita Jobsのアクティブユーザーを発信しにくい

Qiita Jobsにおける注意点を理解した上で活用できれば、より採用効果の見込めるサービスになるでしょう。
企業の適した使い方によって、エンジニア採用に取り組むことが大切です。
それでは、注意点を1つずつみていきましょう。

Qiita Jobsを利用しているエンジニアが少ない

qiitajobs_user

Qiita Jobsを利用しているエンジニアはそこまで多くありません。Qiita Jobsを利用できるのは、「Qiitaユーザー」に限定されています。

現在、Qiitaの登録者数は75万人です。75万人の中から、就職や転職を希望しているユーザーはさらに減ります。

したがって、多くの母集団を形成したい企業にとっては不向きなサービスです。しかし、エンジニア数名の採用と限定的な採用活動をする企業にとって、Qiita Jobsは扱いやすいといえるでしょう。

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エンジニアのスキルを的確に判断する知識が求められる

採用担当には、エンジニアのスキルを判断する知識が求められます。エンジニアは専門性が高く、スキルの見極めが難しい職種です。

企業の採用担当は、エンジニアの経験者でない場合が多いでしょう。エンジニアの経験がない採用担当が、仕事に必要なスキルを判断するのは困難です。

対策法としては、現場のエンジニアに採用選考に加わってもらったり、簡易テストを設けたりするなどが挙げられます。しかし、優秀なエンジニアを確保する上では、採用担当がスキルを正しく判断できる知識を持つべきでしょう。

Qiita Jobsのアクティブユーザーを発見しにくい

search_login

Qiita Jobsではログイン情報を確認できないため、アクティブユーザーを発見しにくいデメリットがあります。採用担当が「優秀だ!」と思ったエンジニアにチャットを送信しても、返信がないこともあるでしょう。

ユーザーを最新のログイン順に並び替えることはできますが、具体的なログイン日は把握できません。そのため、アクティブユーザーかどうかは、エンジニアのプロフィールや活動状況から判断する必要があります。

採用担当は、Qiita Jobsで候補となるエンジニアを絞ったら、こまめにエンジニアの動向をチェックするようにしましょう。

Qiita Jobsの料金について

Qiita Jobsにおいて、初期費用は一切発生しません。
完全な成果報酬型であることが、Qiita Jobsの特徴です。

実際の成果報酬は以下のとおりとなっています。

Qiitajobs_reward

初期費用が発生しないため、簡単に採用活動を始められるのもQiita Jobsをおすすめする理由です。
採用活動のコストを抑えたい中小企業や、スピーディーな採用を求めるベンチャー企業にとっては効果的でしょう。

また、他のスカウトサービスと料金比較についてもまとめました。

Qiitajobs price

FindyやGreenの特徴について詳細を知りたい方は、以下リンクから参照ください。

Findyの特徴はこちら
Greenの特徴はこちら

Qiita Jobsの活用をおすすめする企業

Qiitajobs_conpany

Qiita Jobsの活用をおすすめする企業の特徴は以下のとおりです。

迅速に優秀なエンジニアを確保したい
20〜30代のエンジニアの採用を目指す
エンジニアと密なコミュニケーションを図りたい

Qiita Jobsを活用すれば、上記3つの内容は実現可能ですので、参考にしてください。

優秀なエンジニアに積極的にアプローチしたい

企業によっては、迅速にエンジニアを確保しなければならないという状況があるでしょう。
Qiitaのプロフィールや情報発信の内容をもとに、企業側から候補者を絞ってアプローチできるため、企業の求める人材から大きく的外れになる心配もありません。

通常の採用手順の場合、求職者からエントリーされる必要がありますが、Qiita Jobsは企業側から積極的にアプローチできます。

迅速な人材確保をしたい企業は、Qiita Jobsの利用をおすすめします。

20~30代のエンジニアの採用を目指す

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20〜30代のエンジニアの採用を目指している企業は、Qiita Jobsの活用がおすすめです。

Qiitajobs_20

(引用:エンジニア白書2021)

エンジニア白書2021*によると、18〜34歳のエンジニアが全体の約6割を占めると報告されました。*Qiitaユーザー約3,000人に実施したアンケートです。
アンケートの結果から、Qiitaを利用しているエンジニアの属性は20〜30代が多いことがわかります。

エンジニアと密なコミュニケーションを図りたい

Qiita Jobsの活用で、エンジニアと密なコミュニケーションが図れます。Qiita JobsにはDevトークというコミュニティがあり、エンジニア同士で気軽に相談や情報交換などが可能です。

さまざまなエンジニアと交流できるため、自社とマッチしそうな人材も見つかりやすいでしょう。また、個別にチャットリクエストすれば、1対1でやりとりができます。

Qiita JobsのよくあるQ&A

Qiita Jobsを活用する上で、よくある質問をQ&A方式でまとめました。
Q&A項目は以下3つ。

No. 質問内容
1 Qiita Jobsを活用すれば優秀なエンジニアを確保できますか?
2 Qiita Jobsの操作は簡単ですか?
3 Qiita Jobs以外の採用媒体は活用するべきですか?

Qiita Jobsの導入を検討する際の参考にしてみてください。

Qiita Jobsを活用すれば優秀なエンジニアを確保できますか?

結論からいうと、企業の使い方次第でしょう。
優秀なエンジニアとは、企業によって定義が異なります。企業の求めるエンジニアのターゲットを明確にし、的確なアプローチを心がけましょう。
エンジニアが求めることを企業が提供できれば、優秀なエンジニアを確保できます。

Qiita Jobsの操作は簡単ですか?

Qiita Jobsの操作方法は、単純で扱いやすいです。
求人情報は必要な項目を入力して、審査に通過すれば掲載されます。
また、チャット機能を活用し、エンジニアと直接やりとりできるので面接などの段取りが可能です。
メッセージの送信も容易にできますので、ぜひ試してみてください。

Qiita Jobs以外の採用媒体は活用するべきですか?

基本的には、採用媒体が多いほうが優秀なエンジニアを確保できる期待度も上がります。
しかし、企業が採用したいターゲットが十分にいるかどうか調べておきましょう。企業の求めるエンジニアがいない採用媒体は、無理に活用する必要はありません。
各企業に合いそうな採用媒体を活用しましょう。

まとめ|エンジニア採用なら「Qiita Jobs」のようなスカウトサービスを活用しよう

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優秀なエンジニアを採用したい企業は、「Qiita Jobs」のようなエンジニアに特化したスカウトサービスを活用しましょう。

Qiita Jobsの強みは、日本最大級のエンジニアコミュニティである「Qiita」のデータを利用できることです。
また、初期費用もかからないため、採用活動に多くの予算を充てられない企業にとっても扱いやすいでしょう。

手遅れになる前に、Qiita Jobsのようなスカウトサービスを活用して、優秀なエンジニアを確保しましょう。

弊社では、Qiita Jobs以外にもエンジニアに特化したスカウトサービスの特徴や費用などをまとめた資料を作成しております。エンジニア採用を強化したい企業は、ぜひ「ITエンジニア採用向け スカウト媒体徹底比較レポート」をダウンロードしてください。

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投稿者プロフィール

中島 大志
中島 大志株式会社VOLLECT CEO
「ダイレクトリクルーティングの教科書」著者。日経トレンディや東洋経済への寄稿も果たす。新卒でパーソルキャリア株式会社にてクライアントに対して採用コンサルティングに従事。その後、外資系コンサル企業の採用支援をする中でダイレクトリクルーティングの魅力に気づき株式会社VOLLECTを創業。スカウト採用支援実績は500社超。